雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

tokyo blues 完結編

2007-07-31 | 旅行
 さりとて、浜松町に着いたところで何処へ行くあてもなく、駅北口から出て辺りを見上げれば、ビル、ビル、ビル。しかし、その切れ間から霧雨で上部が霞んだ東京タワーが見えました。
 おおっ、昨今の東京タワーブームが鼻につき、やや意固地になって「東京タワー?見んでもいいさー」とぬかしていたが、遠くからでも、多少霞んでいても、やはり田舎モンにとっては東京のシンボルと感じてしまうんでしょうか?なんだか感慨深げに眺めていました。

 しかし、それも束の間のこと、すでに歩き疲れて、そこら辺をウロウロする元気も余裕もないので、六時過ぎくらいに空港へ行こうと考えていましたが、もう行っちゃうか、と一時間ばかり予定を繰り上げることにして、モノレールへ乗り込みました。

 モノレールでグングン空港へ向かってゆくと、なんだか、あぁ・・・もうすぐ帰るんだよなぁ・・・と安堵と寂しさが入り混じった複雑な感情がジワジワと込み上げてきました。

 去年もそうだったけど、今回も電車に乗っているときは「この車窓から流れる景色を目に焼き付けておこう!」という勢いでずーっと外を見つめているんですが(流石に地下鉄では外は見ません。女子高生とかオネェチャンをチラ見しています)最後のモノレールから流れる景色はぼんやりと眺めているにもかかわらず、思いのほか胸に焼きついているようで、今でも鮮明に思い出せます。
 たぶん、「フッ・・・」と気負いの抜けた気持ちの穴に「スルリ」と入ってきたんでしょうね。

 さて、空港に着いてからも、なんやかんやとウロウロしていたんですが、どうやら予定通り飛行機も飛ぶということなので、とりあえず腹ごしらえでもしておこうと、お食事フロアへ。
 そういえば今回の旅行記、やたら食いモンの話ばかりしたなぁ、と、まぁでも、旅行といえば、やはり普段とは違う食事になるもので、それは書いておきたくなるものであって・・・。
 で、私はオムライスを、妻はベーグルなどを食べて、疲れもかなり出てきたんでしょう、帰りまでの時間をなんだかボーッとしつつも、妙に落ち着かなかったり、とても曖昧模糊な時を過ごしていました。

 ほどなく飛行機に乗り込み、離陸。来たときとは逆に地上に瞬く無数の光が遠ざかってゆく様を見ていると、家に帰る安堵感よりも、やはり日常に戻ってしまうなぁ、という切なさというかやるせなさみたいな、そんな感情のほうが強く胸に溢れていました。

 そして無事、小松空港へ降り立ち、車で帰る道々、お互いにしんみりとこの二泊三日で巡った場所での情景や出来事などをポツポツと喋りあいながら、「あぁ、あそこへ行けばよかったねー」「あぁ、あの場所へも行きたかったなー」などと、今更ながらなことを口にして、最後には「また、行こうよ」と、頷き合い、またその日がくるまでの、二人の日常と生活が在るべき場所へと帰っていったのでした。

 
 旅行というのは、ちょっとしたものでも結構疲れたり嫌な事などもあったりするけれど、その分、色々な体験ができ、色々なものを見て、聞いて、肌で感じて、普段の生活の中では味わえない様々な想いや考えに出くわし、めぐり合えるので、半月経った今だからこそ言えるのかもしれないが、やっぱり、いいなー、って、心から、そう思える。

 でも次は、もうちょっとのんびりとした旅をしたいなー、とも、思っているのであった・・・。


 -了-

 
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tokyo blues ⑨

2007-07-30 | 旅行
 このシリーズ、いったいいつになったら終わるのでしょう・・・。

 そんな悩みを抱きつつ、気を取り直してイッてみよー!!!

