怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

スプーンとフォーク

2015年06月12日 | 家族
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義両親たちは昼食に昨日の残りのイチゴ入りヨーグルトソースとパスタを食べることになった。私はそれを聞いてすぐに自分のパスタソースを作った。
「今日のパスタはナイフでは食べにくいからスプーンとフォークを出しなさい」と義母が言った。
ほおぉ~、それは東南アジア風ね。

でも、麺類にイチゴソース(当然甘い)を食事で食べる国は、アジアにはほぼないだろう。

私は手抜き(市販の調味料製品)肉抜きチリコンカルネを作った。
せっかくスプーンとフォークを出したのに、義父は右手にフォークだけ、義母はソースと麺を混ぜるときにだけ両方使って、食べるときはスプーンだけだった。
私だけ、ちゃんとアジア風に右手にスプーン、左手にフォークを使った。

食堂のバラは他のに変わっていた。ピンクのこれ、かわいい。

普段の食事は食堂を使わず、台所のテーブルで食べている。気をつけないと見ること無しにしおれているか捨てられているバラ。

午後にはイチゴ冷凍作業の手伝い。
 
いくらなんでもイチゴケーキが4回続くと拷問だ。今年のウチのイチゴの収穫量は良好だそう。「うれしいな、生イチゴをたくさん食べたい」とつぶやいたら「自分で摘み取るならいくらでも食べてっ」と義母の返事が来た。
畑仕事、少しはやってくれよーの叫びだったのだろう・・・・

振り返って、台所の窓から見える木にクロウタドリ。くちばしが赤かった。イチゴをくわえていたぞ。窓の近くにある巣に運ぼうとしているところだった。義母は鳥が食べないようにイチゴを網で覆っていたのだが、とうとう網をくぐってしまった様子。
こうして、ウチ周辺に住むクロウタドリはイチゴの味と色を覚えて、代々ウチのイチゴを盗み続けるのだろう。
いいビタミン源だものねぇ。