雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

長崎乱楽坂/吉田 修一

2008-01-31 | 小説
【風呂上りの火照った肌に鮮やかな刺青を躍らせた猛々しい男たちが、下穿き一つで集い、日々酒盛りに明け暮れる三村の家。人面獣心の荒くれどもの棲む大家族に育った幼い駿は、ある日、若い衆が女たちを連れ込んでは淫蕩にふける古びた離れの家の一隅に、幽霊がいるのに気づくのだった。湾の見える町に根を下ろす、昭和後期の地方任侠の栄光と没落のなかに、繊細な心の成長を追う、芥川賞作家吉田修一の力作長編】

 って、この本、兄キから半ば強引に渡されたんですけど、なんか↑このあらすじ読む限りでは、泥臭い任侠小説かなぁ・・・とか思って敬遠してたんですけど、なんとなくパラパラと読んでたら、これが、まぁ、面白いんだ。ってか、すごい読み易いし。
 時代設定とか環境設定は確かに泥臭いんだけど、主人公が『駿』っていう少年だからでしょう、ハッキリ言ってこれはオレの好き系青春小説でした。
 その『駿』の小学校一年生のときから、五年生、六年生、中学一年、三年、そして高校二年、中退・・・その時代その時の『駿』を取り囲む人々を繊細な筆致で綴っていきます。最後は弟の『悠太』から見た『駿』になるという、これまたニクい演出で、ホント最後までグングン読み進められました。

 かなり気に入ったので、吉田修一氏の他の作品も今後読んでみようと思います。
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真夜中のマーチ/奥田 英朗

2008-01-31 | 小説
 ひょんなことから知り合いになった、ともに二十五歳の男二人と女一人。
 
 プロデュース会社を経営し、ヤクザも含め、幅広い人脈を持つヨコケン。
 類い稀なる記憶力を持ち、自分の勤めている一流企業の御曹司と同姓同名のセックスアニマル、ミタゾウ。
 そして、類い稀なる美貌とその性格の悪さで同性の友達がいない、ドーベルマンのストロベリーを従える成金美術商の娘、クロチェ。

 十億円の大金を狙って、この三人が真夜中の街を駆け巡る!

 と、そんなカンジでしょうかね。とにかく軽快で、流れるように読み進められます。二転三転と転がる内容もさることながら、奥田氏特有の愛着の湧くキャラクターたちにどっぷり惹き込まれていきます。
 伊坂幸太郎、森見登美彦、奥田英朗、この人たちの描く人物って、本当に魅力的なんですよねー。

 そして、奥田氏と言えば、そう、下ネタ、ですね。今回もキッチリとオイシイ場面で「そうキタか!」ってのがありました。

 とにかくサクサクいける、とてもオモロイ、エンターテイメント小説でした☆
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ちむりん

2008-01-29 | 雑記
 昨夜、ある友人からメールが届いた。

【遅くにゴメンm(__)m「ちむりん」って芸人今度見てみて(^_^)】

 と。

 うむ、では、見てみましょう↓

http://jp.youtube.com/watch?v=hyIZ-5QGZD4&feature=related


 最高!

 ってか、メールをくれた友人の、「オレに一刻でも早く教えたい!」という気持ちがありありと伺えられるのが、これまた最高!


 ともかくこの二人、今後も目が離せない芸人さんだということは確かです。

 そしてオレも、負けちゃいらねぇや!と、闘志を燃やされました(いや、消そうよ・・・
 


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こうなりゃとことんイキますか・・・なにぬねの作文

2008-01-28 | 雑記
・・・ナマでヤッたら

・・・二分でイッちゃったので

・・・抜かずに

・・・NEXT

・・・No Problem!



※なんか、イッパイイッパイだな・・・
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慣れ

2008-01-28 | 雑記
 最高気温6℃とかで「今日はあったけぇなぁ」とか言ってしまえる、人間の慣れって素晴らしいと思う。

 でも、慣れすぎて飽きちゃったりするのは、僕の悪いところだと思う。

 ナニに?とかは、訊かないでください。。。
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年賀ハガキのお年玉クジ

2008-01-28 | 雑記
 今年の戦績は切手シート3枚でした。

 二等のデジカメ、欲しかったなぁ。。。
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千年樹/荻原 浩

2008-01-26 | 小説
 荻原浩氏の短編連作小説です。

 千年もの間、生き続けているくすの木を物語の中心に置き、それらに取巻き、関わる、様々な時代の人間模様を辛辣に、ときにユーモアを交えつつ描き出しております。

 それにしても、荻原氏って軽快なのに重厚な文章で、人間の愚かさや汚さをしっかりと書いているんで、とても好感が持てます。もちろん、人間の素晴らしさもしっかり描いています。で、読みながらそういうことを思っていたら、ふと、『手塚治虫』先生が浮かんできました。なんか、そんなカンジなんでしょうね。この作品自体、なんとなく『火の鳥』を彷彿とさせるようなさせないような?永遠の命とかではなくて、違う時代の人間が「くすの木」を中心にリンクしているところとか、そういうところが『火の鳥』っぽかったなぁ・・・と。

 そういうことで、短編なんですが、話は繋がっていたり続いていたり、なので順番に読むことをオススメします。でも、まぁ、たいがい短編集でもみんな順番に読むよな。

 自然との共存とか、自然保護とか、そんなお為ごかしな内容ではないところが、また好いのです。
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14歳/千原ジュニア

