雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

LEON

2025-01-24 | 映画


1994年の映画。
今から30年くらい前の映画にもかかわらず名作として語り継がれている。
一応、当時も観たのだが、それほどまでだったかな? と思いながらも、月日が経つごとに「名作」と言われ続けている。
なので、およそ30年ぶりに観たのだが、ああこれは凄いな、と普通に思った。
なんとなくの内容は30年経とうが覚えていたが、とにかくやばかったのがナタリーポートマン。
きっとロリコン適正でなくてもこのナタリーポートマンにはやられる。マジで魅惑の眼力が男を狂わせるぜ!

80年代、90年代、この頃の映画で繰り返し観た映画はもちろん、当時話題の映画をもう一度鑑賞すると、その時感じられなかった思いが、ようやくこの歳に至って見つけられるのが、なんとも気持ちいい。
色褪せることのない名画、の一つ。
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PERFECT DAYS

2024-12-20 | 映画


アマプラ開いたら飛び込んできたので速攻鑑賞。
いや、相変わらずいいっすね、役所広司様。
何の変哲もない日常生活を送りたい、送っているつもりでも、少しずつずれたり、大きくずれたり、でもそれが日常。同じ毎日なんて無い。その戸惑いも喜びも、表情一つで表現してしまう、役所広司様。
最高です。
なんだかこの映画を観たあとは、とりあえず穏やかな日常の間合いみたいなものを見つけたくなります。
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2024-12-05 | 映画


北野武作品の『首』を観た。
ものすごく期待していて、その期待以上のものが観られた幸福感というのは、なかなか得られるものではないが、やっぱり北野武作品は、いつだって得られる。
本能寺の変といえば、幾度となく作品化されていて、どれだけその歴史を捻じ曲げず、納得させる物語に仕上げるかに見どころがあると思うのだけれど、この『首』に関して言わせてもらえば、歴史マニアもうなずけて、尚且つ物語としてとても魅力に溢れている。
なるほど、こういうアプローチでの織田信長以下の人々かぁ、とワクワクさせられる。
時に残虐な描写もその時代を象徴し、時にユーモラスな描写もまたその時代の象徴の様に思えて、リアルを感じる。
あれほどの血生臭さをエンターテインメントにしてしまえるのは、北野武監督唯一人だと思う。
とにかく、面白かった。
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない

2024-10-22 | 映画
青ブタシリーズが好きだ。
今作のランドセルガール麻衣さん、可愛い。でもやっぱり大きい麻衣さんが、いい。
でもでも、好みのタイプは双葉理央。
まあ、作中出てくる女の子、みんな可愛い。
なんていうか、あの全体を覆っている空気感が好き。
まだまだ続きがあるので、楽しみに待つとしよう。

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峠 最後のサムライ

2024-10-02 | 映画


幕末。
まさに時代が変わる、日ノ本が変わろうとしていた。長きにわたり続いてきた徳川幕府、すでに真の侍スピリッツも失われつつあったであろう、それでも最期まで侍として人生を全うした方たち。その熱さに胸が震える。
幾人ものラストサムライの一人、越後長岡藩牧野家家臣『河井継之助』の物語。
幕末ものとしてはあまり知名度が低いであろうが、観ているとそんなことはどうでもよくなる。
とても魅力的な人物を、これまたとても魅力的な役所広司さんが演じる。
もうそれだけで素晴らしいのです。
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碁盤斬り

2024-09-22 | 映画


やっぱいいですね、時代劇。
大河ドラマとかとは違って、こういう江戸の時代劇。
子供の頃はテレビでもたくさん放送されていた。
水戸黄門、大岡越前、遠山の金さん、暴れん坊将軍、銭形平次、隠密同心、必殺シリーズ・・・どれもよく観ていた。
最近ではほぼ映画でしか時代劇を観ていないけれど、先日観たのが『身代わり忠臣蔵』だったので(これはこれでとても面白かった)久しぶりに重厚な時代劇に胸が熱くなった。
『碁盤斬り』このタイトル回収シーンの草彅剛が凄まじい。
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ビリギャル

