怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

たまにはおいしいものがある我家

2013年03月02日 | 食べ物
夏に収穫したベリー類のほとんどは冷凍保存される。冬の間に何度かジュースやジャムを作るのだ。
収穫直後にも作るのだが、量が膨大なので数度に分ける様子。

これはラズベリージャムだ。冷凍庫から取り出された凍ったラズベリーで初めにジュースを作り、残りカスでジャムにする。

この作業に私は呼ばれない。義父が手伝うのが伝統となっている様子。

異様にたくさん作るが、これらはちゃんと1年以内に消費される。夫と私はほとんど口にしない。
ドイツ人の一人当たりの莫大な砂糖消費量がこのジャム作りでも容易に想像できるだろう。ちなみに義両親たちはかなりスレンダーで、大きな病気もせずおおむね健康である。


興味があって、鍋に残ったものをもらった。口にしてびっくり。おいしいまだ熱い出来立てラズベリージャムは素晴らしかった。
義母に向かって盛大な賛辞を贈ると、彼女は答えた。
「そうよ、これはデリカテッセですからね」
え?デリカテッセって?? すぐにりす部屋で辞書を引くと「おいしいもの、デリカテッセン、高級食料品、すばらしいもの、絶品」とあった。
ラズベリージャムは貴重品だったのか?デリカテッセって、デパ地下って意味じゃあなかったのかい?
またぐるぐると思考が始まったが、デリカテッセ=ラズベリージャム=激ウマ、ということにしておこう。

たまにはおいしいものがあるウチだ。盛大に自慢に思うことにしよう。
ただし、このジャムも冷えるとただのジャムにしか感じない。
暖めて食べるか~うほほほほほほほほほほほほ~



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今回はヨーロッパ生活情報らしい記述となって、私も満足・・・、ということにしておこう。
現在何位かは、クリックして画面が変わって10秒位すると右下に表示される。たいして重要じゃあないが結構面白い。