雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

モノマネ

2008-05-31 | 雑記
 YouTubeで『サザザさん』を観て以来、マツオさんのモノマネを練習している。

 今日も今日とて仕事中、必死に練習していた。

 かなりモノになってきたと思い、その成果を試すべく妻の前で披露してみた。



「えぇ゛ぇ゛ー!」

私「どうよ?」

妻「(声が)低い」


 ソッコーのダメだしをくらった・・・・・。


 やはり、自分が発した声を自分で聞くのと、他人がそれを聞くのとでは隔たりがあるのだ。

 ちゃんと録音とかしながらみっちり練習する必要があるな。


「えぇ゛ぇ゛ー!」
 (ちょっと高めに)


 
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犯罪ホロスコープ〔Ⅰ〕 六人の女王の問題/法月 綸太郎

2008-05-30 | 小説
 ひねくれた読者を満足させるため、ひねくれたミステリ小説が蔓延している昨今、これほど正統な本格推理小説というのは、とても気持ちいい。

 正にパズラー魂!読者への挑戦魂!名探偵魂!と、いったところだ。

 ただ、星座や神話に関連させた語呂合わせ的な部分は、単なるオヤジギャグ的なカンジがしないでもないが、タイトルのつけ方などの有名推理小説作品のパロディなどは、「やっちまったなー!」法月、と思わずほくそ笑んでしまう。

 本書あとがきで法月氏が、
「どの話も殺人事件が起こって警察が捜査に乗り出し、それが行き詰ったところで名探偵が解決するという、ベタな本格ばかりです。今の時代、こういう小説がどれくらい求められているのか、正直言って心許ないのですが・・・・」
 と、記しておられるが、今の時代だからこそ、こういった本格が求められるのだと思う。
 もちろんそれは、みんながみんなではなく、法月綸太郎氏が、頑なに本格を描き続ける、その姿勢を求めているということでも、ある。

 ともあれ、この短編集は十二星座のうち牡羊座から乙女座まで六編が収録されており、この後、残りの星座六つも描かれてゆくらしい。

 希代の「遅筆作家」に、乞うご期待!である。
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肺がんリスク

2008-05-30 | 雑記
 今日ニュースで聞いたんだけど、タバコ吸う人はもちろん肺がんリスクは高いんだけど、それよりさらに、タバコを吸って尚且つ、日本酒量に換算して毎日2合以上呑む人(バカ)は、より肺がんになりやすいんだって☆

 なんでもアルコールを分解する体内成分が肺がんを促進しちゃうらしい・・・・。

 悪いこと尽くめだな。




 って、タバコ吹かしながら焼酎あおってこの記事書いてるオレ、死ぬがいい・・・。
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ゆっさゆっさ

2008-05-30 | 雑記
 もうね、すごいのなんのって、うん、


自転車をこぐ巨乳ちゃん、が。

 もーう、ゆっさゆっさゆっさゆっさ・・・段差とかで、


ぼよ~んて、ホント、


ぼよ~んて。


 
 危うく事故りそうになっちまったよー♪




 死ぬがいい、オレ。
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175の佃煮

2008-05-29 | 雑記
 先日、妻と遠出をした際に寄った高速道路のパーキングエリアのお土産屋で、瓶詰めになった『蜂の子』と『イナゴの佃煮』を見た。

 どちらも、嫌になるほどグロテスクだった。しかし、その地方の方々はもちろんそれらを平気で食すのだろう。見た目はともかく、美味いのかもしれない。

 そんな思いを秘めながら、夫婦たちは会話する。


妻「私は、蜂の子ならなんとか食べられそうだけど、イナゴは、無理」

私「うーん・・・オレは、基本的にどっちもイヤだけれど、でも、もしも民宿とか他人の家とかに泊まってそれを出されたら、食べるだろうな」

妻「えー!絶対無理!だって虫だよ、虫の姿だよー」

私「いや、蜂の子だって、虫だって。そしてなんか蛆(うじ)虫っぽいぞ」

妻「だって、イナゴは足とかあるし、ホント、食べれるの?」

私「いや、わざわざ好んでは食べないけれど、やっぱ、人から出されたものは食べるのが礼儀だろ」

妻「じゃあさ、イナゴの佃煮買ってくるから、食べてよ(にっこり)」

私「いや、だから、わざわざ買ってまでいらないって・・・・」



 危うく我が家の食卓に175が並びそうになった瞬間だった。
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そわそわ

2008-05-28 | 雑記
 今日は朝からズボンのチャックがぶっ壊れて、終始そわそわとした落ち着かない一日だった。

 応急処置として、全開に開帳している社会の窓の真ん中に安全ピンを一つあてがっておいたのだが、屈めば真ん中を境に上と下の小窓は広がるわ、急便の際には厄介だわ、で、ほとほと難儀した。

 だがしかし、小用の際には、己の小ささが幸いして、隙間から「ちょろん」と抓んで難なく用を足せたので、このときばかりは己の小ささに救われた。

 うん、救われた、のだが・・・やはり、それは、ちょっぴり切ない。。。
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オーデュボンの祈り/伊坂 幸太郎