 。。。☆彡


 上野へ向かうべく溝の口駅へ戻った際、飛行機の運行状況などを確かめておこうと、駅構内の公衆電話で羽田空港に問い合わせの電話を入れてみる。
 電話は妻に任せ、私はというとコインロッカー前でずぶ濡れになった靴下を履き替えている今にもパンツが見えそうな女子高生をガン見する。
 ふと、向こうから歩いてくる若い駅員のオニィチャンの視線の先もその女子高生であることに気づいて、私たちはひと時、アムロとシャア、そしてララァのような気分でニュータイプな想いに耽る(いや、たぶん、オレだけか・・・

 それにしても、かなりきわどいのだが、なかなかパンツは見えない。そんな宇宙を漂っていた私の精神を妻がきつく呼び戻す。オマエはアルテイシアか。。。

 妻が言うには、夕方のフライト予定などはまだ解からないらしい(夕方のブライトの予定・・・しつこいですか?ガンダムネタ)
 しかし、午前中の便はなんの支障もなく予定通り飛んだので、たぶん大丈夫だろう、と結論して上野へ向かうことにしました。けっこう、遠かったです。

 上野駅から出ると小雨と霧雨の間のような様子。わざわざ傘をさすまでもないくらいの天候でした。
 ですからそのまま、雨は気にせずアメ横へ(←オヤジギャグです♪)向かいました。

 とりあえず、通りに並ぶ店々をチラチラと値踏みするかの如く見送り、ざぁーっと一通り回って、また引き返してみたり、あっちへ行ってみたりこっちへ行ってみたりしながら、洋服や乾物などをチョコチョコ買いました。

 買い物を終え、ホクホクしながらそぞろ歩き、そこで目についたカフェ(サンマルクカフェ)へ入り、ひと休み。
 私はブラックコーヒーを、妻はゆず茶を頼みました。
 それにしても、前日は不味いコーヒーばかりにアタリましたが、この日は美味しいコーヒーばかりにアタリました。前日が不味かったから、よけい美味しく感じられるのでしょうか?

 一服し終えた私たちは少し小雨がちらつく中、上野公園へと足を運びました。
 
 不忍池は蓮の葉と花でいっぱいでした。

 さて、これからどうしましょう?まだ空港へ行くには早いし、かと言って、やたらと何処かへ行けるような時間でもないし・・・そんな思案に暮れながら上野の街を行くともなく歩いていました。
 しかしここをフラフラと歩いていても埒があかないので、それじゃあ浜松町に行ってしまおうか、と時間を持て余してしまっている二人は、とりあえずモノレール乗り場のある浜松町へと移動するのであった。


 まだ、

 ~続く~

 のね・・・。
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SPIDER-MAN

2007-07-29 | 映画
 たぶん今時『SPIDER-MAN』の一作目を観ましたー!ってブログに書いてるヤツはオレくらいだろーなぁ・・・とか思いつつ、書いときます。

 なんか、突然観たくなってね、中村獅童とタメ張るくらいのスパイダーマニアTくんに「DVD持ってる?」って訊いたら、それは愚問だろ、というカンジですぐさま1と2のDVDを差し出されました。

 とりあえず1を観ましたが、あぁ、なるほどな、こりゃ凄いな、と、比較的ゆるい邦画ばかり観ている私にはNYをビュンビュン飛び回るシーンなどはかなりの刺激を覚えるなー、と、これは確かに中村獅童もアホみたいにハマるわなー、と、竹内結子ほったらかして別の女にハメちゃうわなー、とTくんも夜な夜な上半身アノ格好で下半身は裸でビュンビュン!チ○コ振り回すわなー、新婚早々「キスするときはオレ、天井からぶら下がらないとダメな人だからさー」とか言って、部屋中に張り巡らした蜘蛛の糸に嫁さんの手足を絡めて・・・・(妄想爆走中


 で、遅まきながら、私も結構ハマっちゃったなー、って。

 でもさ、たぶんさ、みんな「秀さんって『スパイダーマン』より、『グリーンゴブリン』のほうだよなー」って思うんだ。きっとそうだ。オレ自身、そう思うもん。うん。
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茶の味

2007-07-29 | 映画
 石井克人監督『茶の味』

 ストーリーは?と、訊かれると多分、支離滅裂な説明になりそうな、まぁ、一風変わった人たちの織りなす人間模様?そんなカンジ・・・でも、とにかく、私的にはすっごい面白かったです。あぁ、いいねーこういう映画・・・みたいな?