2024-09-20 | 映画

ずうっとずうっと、観よう観ようと思っていて、なかなか観ない映画が沢山ある。そのなかのひとつ『ビリギャル』を、ようやく観た。
たいてい、観よう観ようと思っていて永年温めた末、鑑賞したら「ああ、なんでもっと早く観なかったのか・・・」という心境に陥るのだが、結果オーライ! きっとその時が観るべきタイミングなのだよ、って思うことにしている。なんせそのときそのとき、気分が違うのだから、「いざ、この時」が一番なのだろう。
で、『ビリギャル』
いい映画でした。なんか、結果が分かっているのに、こんなにも熱く泣けるって、かなり脚本が良いんですね。
そして私の心の恋人、有村架純。
10年前の初々しさ、マジ可愛いわ。
とにかく色々な意味でまとまりがある、いい映画でした。泣きました。
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聖の青春

2024-09-06 | 映画


以前、観るに至ったのは単に将棋が好きだから、将棋の映画なら面白そう。そんな軽い感じで観たら、その業の深さにやられて号泣。
それから時を経て、この「聖の青春」が自分の中でクローズアップされた。
と、いうのも先日、あるテレビ番組で作家の町田そのこさんが号泣した本ということで紹介していた本が「聖の青春」であった。
映画はもう観ていたので、号泣するのは分っている。しかし原作は読んでいないので、ならば原作でも泣けるか試してみようと、図書館で借りてきたのだけれど、これはもう泣くとか泣かないのレベルではなく、人生におけるもっとも大切な死生観みたいなものがひしひしと伝わってきて、ああもう! もっかい映画観たい! ってなって再観。
きっと、こんなにこの物語に惹かれるのは、全てをかけた人生の魅力なのではないかと思う。ときに「命を懸けて」なんて言葉は陳腐になってしまうものだけど、村山聖においては、まさに命懸けで勝負に挑んでいた。だからこそ熱い想いが伝わってくる。
人の一生、短いとか永いとか、それよりもいかに想いを燃やし尽くせるか、燃やし尽くせたか、で考えたい。
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攻殻機動隊

2024-08-25 | 映画


田中敦子さん追悼の意を込めて、観た。
改めて観ると、なんともすごい作品だな、と思った。
これが1995年、ほぼ30年前というのが、まさに驚愕。
当時、映画館に観に行ったけれども、確かにその時も「スゲーな」とは思ったものの、なんか今観て改めて凄さが解る。
それにしても、やはり草薙素子は、いい。田中敦子さんの低めで艶のある、あの声。思春期に聞いてから、ずっと心に刻まれている。
最近では、『葬送のフリーレン』でのフランメで最高の声を拝聴させてもらいました。
フランメの声を、もっと聴きたかったけれども、その限りの中で輝いた、同じ時代にそれを共有できたことに、誇りと感謝でいっぱいです。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
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聲の形

2024-08-21 | 映画

観るのは二回目だ。
2016年作品ということなので、きっとそのあたりで観ているのだが、実際あまり記憶にない!
でも、何となくの概要は覚えているし、涙した記憶も、ある。
しかしながら、現在の自分が観た感想は、やっぱり号泣。きっと同じ場面で泣いてたんだろうな、数年前の俺も。
それでもきっと、最初観たときよりも、深い想いで泣けてたと思う。
あんまし覚えてないんだけれども、重ねた年齢の分だけ、また想いも重ねられているような気がする。
すごく、若い子たちに観てもらいたい内容なのだけれども、その過ちや尊さに気付くのは、やっぱり歳をとってからなんだよね。
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DOGMAN

