マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

考える

2014-09-12 17:58:07 | Weblog

  私達日本人には理解出来ないイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦い。

 中東平和は世界で最も困難な課題の一つ。

  その難問に挑み続けるパレスチナ人医師。彼の名は”イゼルディン・アブエライシュ”

 劣悪な難民キャンプの環境にも屈せず苦学して医師となった。

 彼はパレスチナ人、イスラエル人双方を救っているのです。

 彼の心は人は皆”地球人”と思っているのでしょう。

 彼は3人の娘と姪を失った。それでも報復をしなかった。

  「私達に必要なのは互いへの尊敬です。憎しみを拒絶する内的な強さが大事です。

 そうなって初めて平和は達成されるでしょう」と。

 ”目には目”は駄目なのです。人間の精神を変えなければ。

 「精神の変革」

 人間革命の道しか平和への道は無いと語っているのです。

 彼の生き方から私達も考えねばなりません。

  そして、その覚悟を自分の心に問い掛けましょう。

海の底

2014-09-11 21:53:04 | Weblog
  
  東北の震災から3年以上が過ぎました。

 「光陰矢の如し」とはうよく言ったものです。

  ある方から”素敵なお話し”を聞きました。

 その男性は50歳くらいと。総てをあの震災で失った。

 しかし、彼は自分の悲しみから立ち上がった。

 まだ海の底深く眠っている遺体を何とかしなくてはとーーーー。

 彼は資産があった。6億以上のお金でまず船を買い遺体を引き上げる為の

 準備にはいった。彼には潜水という特技があった。

 今迄にも100体以上の遺体を引き上げたと。

 100メートルも深くは普通の人には潜れない。彼だから出来る。

 小型のバンがそのまま海の底にあった。遺体はきれい。

 高齢の旦那様が運転席に、反り返るように後部座席の奥様と

 手を握り締め。それを観た時何か胸の中にあつい物が込み上げたと。

 そのご遺体も無事に家族の下に。まだまだ海の底では待っている遺体がある。

 その作業に使命感を持ち、日々黙々と取り組む彼。

 その姿勢に、生き様に頭がさがる。

テニス

2014-09-11 11:48:40 | Weblog
 
  日本のテニス界に素晴らしい選手が現れた。5歳からテニスを始めた”錦織 圭選手”

 この度の全米オ-プンテニスの準決勝で勝った時、両手でガッツポーズの彼。本当に格好いい。

 ルックス良く、マナ-良く、英語が話せて、インタ-ナショナルの選手です。

 惜しくも決勝には敗れたが、多くの日本人は彼からどれ程の”勇気”を貰った事だろう。

  表彰式での彼のスピ-チも凄い。

 あの若さで、相手の選手の優勝を祝い多くの人に感謝を、スタンドの人々にも。

 そして、自分の思いを「来年この場所で必ずチャレンジします」と。

 見事と心から思いました。

 [I will come back] 笑顔で話したその言葉に心から拍手を送りたい。

  日本選手初の決勝進出を果たしたその偉業に”ご苦労様そして沢山の感動有り難う”

 

エジソン

2014-09-10 15:30:15 | Weblog

  ”エジソン”は1300もの発明をしたがそれをはるかに上回る失敗もした。

 1万回もの失敗に驚く友人に言った言葉。

 「オレは1回も失敗なんかしてないよ。うまくゆかない方法を1万も見つけたんだ」と。

 深い意味がありますね!

 少々やってみて立ち止まる人達はこの言葉を”勇気”として受け止めたら如何でしょう。

  ”エジソン”の人生は幼少から失敗続き。

 小学校も3ヶ月の通学。教師からは心無い言葉をあびる。

 しかし彼には絶対の味方があった。それは”母”