 ロケ地、栃木県の穏やかな風景がとても和みました。

 あと、無駄にキャストが豪華なのが、笑えます。

『鮫肌男と桃尻女』を面白いと思った人は、是非とも観るべき作品だとおもいますよ☆
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きみが最後に出会ったひとは -なぎさの媚薬 4-

2007-07-29 | 小説
 重松清氏のファンタジーエロティック青春小説『なぎさの媚薬』完結編、です。

 なんだか最初の執拗なまでのエロ描写は影を潜め、かなり生と死の狭間、性と人間の関係、過去での悔いと現在の苦悩などを、あえて幻想の中に於いてリアルに描き出そうとしているような、自分を追い詰め、無理に完結させようとしているような、なんとなくMっ気が滲み出ているような、そんな感じを受けました。

 そんなワケで、所々で半勃ちくらいまでにはなるんですが、モーレツに扱きたくなるようなことには、ならなかったですね。

 オナニー目的でなければ、とても良い作品ですよ。

 
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子供日和

2007-07-29 | 雑記
 なんやかんやと世知辛い時代だとか言われ、辟易としがちな現代だけれど、
 虫捕り網を振り回し、野原を駆けずり回っている子供たちを見ていると、
 ほんの少しだけど、未来への希望が窺える気がした。
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花日和

2007-07-29 | 雑記
 まだ、梅雨は明けず、雨こそ降らないが湿度は依然高く、欝陶しさを思う。

 しかし、そんな中、路傍に咲く花は生き活きとその身を彩づかせている。


 この世界には、色んな生命が息づき、様々な生活を営みながら、その日その時を精一杯、生きているんだよなぁ……そんなことを、考えてた。
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花 Memento-Mori

2007-07-28 | 雑記

 ~死を想え~ http://www.fujiwarashinya.com/main.html



 負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう

 ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ

 ラララ・・・

 心の中に永遠なる花を咲かそう

 
 ~Mr.Children 花 Memento-Mori
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ロリコン

2007-07-27 | 雑記
 そういえばこういうダイレクトなタイトルつけたことなかったなぁ・・・っと。

 んで、私はよく妻に「ロリコン!」と罵られますが、そんなことはありません。

 北乃きいタンはもう十七ちゃいです。

 私は、三十三ちゃいです。

 ね☆
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tokyo blues ⑧

2007-07-26 | 旅行
 はてさて、ちょいと変わったところといっても、メイドさんがご奉仕してくれるところだとか、女王様にご奉仕するところだとか、昼下がりに暇を持て余しているミセスと電話でお話して合う約束を交わしたりだとか、まして、女子高生の脱ぎたてパンツが店内に所狭しと販売されている、とか、そういった類いでは、もちろんありません。

 前フリはこのくらいにして・・・『溝の口』へ向かいました。

 何故、溝の口?かと言いますと、話せば長くなりますが、昔カミさんが川崎の方に住んでいたことがありまして、それで。(頑張って端折りました☆

 そんなワケで、溝の口駅を出る頃には雨も小雨になっていて、フラフラとその辺を歩いているうちに傘をさす必要もないくらいになりました。

 どこか粋な定食屋にでも入ろうか、と、しばし探し歩いてみましたがなかなか思うようなところは見つからず、かなり腹も減ってきたので「ここでいいじゃん」と、ふと目の前にあった小汚い・・・否、情緒漂う(築地編でも似たようなこと書いてたな)立ち食いそば屋を指差しました。

 そこは店舗が二つくっ付いていて、一つは「十字屋」という立ち食いそば屋、もう一つは「しんちゃん」(確かそんな名前だったと・・・)という夜間営業の居酒屋でして、入り口が三つも四つもあって何処から入ればいいのやら?と戸惑いながら、一つ選んで入ると、そこは長テーブルにお弁当や惣菜が並べられており、ふと、入り口に顔を戻してみると「惣菜 十字屋」と、なるほど、三つ目の店舗ですね・・・って、ラビリンスかい!などと小声でツッコミを入れていると、その先から「いらっしゃぁ~い」と気の抜けたオバサンの声が。
 声のした方を見ると、白い頭巾をかぶったオバチャンが三人ほど、そばやうどんを作っていたので、あぁ、奥がそば屋なのね、でも、この惣菜も美味しそうだから、これも、とパックに入った昆布と野菜の煮浸しみたいな惣菜を手に、カウンターへ向かいました。

