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心理

2015-04-14 13:17:52 | 日記
心理学者にダニエルカーネマンという人がいる。


行動経済学とか小難しい研究している人で、旬な人ではある。


その人が提唱というのか、行なった実験で興味深い内容のものがあった。



色々とあるんだけど、その一つに



「人は利益を得ようとする前に、損失を回避しようとする傾向がある」



前に書いた、客観的に期待値の高いものよりも、確実に見える数字を選ぶというのに通ずるのかとも思うけど、



例えば、買い物に行った際、店員が近寄ってくると店を出たくなるとか、営業されるとか、買わされるとか売られるというのを避けたくなる。当たり前かもしれないけど、そこには上記のような心理が働いていると唱えた。



だから、今は逆に接客というか声かけしない店も増えている。


で、思ったのが
その行動心理はあらゆる場面にあてはまるなぁってこと。


自分なんかでも、投資の際
恋愛、仕事、、、



それを、大衆心理と投資に当てはめてみると


アッシュの同調心理という実験があって、客観的に見ればどう考えても間違いだと思われる答えや選択でも、大勢が認めるものや同じ答えに安心感を覚える。


これを応用してるのが、田舎の公民館とかで老人集めて高額な物品の販売をするアレとか。


で、ジョージソロスの有名な言葉


大衆は間違っている



これは正に投資では当てはまる
お金の取り合いと考えるならば、大衆に属してはいけないとなる



しかし、チャートを眺めていると色んな思いが交錯してくる


そんな自分を客観的に見てみると面白い


ああ、下がる下がるヤバい売るしかない!
ああ、上がる上がる買わないとおいてかれる!

この思いがピークに達して売買をすることは少なくないと思うんだけど、これが正に大衆心理。

みんなそう思うわけ。


だから、そこが天井であったり底であって、自分のポジションから逆行するってことが起こる。


この心理は、デモプレイじゃ味わえない。実際に自分のお金が減るんじゃないかという局面にならないとわからない。
だから、デモプレイで好成績を残して脱サラしてリアルプレイで破産なんて枚挙にいとまがない。


だから、投資なんかはシステムトレードが案外有効だったりもする。


要は、メンタル


そこで、
カーネマンは
重要な意思決定を求められる時、思考の速度を緩め、直感に従わず、全体状況を把握した上で、しっかりと損得を判断すべきか理解する必要があると言っている。

と、英文の和訳が微妙に気になるけれど、なんとなくわかる。

つまり、直感には頼るなということを言ってるんだろう。

次回は、これをトレードに当てはめて考えてみよう。
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