2024-08-18 | 映画


きっと、サブスクあるあるだと思うが、「あ、これ観たいな」とウォッチリストに入れてなかなか観ない、というやつ。
先日、お盆時期だからかGEOでレンタルDVDが100円の期間があった。ほぼほぼネットで観ているので以前ほどレンタルはしないが、新作などはたまに借りる。
妻もまあ、観たいのがあって一人で借りに行ったのだが、その際、以前私がボソッと呟いた「ドッグマン観たいなぁ」と言ったこと覚えていたらしく、LINEで「ドッグマン借りる?」と。
それに気付いたのが一時間後。
「アマプラで観れるよ」
と返信したら「マジか。借りた」と。
まあ、いいよ。とりあえずウォッチリストに入れて全然観る素振りも見せてなかったのだから、いい機会だ、観ますよ。
で、どっちで観るか一瞬迷った(まあ、どっちでも損得関係ないのだけれど)
DVDで観ることにした。そのほうが損しない気がした。
ああ、でも、観たら、なんでもっと早く観なかったのか! こんな良い映画を! と思った。そしたら妻にも話してて、こんな無駄は起こらなかっただろうに、なによりウォッチリストに溜め込んでおく、言わば気持ちの焦り? いつ観るんだよ! 的な自分自身との葛藤みたいな・・・あるあるじゃあないですか? サブスクの。

とにかく観ようと思っていたものをなかなか観れずにいたものを、嫁さんのおかげで観れて、尚且つそれが良い映画だったという話であって、『DOGMAN』の内容には一切触れていませんが、久しぶりになんかいい映画だったな、って思いました。
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

2024-08-02 | 映画


これ絶対泣く奴やん。って、もう前振りから設定までどうしったって泣く奴でしょ? そう分かってて、もう鼻水が、涙が、切なさが、止まらない・・・。
やっぱり日本人として、というよりも、人間として、八月になると必ずこの手の映画を観るようにしている。
それは『火垂るの墓』であったり『この世界の片隅に』であったり、とにかく忘れてはいけなし、繰り返してはいけない、人類の行為でとにかく愚かな歴史を常に心に定めておくうえで、必要なジャンルだと思う。
この映画で、多くの若者たちが涙したと聞いた。
それならば、人の気持ちというものは、時代や世代によってどうこうなるものでもないのだな、と思う。
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キッズ・リターン

2024-07-19 | 映画


好きな映画って、ほんと何回観ても好きだ。
何回観たかはもう覚えていないが、とにかく数年ごとに北野武作品を観たくなる。
去年は『アウトレイジ』シリーズ三作一気観して、ただただ息を吞み、深く感じ入った。
そして何がきっかけかは分からないけれど、唐突に「キッズ・リターンが観たい!」
と思い借りてきた。
ほんと、何年かぶりに観て、やっぱり、いい映画だなぁ、って。
それでも昔、若かりし頃に観たときの感覚とは違った視点でこの映画の良さを捉えられた。
「キッズ」に肩を並べていたあの頃、「キッズ」を幼いバカにしか見なかったあの頃、「キッズ」を懐かしく羨ましく思ったあの頃、様々な時代で鑑賞し様々なやるせなさを刻んでくれた映画が、今はとてもすんなり胸に落ち着く感じ。というか、今まで思い至らなかった様々なシーンが、今更ながら突き刺さった。

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そして、バトンは渡された

2022-07-30 | 映画


やべぇ、ゲボ出るかと思うぐらい泣けた。
原作読んだときも、もちろん泣いたけれども、まあ映画になっても内容は解ってるし、それほどの感動は期待してないわー、て、なんなんこれ! 嗚咽!
なんかスッキリしたわー。
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TOVE

2022-07-08 | 映画

ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンのお話。
ムーミンは、子供の頃テレビでよく観ていた。だからムーミン=岸田今日子になっている。
とにかくあの頃は、「バーバパパ」とか「ポパイ」とかの海外発のアニメに釘付けになっていたなぁ。
だからもうDNAにスナフキンの生き様が刻まれている感じ。
そんな彼らの原作風景に触れられる映画でした。


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