 少々思案した末、私は山かけそばを、妻は山菜そばを注文しました。立ち食いそば屋なので、もちろんカウンターの所で立って待っていたら、居酒屋店舗のほうから丼物を食ってたオッサンが「こっちこっち」と私たちに手招きをします。

 私たちは導かれるまま居酒屋店舗へ。

「そこ、座って食いな」とオッサンがテーブル席を指差し、にこやかに言ってくれました。

「いいんですか?」明らかに常連風のオッサンに問いかけると、店のオバチャンも笑顔で「うんうん」と頷いてます。
 では、お言葉に甘えて座らせていただきます。立ち食い店舗を眺めると、労働者風の人や若い人たちが立ったまま一心不乱にそばを啜ったり、丼物を喰らい込んだりしております。

 これは、私たちが明らかに旅行者だということでの心配りなのでしょうか?それとも、余所者はソコでチンとして食いやがれぃ!というカンジで、のけ者にされたのでしょうか?まぁ、ここは前者ということにしておきましょう。

 そばを待ちながら居酒屋のメニューをザッと眺め回していたんですが、かなり庶民的なお値段で、色々変わった品などもあり「ここ、夜に来たら楽しそーだなぁ」などと二人で微笑みあったりしました。
 小さなブラウン管テレビからは現在の横浜の状況が。どうやら横浜は午後からはすっかり雨が止んだみたいです。って、おいっ!オレらがいたときのあの横浜の雨はいったい・・・・などと二人で引き攣り微笑みあったりもしました。

 ほどなく、山かけそばと山菜そばが運ばれてきて、「いただきまーす!」

 熱々のそばに舌鼓を打ちつつ、惣菜を「美味い美味い」とみるみる平らげていきました。山かけは出汁にとろろが混ざってそんなに分からなかったんですが、妻が「やっぱり関西と関東じゃ出汁が違うね」と言うので山菜そばのほうのお汁を少し吸ってみると、うん、確かに、でも、美味しいぞ。でも、うどんだったらちょっとキツイかも・・・などと、たわいない会話もしながら、かなり満足のいく昼食を終えました。
 食い終わって一息つきつつ、何気にカウンターを見ると店のオバチャンも昼食を食っていて、なにか丼物を食い終わって外へ出てったと思うとすぐに桃ゼリーを片手に戻ってきたので、あぁこのオバチャン、絶対に箸でゼリー食うだろうなぁ・・・と思って見てたら、予想通り、箸で桃ゼリーをかきこんでくれました。
 それが、なんともいえず、微笑ましく思えて、さらに満足した面持ちでお勘定を払い、そば屋の出口の方からその店を後にしました。

 満足した腹を抱え、さて、お次は?

 上野のアメ横通りへ行くのでありました・・・。


 ~続く~
 
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tokyo blues ⑦

2007-07-25 | 旅行
 横浜駅へ向かう電車の車窓から、眺める景色は雨、雨、雨・・・。しかも、横殴りだったりする・・・。

 そんな過酷な状況ながらも、横浜駅へ無事到着!さて、どこいく?どこいく?
『港の見える丘公園』?『八景島』?『赤レンガ倉庫』?『中華街』?・・・・しかし、駅から一歩踏み出すと、やはりそこには、激しい雨が待ち受けていたのであった!

