怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ゲロ女、りす その2

2013年04月28日 | 近隣の人たち
今週末は誕生日パーティに出席した。
 
湖畔の某グループが所有する簡易な建物で開催されたのはいいのだけど、この日は寒くてね・・・
17時開始と知らされていて時間ぴったりに行くと、食事の開始は18時30分と言われた。
それまでほとんど初対面の人々と歓談して過ごすのだが、寒くて辛かった。この前日はとても暖かかったのだ。不安定なドイツの気候、春夏もコートやセーターを手放せない。寒い中での屋外パーティも頻繁に開かれる。
 
すっかり身体が冷え切ったところでケータリングサービスの料理がやってきた。

ドイツ人の誕生日、招かれた人たちのほとんどがドイツ人なのでドイツ料理なのは当然かな。



この肉塊を私は取ることができなかった。決して菜食主義者ではないのだが、肉料理は苦手な私。
でも、これを書いている次の日になって「ちょっと食べてみればよかった」と後悔しているところさ。ウチではこんな料理しないし、外食時もまれで、したとしてもこんな肉を自分から選ぶことは皆無だし。
 
屋外の寒さのせいで、室内で食事することとなった。左は夫の皿、右は私。手前の黒っぽいものはじゃがいもを薄くスライスして重ねて焼いたもの。オレンジジュースは夫の。私はビール・・・これがテーマの今日の記事。
 
デザートはアップルパイと、ムース。私は一口も食べることができなかった。
  
食後は炎を眺めながら歓談。

タイトルが「その2」とあるが「その1」は約2年前に起こった事件で、あまりにも汚くて恥ずかしいので限定公開となっているぅ~
食事中はビールを飲んだ。300ミリリットルくらいのグラスだったと思う。一口試して「これは旨い!」と喜び、寒さにさらされたせいで増長された食欲とともにガンガン飲んで食べた。
食後しばらくすると、どうもおかしい・・・
おおっ、またやってしまった!!とすぐに後悔した。
ビールがおいしく感じるときは注意しろ、と私の今までの人生で何回も経験したのに。
次第にちゃんと座っていることができなくなり、夫ともに外のベンチに横になって休んでいた。
が、その程度ではすまなかった。青い顔をしてトイレに駆け込み、ガンガン飲み食いした内容物の約3分の一程度を嘔吐した。
「その1」ではレストランの客席のその場で嘔吐したものだ。トイレがやたら遠いところにあったこと、バッグの中にたまたまビニール袋があって、それが「ゲロ袋」の代わりになってくれたことが幸いしちゃったのだ。
そのレストランはあの日から約1年後に閉店してしまった。同席したドイツ人E子さんは「りすさんが吐いたからじゃなあいから安心して」と今でも慰めてくれるのが複雑な気分だ~
そういうわけで、ちゃんとトイレに行けたのは不幸中の幸いだったとしか言いようがない。すでに暗くなった戸外のベンチの上で横になっていたのでそれほど周囲に気づかれなかったのもよかった。

夫は「車を運転しますから飲みません」ときっぱりと断ることができる。提供する側が「一杯くらいいいじゃあないですか」と勧めても(これはドイツでは許されているのか?)絶対に飲まない。
外出時は必ず車で移動の夫は、外で飲むことはほとんどないのだ。
わたしも彼を見習って「具合が悪くなりますから飲みません」と断りたいのだが、「どんな味だろう」という好奇心の方が強く、なかなか断りきれない。
アルコールを外出時に飲むときはゆっくり飲むことも気をつけているのだが、ビールだとついついペースが速くなりがちだ。

「その3」を書く羽目にならないよう、私にアルコールを勧めるのは避けて欲しいと他人にお任せしたい。ずるいぞっ、私!うほほほ~



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前回呼ばれたパーティではマティーニを上手に飲みきって上機嫌で過ごせたのにぃ・・・悔しいりすにクリックを!