於いて

どんよりとした分厚い雲の下

時折、大粒の雨玉が海面を弾く

潮でベトつく頭を流してくれるスコールのようだ

雷が落ちてきそうな中

頭くらいはあろうか波ではあるが

厚く割れ難い

ピークからスープに乗るくらいで丁度良く、斜面を繋いで繋いでフィニッシュ

何を言うかが知性で

何を言わないかが品性

スピードワゴンの小沢の言葉らしいけれど

ユダヤの言葉で

雄弁は銀

沈黙は金　とある

人は人の中で生きたい生き物が故に

人に好かれたいと思う

人がいない世界ほどつまらないものは無いからだ

だけど、人がいる前提で

人と関わる事を避けたくなる時も人もいる

間違いないのは

人がいるからこそ

生きていられるって事

だから何って話