 「”いい子になったら””云う事を聞いたら”という様な条件を付けた事はありません。

 ありのままの息子を愛しました」と。

  信じ抜く母の思いの凄さ。

 その事で子供が未来の大海に泳ぎ出す事が出来るのです。

 世のお母さま方!改めて自分の会話を見詰めてみるのも如何なものでしょう。

2014-09-09 21:23:58 | Weblog
 
  茨城県の笠間は100年以上も続く”栗”で有名な所。今年は豊作とか。

 次から次と落ちてくる”栗”を「トング」という挟む道具で拾っていく。

 800本の”栗の木”を夫婦2人で管理している。

 一つのシ-ズンで7万ヶの”栗”----多い時には1日数千と。

 落ちたその日に拾うことが大事らしい。

 つやつやした色にこだわって素早く拾う工夫をしている。それは、

 ● ”栗”の落下時期をずらす。

 ● 取っ手の長い籠を使い、動きの無駄をなくする。

 ● ”いが”から取り出すテクニック。

   足で踏んで口を開けトングで取り出す。これがなかなか難しい。

  何事もお仕事は容易くありません。

  私たちが”栗”頂けるのもその方達のお蔭です。

 秋の味覚の代表。

 さぁ!”栗”を頂いて秋の訪れを感じましょう。

小さな秋

2014-09-08 22:55:08 | Weblog
 
  ”小さな秋”がもうそこ迄。秋はどんな所で感じるのでしょう。

 昭和30年代の”秋の訪れ”をテレビで観ました。

 まず“観る”では稲穂、そしてファッションショー
 
 今とは随分違うと感じました。

 次に“聴く”それは虫の声。鈴虫、くつわ虫が夕涼みの夜店で

 一匹3円で売られたと。
 
 それから”触れる”ーーー東京湾のはぜつりは風物史だったと。

 1日5万人の人達が集まって家族連れの楽しみだった様です。

 そして”味わう”はサンマ漁の解禁を祝い1尾1円で。

 ”えっ!”という感じですね。

 家族の食卓は毎日サンマの出番だった様です。

 時は流れ、変わっていく物と改めて感じました。

 でも”中秋の名月”は変わらず私達に自然の美しさを届けてくれます。 

手紙

2014-09-07 19:47:00 | Weblog
 
  インドの初代大統領は独立運動に身を投じて

 獄中にいた時愛娘のインディナに”手紙”を送った。

 それは世界史をつづる197通の”手紙”に。

 その後その”手紙”は名著「父が子に語る世界歴史」となった。

 そして、娘も父の心をついで首相になった。

  親が子供に贈れるこの世での最高の物。

 それは何でしょう。

 それは自分の生き方を子供にきちんと伝え語る事だと思います。

 それには自分の生き方が問われます。

 生きる事は戦いですからーーーー。

  私も「一方通行のラブレター」と云って息子に書きつづっています。

 私が旅立った後、きっと読んで私の生き方を理解してくれると

 信じているからです。

継生

2014-09-06 22:25:21 | Weblog

  何故「継承」ではなく「継生」なのでしょう。

 それは”ありったけの地獄”と云われた沖縄戦の実態を

 戦争の知らない世代に「継いで」「生きる」との。

 その強い思いを込められて作られた言葉が「継生」。

  ある婦人は5人の若者に戦争体験を語った。

 亡くなった自分の身内の名前を口にした時耐え切れず 泣き崩れた。

 彼女は言った。「誰一人死にたくて死んだ訳ではありません。

 此処にある『平和の礎』に刻まれた方々の声なき声を全世界の人に

 伝える使命があるから私は生きているのです。

 皆さんが私の戦争体験を受け継ぎ次の世代に繋げてください。

 その時が私の”終戦記念日”です」と。

  若者達は”沖縄の根底からの叫び”を聞いたと。

 戦争を追体験し、一人一人の心の中に”平和の砦”を築く。

 それしかないのです。

 自らが”継生”の人でありたいーーーーー。

 ”忘却”は罪と思います。そうではないでしょうか?

  

一筆せん

2014-09-05 21:25:13 | Weblog

  文章を書くのは苦手だけどちょっとした

 気持ちを気軽につたえたいーーーーー。

 そんな時にぴったりなのが”一筆せん”

 ”一筆せん”は基本的に添える物です。

  書類や、友人えへの贈り物、メモ代わりとして

 ”一筆せん”は多くの出番があります。

  文字は大きく、太字のペンで、インクは黒より青と

 読みやすくする3つのポイントがある様です。

 季節の物、趣味に合わせて、名前にちなんで、ご当地の物

 幸運のモチーフと選び方にも楽しみが重なります。

  生活とは自分自身で演出するものです。

 ”一筆せん”もその一つ。

 さぁ!皆さん、貴方の友人に早速に書いてみませんか!

倍音

2014-09-05 06:32:33 | Weblog
 
  ”倍音”というのはピアノで”ド”という音を弾くと

 実は一緒に”ド ミ ソ シ”とと幾つ物の音が

 ”倍音”となって響きわたっている。”倍音”が豊かなほど音楽も美しくなると。

 人も社会も単一ではない。”倍音”の様に沢山の人や事柄が響きあっている。

  その深さを求めてある監督が”ミンヨン”という映画を製作した。

 韓国のミンヨンという女性が日本で様ざまな人や音楽と出会い

 ハーモニーへの夢を育むという物語。

 利益ばかりを追求する映画界において監督は真摯なる姿勢で

 作品を完成させたと。

 映画の終盤主役のミンヨンがモーツアルトを元気に歌いきり

 遠くを見つめる彼女の表情が何時までも聴衆の心に残るでしょうと。

 世界は今憎しみに満ち溢れています。でも絶望するにはまだ早い。

  何時の日か国々が”倍音”の様に響き合えばーーーーー。
 
 岩波ホールで10月公開と。

 私も安らぎの倍音の世界に旅したいと思っています。