里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ヒオウギ

2007年07月06日 | 庭の山野草
畑のヒオウギが咲いた。
原種か栽培種かはっきりしないが、確かに葉の形が公家が儀式の時に持つ桧扇に似
ていて、言い得て妙な名前だ。

この桧扇なる名前は、他にもヒメヒオウギ、ヒメヒオウギズイセン、ヒオウギズイ
センの他にヒオウギアヤメなどにもつけられていて、何が何だか分からなくなって
しまう。

ヒオウギ(アヤメ科、ヒオウギ属)
本州以南の日当たりの良い山野に自生する多年草。  中国原産の説もある。
名前の由来は、葉の形が桧扇のように見える事から“ヒオウギ”と名づけられ、光
沢のある黒色の種子は“烏羽玉”、“ぬば玉”などと呼ばれる。

花びらは6枚で黄赤色、内側に暗赤色の斑点がある。
鑑賞用に栽培され、赤色花のベニヒオウギ、黄色花のキヒオウギ、花と葉の間隔が
詰まったダルマヒオウギなどもある。

(ヒオウギの名前がつく花達)
ヒメヒオウギヒメヒオウギズイセン