2008-05-22 | 小説
 再読なのに、読むほどにグイグイ惹き込まれてしまうのは改稿された文庫版だったから、という理由だけではないだろう。

 思えばこれが最初に読んだ伊坂作品。ってゆーか、デビュー作だし。
 友人に薦められて読んだのだけれど、ディティールとかプロットはスゴイ斬新で面白かったんだけど、イマイチその世界観が掴めなかったというか、文体が小洒落すぎてて肌に合わなかったのか、その後の伊坂作品はしばらく読むことがなかった。

 そんな月日を経るうちに、あれよあれよと新作が出され続け、『重力ピエロ』や『アヒルと鴨のコインロッカー』『陽気なギャング~』等々で一躍脚光を浴び始め、「え~、あの、カカシの話の作家だろ?」という偏見にとらわれてなかなか手を出さなかったのだが、ふとした拍子に読んだ『ラッシュライフ』で、「おいおいおい!な、な、なんだよ!めちゃめちゃ面白くなってるぢゃねーか!」と遅き開眼を果たし、それ以降、ジャンキーのように伊坂作品を求め読む日々に・・・・。今ではすっかり伊坂信者になっちまっている始末。

 そんなワケで、新刊出るのも待てなくて、とうとう最初に戻ってきて、再読の旅へと突入しました。

 いや、なんか、最初に読んだときの『オーデュボン~』とは違って、格別に面白く感じてしまったんですけど。たぶん洗脳も何%かはあるんだろうけど、それでも、話の展開を完全に知っているのにこの面白さときたら、やっぱ、かなりの伊坂ジャンキーなんすかね?


 いやいや、本当に面白い小説は、何回読んでも面白いんだ。そういうことだよ。
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蛮人

2008-05-21 | 雑記
 毎年この時期、ウチの会社には多勢のツバメがやってきて、せっせと巣を作り、そして多くの雛を孵らせ、その命を紡いでゆく。

 事務所横の車庫内の上などを見上げると、親ツバメからの餌を待ち侘びる子ツバメたちの姿がピーチクパーチク、とても愛らしい。

 我が子を一人前にするため、朝夕と惜しげもなくその労力を費やす親ツバメたちにも、ただただ、敬服するのみである。


 それはそうと、先日車検に出した愛車がようやく戻ってきた。しかも、外装も内装もそれはそれはピカピカにクリーニングされ、戻ってきた。

 普段、洗車など年に一、二度するくらいのぐうたらユーザーの私にとっては、何よりも嬉しいサービスである。あまりの嬉しさに仕事中チラチラと我が愛車に視線を向け、ニヤつく始末であった。

 さて、それじゃあ、今日もアホらしい残業を終え、すっかり暗くなってしまったが、何といっても今日はピカピカの愛車で帰路を走るのだ、と、心この上なく上気させ意気揚々と愛車に近付いていくと、ピカピカの我が愛車のピカピカのフロントガラスのある一点に、まるで絵の具のホワイトを無造作にぶちまけたが如き汚点が・・・そしてそのホワイトの中には黒くて細長いブツがぁ・・・・・・。

 あぁ・・・・これは・・・・これはぁぁぁ・・・・


 オ、オレ様の、オレ様の、ピカピカになった愛車に・・・・

 糞、がぁ・・・・

 ふん、がぁぁ・・・



 フンガー!

         






 私は悪鬼の如き形相で、頭上をビュンビュン飛び交うツバメどもにむかって、

「てめぇらっ!みんなまとめて焼き鳥にして喰ってやるっ!」


 と、本気で叫んだ。


 
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諸行無常

2008-05-20 | 雑記
 残業したところで、オレの小遣いが増えるわけでもない。


 なんだかアホらしい。
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大殺界、もしくはトリプルパンチ

2008-05-20 | 雑記
 自動車税と自動車保険の更新と車検がいっぺんにやってきた・・・。

 誰かの陰謀か?






 




 風呂場の浴槽、便所の床、布団の上に奇妙なちぢれ毛が・・・。

 誰かの陰毛か?





 





 オレのだ
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週末の匂い

2008-05-18 | 雑記
 週末の匂い、というものを夜になると感じる。

 それは、繁華街の喧騒であったり、住宅街の静けさであったり。

 平日とは違うニュース番組や、週間予報の天気だったり。

 風呂に浸かったときの身体の疲労具合や、その解放感であったり。

 明日の休日の予定を考える、楽しさだったり、焦燥感だったり。


 そして、いつもよりちょっぴり贅沢な晩飯のメニューや、ちょっぴり増える晩酌の量。

 心置きなくDVDを観る時間や、本を読み進める時間。

 それに付随した朝寝坊万全の、夜更かし。


 それらの事象を感じるともなく感じながら、今宵も週末の夜を過ごし、その匂いに包まれる。

 そうして僕は、また、憂う。

 翌日の気だるさに、翌週のやるせなさに。

 それでも僕は、また、繰り返す。

 ほんのひと時、今宵限りの快楽にその身をまかせ。


 そうして、次の週末を待ちわびて・・・。

 