 そんなもんなんで、しばらく様子でも見るかーと、駅構内のスターバックスにて、アンニュイな面持ちで雨を眺めながらのコーヒータイム。

 AM10:00少し前、なんだか益々雨脚が強くなっている模様・・・・。

 こんなときにわざわざ外出するのはイヤです。と、いうことで、そろそろ十時でお店もチラホラと開店の兆しを見せ始めてきたので、横浜駅の地下街、SOGO、ルミネ横浜などをそぞろ歩きしていました。

 そんなカンジの横浜です。特に「コレはっ!」ということもなかったんですが、なんかヒジョーにオサレな街空間だなー、、、と田舎モン丸出しの感想しか出てきませんね♪

 そして、お次。昼飯はやっぱ横浜といえば『中華街』かやー!と思いきや、いえいえ、ちょいと変わったところへ、足を伸ばしてみたのです・・・。


 ~続く~
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tokyo blues ⑥

2007-07-24 | 旅行
 七月十五日(日)朝から大雨・・・前日と同じくAM6:00に起床。しかし前日よりは寝覚めが良かったのは、やはり飲酒して寝たおかげであろうか?
 妻も前日と同じく私より一時間ほど早く起き、シャワーを浴び、化粧を施したり髪を乾かしながら身支度をしていた。

 私もすぐに熱いシャワーを浴び、身支度を整える。今日も朝食はホテルで用意されているらしいので、一階のブランチルームへと向かう。
 
 昨日のホテルでは外国人たちでごった返していたので恐る恐る近付いていったのだが、中を覗いて一安心。昨日のホテルよりも広くて小ざっぱりした空間に、日本人が五、六人、壁に設置されている大型の液晶テレビから流れるニュースを観ながらゆったりと食事をとっている。

 思わず私たちは顔を見合わせ、笑顔。

 用意されているものはというと、昨日のホテルでは和食と洋食を渾然一体にしたようなメニューがひしめき合って放置された状態のバイキングで「質より量」を重視した趣きであったが、今朝は握りこぶしより少し小さめのパンが五種類ほどとポテトサラダ、あとはイチゴジャムやブルーベリージャム、マーガリンなど、飲み物はオレンジジュース、ホットコーヒー、とシンプルであるが、パンは焼きたて、コーヒーも挽きたてが飲める機械で、実に美味しかった。まさに「量より質」である。もちろん、パンもポテトサラダもジャムもジュースもコーヒーも食べ放題、飲み放題であるが、私たちは適度に程よくお行儀良く、頂いた。

 食べている最中、ニュースはしきりに台風情報を流し、警戒を呼びかけている。飛行機もかなり欠航になっている様子。でも、帰るのは最終便だから、なんとかなるだろう・・・と気休め的な楽観姿勢をとりながらも、内心ちょっぴりドキドキ。

 それよりも、今日は何処へ行こうか?などと満たされた腹を抱えながら部屋で思案する。そう、私たちのこの旅行。実は葛飾柴又と秋葉原以外にとりたてて行き先を決めずに挑んだのであった・・・。

 部屋で地下鉄路線図などを眺めながら、「どこいく?」「どこいきたい?」「どうしよう?」などと繰り返し発しながら、テレビからはしきりに大雨警報や台風接近などをあおっている。

 妻がふと、「鎌倉へでも、行ってみる?」と提案。

「でも、すごい雨だしなぁ・・・」と、鎌倉へ行くならもうちょっと天候の良いときに行って写真を撮りたいなぁ、と思っていた私は煮え切らないことをぬかす。

 また思案の沈黙・・・そこで私は、「横浜へ行こう」と一言。しかし、テレビのニュースでは午前中、横浜はかなりの大雨だ、と。

「うん、横浜へ行こう!さぁ、行こう!」と、私はテレビを「プツンッ!」と消し、せっせと出発の準備にとりかかる。妻もあえて反論は無いようだ。よしっ!横浜目指して、レッツゴーーー!

 そんなワケで、AM:8:30~ホテルをチェックアウトし、外に出ていきなりの雨にも負けず、風にも負けず、私たちは暴風域と仲良く横浜へと向かったのであった・・・。


 ~続く~
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tokyo blues ⑤

2007-07-23 | 旅行
 さて、ショージキ、続き書くのが面倒臭くなってきてるんだろーなーコイツ、、、と思われてるであろう『tokyo blues』です。

 えぇ、まぁ・・・実際、そうなんですけど、昨日Tくんに「続きを書け」と言われたので、頑張ってみますね。。。

 えーっと・・・日本橋ですね。日本橋の高島屋です。もうすでに夕方六時近くになってたかなぁ?
 
