在るべきものの
在るべき姿を理想とし
あるべきものの
一つを積み重ねる
妥協を許さず
惰性を排除する
その姿勢こそが作り上げるブランド
今から150年以上前に
吉田松陰という男がいた
日本は鎖国を貫き
孤立していた
日本は世界を知らなかった
松陰は
日本じゃ世界に勝てないと悟った
圧倒的な武力の差である
驚くべきは吉田松陰25歳
敵の黒船に単身乗り込み
「学ばせてくれ!」
これが
明治維新の第一歩となる
その後
伝説と呼ばれる松下村塾を立ち上げた
塾生に
高杉晋作、伊藤博文、品川弥二郎、山縣有明、山田顕義…
総理大臣二名、国務大臣七名、大学創設者二名を輩出した
世界でも類を見ない塾
松陰の言葉
「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」
そういって全ての門下生を
弟子ではなく友人として迎えた
教育は
知識だけを伝えても意味はない
最終的に安政の大獄で
30歳の若さで生涯を閉じたわけだが
その教えをいくつか
「なにを選ぶか、どう選ぶか」
自分にとっての利益を増やそう、残そうとすればするほど判断基準がブレ、迷いが生まれる
自分の利益を一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうと
物事は気持ち良く進んでいく
若い時はこんなんばっかで、欲やスケベ根性丸出しで結果的に失敗をしていたんだと思う
失敗も経験なんだけど、このことに気付かなければ一生何をやっても失敗し続けてしまう
「運が向かない人の考え方」
一言で言えば因果応報
壊そうとするから壊される
負かそうとするから打ち負かされる
見下すから見下される
全てを失いそうになってなお
原因は自分だと気づかない
「いつでも死ねる生き方」
あなたはあなた
私は私
他人にはなんとでも言わせておきましょう
権力に屈したり、お金に心を動かされたりせず
ただ、あなたたちと一緒に一つのことをきわめながら、その素晴らしい技術と真心をもって、士として恥ずかしくないよう、生き抜きたいと思います
それさえ実現できるなら
いつ命を落とすことになっても、いっこうにかまいません
そんなのは現実的には無理だとあなたが言うのなら
無理ではなくて、まだ実現してないだけだと私は答えましょう
集団社会で生きていくことは楽じゃない
周りに能力を認められるまで、居場所を手に入れるのに必死
ひとたび自分の居場所を手に入れれば、今度はさらに居心地を良くするために、ひとつ上の暮らし、地位、家族、実績…などを手に入れようと必死になる
そうするうちに、いつしか人は「居場所を守るため」に生きるようになる
そのためだったら、たいていのことはできるようになり、生き方や信念ですら曲げられるようになる
安心感を求めるのは生存本能だ
しかし、松陰はそういう生き方を嫌った
「安定した生活」の先には、目に見えぬものに怯える、つまらない日々しか待っていないと知っていたからだ
松陰は武士の生き方を理想としていた
めちゃくちゃ良い本なので次回に続く
在るべき姿を理想とし
あるべきものの
一つを積み重ねる
妥協を許さず
惰性を排除する
その姿勢こそが作り上げるブランド
今から150年以上前に
吉田松陰という男がいた
日本は鎖国を貫き
孤立していた
日本は世界を知らなかった
松陰は
日本じゃ世界に勝てないと悟った
圧倒的な武力の差である
驚くべきは吉田松陰25歳
敵の黒船に単身乗り込み
「学ばせてくれ!」
これが
明治維新の第一歩となる
その後
伝説と呼ばれる松下村塾を立ち上げた
塾生に
高杉晋作、伊藤博文、品川弥二郎、山縣有明、山田顕義…
総理大臣二名、国務大臣七名、大学創設者二名を輩出した
世界でも類を見ない塾
松陰の言葉
「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」
そういって全ての門下生を
弟子ではなく友人として迎えた
教育は
知識だけを伝えても意味はない
最終的に安政の大獄で
30歳の若さで生涯を閉じたわけだが
その教えをいくつか
「なにを選ぶか、どう選ぶか」
自分にとっての利益を増やそう、残そうとすればするほど判断基準がブレ、迷いが生まれる
自分の利益を一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうと
物事は気持ち良く進んでいく
若い時はこんなんばっかで、欲やスケベ根性丸出しで結果的に失敗をしていたんだと思う
失敗も経験なんだけど、このことに気付かなければ一生何をやっても失敗し続けてしまう
「運が向かない人の考え方」
一言で言えば因果応報
壊そうとするから壊される
負かそうとするから打ち負かされる
見下すから見下される
全てを失いそうになってなお
原因は自分だと気づかない
「いつでも死ねる生き方」
あなたはあなた
私は私
他人にはなんとでも言わせておきましょう
権力に屈したり、お金に心を動かされたりせず
ただ、あなたたちと一緒に一つのことをきわめながら、その素晴らしい技術と真心をもって、士として恥ずかしくないよう、生き抜きたいと思います
それさえ実現できるなら
いつ命を落とすことになっても、いっこうにかまいません
そんなのは現実的には無理だとあなたが言うのなら
無理ではなくて、まだ実現してないだけだと私は答えましょう
集団社会で生きていくことは楽じゃない
周りに能力を認められるまで、居場所を手に入れるのに必死
ひとたび自分の居場所を手に入れれば、今度はさらに居心地を良くするために、ひとつ上の暮らし、地位、家族、実績…などを手に入れようと必死になる
そうするうちに、いつしか人は「居場所を守るため」に生きるようになる
そのためだったら、たいていのことはできるようになり、生き方や信念ですら曲げられるようになる
安心感を求めるのは生存本能だ
しかし、松陰はそういう生き方を嫌った
「安定した生活」の先には、目に見えぬものに怯える、つまらない日々しか待っていないと知っていたからだ
松陰は武士の生き方を理想としていた
めちゃくちゃ良い本なので次回に続く