柏崎フォーラム 「子育孫育講座」にて
お話させていただきました。
柏崎は私が若かりし頃住んでいた所でもあります。
当時の県立柏崎養護学校に勤務していました。
3年間大雪で、つなぎ服を着て毎日1時間歩いて通ったことなど思い出しました。
柏崎は冬は風が強いため傘もさせず、
バスも何時に来るか分からず、毎日歩いて通ったのです(若かった・・)。
参加してくださった方はおばあちゃん、
またはこれからおばあちゃんになられる方が殆どでした。
今、お子さんとの関係に悩んでいらっしゃったお母さんも。
簡単な心のしくみや脳の発達から見た子育てについてなど
お話させていただきました。
お孫さんとの関係や同居の悩みなど
どこのご家庭にもあるだろう切実な悩みについて、
笑いもありながらのお話会でした。
皆さん本当の気持ちを聞かせてくださり、
おばあちゃんのご苦労も垣間見ることができ、
私も勉強になりました。
案外多かった悩みが、きょうだい間の格差について、でした。
若いママの悩みでも、二人以上のお子さんがいる場合は
悩みナンバー1か2かという位です。
やはり現実問題として仕方なかったということもありますし、
どうして良いか分からないということもあると思います。
それらのことについて、今出来ることがあること、
簡単ですが、こころの仕組みを知ることにより
育児書に子どもを合わせるのではなく、
子どもに合った対応の仕方が出来るということについても
お話しました。
そして、大人が何でもしてあげる必要はなく、
子どもが失敗から学ぶことを良しとして、
そこから自律の方向へ導いてあげることが
大人のしてあげられる最善のことでもあるということについても話しました。
実際にお孫さんが自分の力で問題を乗り切った例なども
お話していただき、とても参考になりました。
簡単でも心の仕組みを知り、
子どもが現実をどんな風に捉えるかが分かったり、
コミュニケーションで大切なことが分かることにより、
安心感がもてたようでした。
やはり「知識を得る」ということは大切です。
講座の後の感想では、
家族にも知ってほしいという声や
親になる前の人達が知って欲しいという声がありました。
私もそれを願っています。
おばあちゃんからお母さんやお父さんへ、
お孫さんへとプラスの循環が生まれますように。
近々、キャラクトロジー心理学の入門講座もまた開催予定です(長岡)。
柏崎のおばあちゃん方も興味を持ってくださいました。
もしかしたら柏崎開催もあるかも知れません。