 ふっ、お前らみたいな貧相なヤツラが天下の高島屋さんに何の用だYO-!

 チェケラっ!地下のYO-、食品売り場にYOー、晩飯を求めにいったんだYOーー!!!

 ぁあ、うぜぇな、ヤル気ナッシィング丸出しだな。真面目に書こう。

 ・・・・・・☆彡

 どこか、美味い店にでも食いに行こうか、という案もあったんだけど、そんな店、知らないし・・・んで、そんな店行っても二人だとあんまり色んな種類頼めないからなー、と、それじゃあデパ地下とか行って量り売りの惣菜とか買ってさ、ホテルで食べようよ。
 ってね、そんで中華惣菜やら和食惣菜やらサラダやらをチマチマと買って、ホテル近くのコンビニでビール買って、なんだか豪勢なのかショボイのかよくワカラナイけれども、とっても美味しくて楽しい晩飯をいただきました。

 食い終わるとなんだか一日の疲れが「ドッ」と出てきたみたいで、シャワーとか入ろうと思ってたけど、明日の朝でいいやー、みたいな、まぁとにかく、今夜も明日の朝に備えて早く寝ようか・・・で、まだ十時くらいだったけどベッドに入り・・・・あっ、そうそう、実はツインの部屋が空いてなくてダブルだったんですよ。久しぶりにカミさんと同じベッドで寝ました。イヤラシイことをしたかどうかは、みなさんのご想像におまかせしますがね、まぁ、早々とベッドに入って「ぐはーっ、疲れたなぁ」とか思いながら目を閉じるんですけど、やっぱり寝つきの悪い子でして、たぶん一時間くらいウダウダとしてたような(いや、この一時間くらいのウダウダって、カミさんとチチクリ合ってたワケではなくて、カミさんは秒速で寝ちゃう人だから・・・)で、まぁ、いつの間にかオイラも眠ってるんですけど・・・。

 さて、お次は最終日。七月十五日編です。乞うご期待!・・・しないでくれ・・・いや、次はちゃんと書こうと、思う、ので、乞うご期待!


 ~続く~

 のか?

 ・・・・・続きます。
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時をかける少女

2007-07-22 | 映画
「ジョシコーセーだーいすきぃー!!」

 ・・・・だからと言って、観たわけではありません。いや、6:4くらいの割合で、、、あっ、ハ、8:2くらいかなぁ・・・(もち、8が女子高生ね☆2は・・・気まぐれ、かな☆チャハ

 いやいやいや!そんなわけじゃないってば!まぁ、でも、もしルーズソックスだったら観なかったかも・・・やっぱソックスは黒か紺だよなー♪

 で?なんの話だっけ?

 あぁ、そうそう、あの尾道三部作、原田知世主演『時をかける少女』のアニメ版リメイク『時をかける少女』を観ました。(ふぅ~やっとこさ本題だよ

 しかぁし!リメイクといっても侮るなかれ!もはや別の話です。現代の女子高生です。ソックス黒いです。(そこはもういいか?

 原田知世は原田知世でブレザー、尚且つ白いブルマーなどで充分楽しめますが・・・・あぁ、また脱線しちまう・・・・こ、今作はホント、フトモモが眩しいっ!(もう、いいって・・・

 と、とにかく、何が言いたいかというとですね、なんか、タイムリープがどうのこうのとかいうより、なんですか?青春ってヤツですか?甘酸っぱい?汗臭い?なんか、いいなーこういう夏。みたいな、久しぶりに胸が「キュン」ってなるような、そんな映画でした。

 アニメとかどうとかは関係なく、ヒジョーに良い映画だなぁ、と思いました。

 ホント、アニメとかなんとか関係なく、あの短いスカートがヒラヒラしたり、タイムリープして転がったりしたとき、真剣に「パンツ見えねーかなー」って思ってしまうほど、上出来な作品でした。(やっぱ〆はこうなるのね・・・
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ワンダフル フィニッシュ!

2007-07-21 | 雑記
「ひとりよがりのオナニーはもうヤメロっ!」

 と、己を叱咤し、女優さんと一緒にイクように心がけているのだが、これがなかなかムツカシくってなぁ・・・・。
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