 
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春、バーニーズで/吉田 修一

2008-05-15 | 小説
『最後の息子』の続編的なお話。

 三十を過ぎた彼は、コブつきバツイチ女性と結婚していた。その息子の入園式用にシャツとネクタイを新調するため家族で出かけた新宿のバーニーズ・ニューヨークで、若い頃同棲していたオカマバーのママと再会する。

 表題作『春、バーニーズで』もさることながら、その後の『パパが電車をおりるころ』『夫婦の悪戯』『パーキングエリア』などを読んでいると、彼の男としての、そして父としてのやるせなさが緩やかながらもチリチリと伝わってくる。

 吉田修一の作品はなにげなく読んでいるつもりなのに、いつも読み終わると何処か心の一部に濁りというか、ささくれとでも言おうか、取るに取れない魚の小骨状態に陥る。でもそれは、すんなり受け入れられる小骨であったり、いつの間にか取れてしまっていたり、特に不快さはない、むしろ自分の気付かなかった自分が見えてきたりして、結構、納得なんかしたりして。
 
 だから、小骨が刺さると思いながらも、美味しいからまた食べてしまう。


 オレも若い頃に一度くらいオカマと付き合ってみてもよかったかなぁ・・・なんて思いつつも、いや、しかし、それは小骨が刺さるどころかチ○コが刺さっちまうだろう、いや?オレが刺すほうか?などという、どうでもいい感傷に今は浸ってる。
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ラットマン/道尾 秀介

2008-05-14 | 小説
 優秀なミステリ作家は、優秀な詐欺師だと思う。

 巧みな語り口、緻密に張り巡らせた罠、そして絶妙なタイミングでの裏切り。

 ただ、詐欺師と違うところは、騙された後のなんとも爽快な悔しさ。全ての謎が解ける、快感。

 道尾秀介の最新作『ラットマン』。僕はこの傑作で久しぶりにその快感を味わった。

 この手の作品は、あまり多くを語れないので、語らない。手抜きとかではない。出来れば先入観なしで読んでほしいから。

 ただ、言わせてもらえば、綾辻行人、歌野晶午、貫井徳郎、殊能将之らに並ぶ、驚愕ミステリの傑作だ。


 やっぱりこの人(道尾秀介)どんどん伸びてくタイプだと思う。

 もちろん、詐欺師としてではなく、ミステリ作家として。
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加圧

2008-05-13 | TV
 今朝のワイドショーで釈由美子が加圧トレーニングにより乳がでかくなったと報じていた。

 いや、まぁ、元からおっきかったと思うんだけど。

      


 
 最近、流行ってるらしい、加圧トレーニング。

 そりゃあオレだって、こんな乳でチ○コ加圧されたらおっきくなるさ。

 あー、そういうんじゃないのね。

 まぁ、お口で加圧してくれても充分、おっきく・・・・

 あー、だから、そういうんじゃないんでしょ。

 あれだ、締まりが良い、とか?

 あー、まぁ、とにかく、加圧だよ、加圧。
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母の日に

2008-05-11 | 雑記
 今日は母の日。

 事前に母から『母の日、なんにもいらないからね』とメールが届く。

 うがった見方をする僕は、どうにもこのメールが催促に思えてしまう。きっと本人はそんな自覚はないんだろうけど・・・。

 とにもかくにも、毎年のことなので、やはり何か贈っておくにこしたことはなかろう、と思い、あれこれ思案する。しかし、これといって特別なものも思いつかず、ほぼ毎年、「花でいいんじゃね?」と、生来の面倒臭がり根性を丸出ししていたのだが、今年は少し趣向を変えてみた。いや、ただ単に、「花は高い!」というケチんぼ根性が露呈しただけだが。

 それで、いつも行ってる山の産物を売っている店で『山うど』と『そば茶』を買って持っていった。

 突然の来訪だったが、たぶん母はなんらかの予測というか期待はもっていたであろう。うがっている僕は、そう感じてしまう。

 でも、母は、そんな僕のうがった考えを正すような、素直な喜びを見せてくれた。『山うど』と『そば茶』に。いや、きっと品物の価値ではないんだ、こうやって面倒臭がりで怠慢な親不孝者の息子が顔を出してくれるのが、きっと何よりのプレゼントなのだろう、と、手前勝手な僕は解釈する。

 しかし妻は、そんな僕の解釈を聞きつつも、やはり無遠慮に新聞紙に包んだ山うど、裸のままのそば茶に少々、抵抗を洩らしていた。

「気持ちだ、気持ち」

 僕は呪文のように唱えていた。


 そうやって、久しぶりに母との歓談を催していたら、ふと、目の端に手の平サイズのカーネーションの鉢植えを捉えた。
 僕の視線に気付いた母が、「つい、さっき、お兄ちゃんが持ってきた」と応えた。


 ふーむ、、、やはり、山うどとそば茶だけでは、少し愛想が足りないかもしれないなぁ、と、年齢からするよりもかなり無茶なファッションに身を包む母と、玄関に置かれていたまるでヤンママ仕様のキンキラなキティちゃんサンダルを思い出した僕は、色んな意味の切なさを覚え、ぎこちなく目を伏せ、口元だけで微笑ってみせていた。
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