2004年アテネオリンピック柔道男子
100kg級金メダリスト
現、全日本柔道監督
鈴木桂治さんの魂の勉強会
「剛毅木訥」
国士舘の道場にも掲げてある
堅固で強い意志力を持ちながら、冷静で控えめな態度を保つことを指す言葉で、しばしば高潔な品格や品性を称賛するために用いられます。このような特性を持つ人は、困難な状況でも落ち着いて対処し、自己をコントロールする能力があります。
桂治さん曰く
この言葉が理念であり
教えであると
語録をかいつまんで
稽古(強くなるため)
研究(勝つため)
両立できたらTop of Top
負けて学ぶことはない
負けないために何をするか
人間関係に正解はない
答えを作る
攻撃は最大の防御 ではない逆説的
先に攻撃をしかけ、その戦闘力でもって相手を屈服させるのではなく、相手がどのような攻撃をしても、絶対に勝てないと分からせる防御力こそが最大なのである。
スランプの時にどうしたか?
スランプなんかしょっちゅう
柔道から逃げない
練習量は変わらずやり続ける
自然と上向く
負けた時こそやる
そして、世界のトップにしか見えない言葉が秀逸
超一流達の差とは?
トップオブトップの僅差
最後の決め手は
『根性』
これが備わっているかどうか
これは生まれついてのある種の才能とも語っていた
ただ、この時代に根性とは言えない
だから化学的根性とか研究しているらしいんだが
自分はこれは腑に落ちたし
本当に切に思う
僕はこの解釈に対して
例えば
根性、気合い、忍耐
昭和の無用の長物的な教えでもあるんだけど
哲学的に言えば
アリストテレスは
中庸の美徳とし
根性は極端な感情や行動から適切なバランスを保つ能力を意味し、個人の幸福に寄与するとされています。
カントは
意志の力
自己の道徳的な原則に忠実に従い、その原則に従って行動する能力が根性を示すものでした。
ニーチェは
「ウィルト・ツー・パワー」と呼び、個人の内面的な力強さや自己超越を強調しました。彼によれば、根性は人生において困難に立ち向かい、自己を成長させるための力であるとされました。
人を見た時に形容し難い何か
信頼とか安心感とか
この人なら大丈夫と思わせる何か
僕的には腹を括ってるやつ
カントの考え方に近い
逆に言えば
これがない人間はブレブレだし
信用できない
かくいう自分もそうだった
じゃあ、どうするか
心掛けるしかない最初は
そういう人間で在りたいなら
そういうメンターを見つけて
その在り方を模倣しまくるしかない
その積み重ねが強さになって行くんだと思う
桂治さんは最後に
明るく 楽しく 生き生きと!!
これが全てだと締めた
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