2008-01-24 | 小説
≪これは、ある14歳の物語。
 パジャマを着た少年の物語。
 僕自身の物語。
 僕はもう何ヶ月もパジャマ暮らし。
 パジャマの少年を不思議がる人たちの
 視線にも慣れている。≫

 
 と、いうことで、この本は千原ジュニア(浩史)14歳の頃、引きこもりだったときのお話だそうです。

 しかし、引きこもりといっても、今ほど度が過ぎてるような完全引きこもりや、何かから逃げるように引きこもってしまっているというのではなく、こんな状態になってしまった自分自身との闘いのための時間を持つため、といった引きこもりかたでしょうか?もしかするとそう言うのは引きこもりの人たちの詭弁なのかも知れないけれど・・・でも、なんとなくね、解かるっていうか、共感できる部分は多々あるなぁ、と、思った。
 それは自分が千原ジュニアと同い年ということもあるんだろうか?千原の14歳のときはオレも14歳だったし、でも、引きこもることはなかったけれど、やっぱり14歳って、もの凄い多感な時期だから、自分の周りで起こる全ての物事に関しての様々な考え、誘惑、裏切り、自分本位な不条理、そんなものに対して頭がついていかない、心がついていかない、頑ななまでに自分の殻をこさえて生きていた、そんな具合だった、と思う。

 まぁ、誰しも思い悩む時期ってのはあるでしょうからねー。今んなってみれば、あの凄まじいまでの葛藤はなんだったんだろう?みたいな?でも、そういう葛藤をしてきたからこそ、今こうして「にょほほーん」としていられるんだろうなぁ・・・って思ってるし、まぁ、結果オーライ!だな。

 で、この本を読んですごく感じたのは、「覚悟」ってヤツでしょうか。それは生きていくためであったり、何かを成し遂げるためであったり、誰かを想うことであつたり、色んな事での「覚悟」というのを、遅ればせながら教えられた思いです。きっとオレに足りないものは、そういう「覚悟」なんだろうなぁ・・・いや、他にも足りないものいっぱいあるんだけどさ、まずは、そう、「覚悟」ってヤツをしっかり身体に植えつける「覚悟」がオレには必要なんだと。

 ラストでお笑いを目指すことに決めた浩史の「覚悟」も「グッ」ときますが、何より、兄 靖史の弟をその道に引っ張り込んだ判断が、もの凄いと思います。残念な兄とか言われているけれども(笑


 作品自体は、小説風なのですが、なんか私小説とかエッセイとかって言うよりも、『詩』って感じが、しましたね。
 重いテーマなわりに、サクサク読めちゃいますよ。まぁ、千原ファンは読むがいいさ。
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まだ続ける気か・・・たちつてと作文

2008-01-24 | 雑記
・・・勃った

・・・チンチン

・・・掴んで動かす

・・・手の上下運動が

・・・止まらない!



※あふぅっ!・・・・ハァ、ハァ、・・・と、止まりました。
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さしすせそ作文

2008-01-23 | 雑記
・・・さっちゃん

・・・白い粉

・・・吸って

・・・精神

・・・爽快!



※大きな、木箱のぉ、白い、ほんほぉん~♪(←アイパー滝沢で)
             

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かきくけこ作文

2008-01-22 | 雑記
・・・かなり

・・・きっつい

・・・クリトリス

・・・毛を分け入って

・・・ここに現る!



※秀さんからのお願い・・・わかってると思うけど、これは他言無用です。
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あいうえお作文

2008-01-21 | 雑記
・・・アナルに

・・・入れたら

・・・ウンコに

・・・えっらい

・・・覆われてた



※秀さんからのお願い・・・あの、書いといてなんなんですけど、これ、読んだら速攻、記憶から削除してください。
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うの花

2008-01-20 | 雑記
 とうふを買ったらおからがついてきたので、うの花を作った。

 人参、ごぼう、長ネギ、しめじ等々を入れて。

 しかし、何と言ってもいちばんのポイントは自らとったダシ汁で使用した昆布と鰹節を細かくきざんで投入したところに、ある。

 おかげで、めちゃめちゃダシが効いている。ってゆーか、効き過ぎ。

 そして毎度のことなんだけど、これを作るとかなり大変な量になるんだな…。

 数日、食うハメになる。
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みんな寒いんです

2008-01-18 | 雑記
 みなさん、『寒さ』で夫婦喧嘩ってあり得ると思います?

 我が家は「あり」です。

 うるさいんです、妻が。そりゃ、冷え性なのはわかりますよ。で、「人より寒いんだ」ってのも、まぁ、しょうがないでしょう。

 でもね、その『寒さ』の愚痴をオレにぶつけてもしょうがないだろう?

 オレだって寒いんだ!みんな寒いんだ!

 哀しいかな、寒いと心に余裕が持てなくなるな。

 まぁ、暖かくってもこんなヤツに余裕なんて持てやしねぇけどな。

 こんなんじゃ北海道に住んでたら即、離婚だな。


 そんなワケで、持って行き場の無いオレの愚痴を、ココにぶつけておくのだ。

 いやはや、失敬!
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もはや偽装だ・・・

2008-01-17 | 雑記
 ホラ、ちゃんと(炭酸入り)って書いてあるでしょ?

 でもね・・・やっぱフツウのミネラルウォーターだったよ。。。


※意味不明の方は1月10日の記事参照
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