子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

育児、カウンセリング、子育て講座、不登校、箱庭
キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

犬育て 2

2013-09-30 09:58:18 | 日記
花が我が家にきた当時はとにかく何かあると反応して吠えていました。

テレビに怖いオジサンが写ると吠え、プリンターを使うと吠え、カーテンが揺れると吠え(これは今も苦手ですが)、虫眼鏡で見ないとならないくらい小さい虫を見つけては吠え、という具合で、こんなに犬が吠えるとは知らなかった私たちはグッタリ。犬は吠えるのが仕事なのだそうですね。

今はずいぶん吠えなくなりました。
毎日たくさん褒めていたら犬なりに何かを感じたのか、たま~~にですが叱ると効果てきめんです。
今までは吠えている時に叱っても全く効果がなかったのですが、最近少し効果が現れて来たのは花の中で「褒められるのは心地よい」「叱られるのは心地よくない」という図式ができあがってきたのかも知れません。

犬もそうなのですから、人間の子どもが普段から自分はOKと自分にOKを出せていたらどんどん素敵な子どもに成長していってくれるのではないでしょうか。
それには関わる人達の何気ない言葉や雰囲気や気持ちがとても大きく影響するのだと思います。

それから犬にはできないけれど、人間は言葉というものを持っているのですから、叱る前にどうしてそういうことをしたのかと尋ねてみることも大切だと思うのです。
案外子どものすることには子どもなりのちゃんとした理由があるものです。
聞いてみると感動ものだったりするのですよね~~
なるほど~~、と叱る気持ちもどこへやら、なんていうこともあります。
なかなか心に余裕がないと難しいことではありますが。


いろんな辛い経験をしてきた子どもは防衛が強くて、ちょっとしたことにもものすごく反応する場合があります。
きっとその子の中の正義の味方が、助けてやるゾ~~!と飛んでくるのでしょう。
そういう時に強く叱ってしまうとなおのこと正義の味方が頑張るわけですから、正義の味方が、もう出て来なくても大丈夫と思えるようにしてあげたいですね。
どうしたらいいのかなぁ。

小さい子どもなら案外ファンタジーの世界に誘うなんていうのもいいかなと思うのですが、どうかな。
我が息子はファンタジーの世界大好きでした。



吠えるといえば、花は私がトイレに入ると必ず甘え声を出して吠えるのです(笑)
トイレに行く=置いて行く という図式??? 
ほんとの外出の時はそれ程吠えません。けむに巻いて行きますから(笑)
息子が小さい頃私がトイレに行くとトイレの前でずっと待っていたのを思い出します。

犬育て

2013-09-26 09:29:29 | 日記
偶然息子と同じ誕生日の犬に出会い、衝動飼いして3か月が経ちました。

トイプードルはみな興奮しやすいということですが、我が家の花は嬉しいと興奮が激しく(まるでゴールキーパーのように斜めに飛び跳ねています)甘噛みもひどかったので、トレーニングをお願いしています。

トレーニングと言っても犬はすぐに覚えるのですが、飼い主の方がおぼつかないのです

犬は常に上下関係を計っている動物だそうで(知りませんでした)、お母さん負けないようにね!と初日に言い渡されました

人間の子育ては0歳代はしっかりと赤ちゃんの要求に応えていくことが大切ですが、犬はまるで逆なんですねぇ
とにかく、犬の出す要求は完全に無視と言われて、無視しようとするのですが、すぐそこに一緒にいるためそれがなかなか難しい・・
最初の頃はそうすることがとにかくストレスでした
でもきちんと守らないと要求吠えがひどくなるのです。
四苦八苦しながらでしたが、最近ようやくお互いのスタンスが分かって来て、何となくしっくりくるようになりました。

日々関係を作り上げる努力をしなければならないというところは、方法は違えども犬も人間も一緒なんだなぁとつくづく感じました。
ある日失敗しても、気を取り直して関係を作り直す、その繰り返しでだんだんお互いしっくりくるようになるんですね。

とにかく褒めてあげると明るい性格になるそうで、一回散歩に行って来ると100回くらいは褒めているのではないかと思います。
静かにしている時に視線が合えばひと言褒めてあげます。
そういえば息子を育てている時も、かわいくてですが、自然とほめることが多かったように思います。何だかその感覚が戻って来たようです。

犬を褒めていてもう一つ良いことがありました。
褒めているうちに何となく私の気持ちも体調もUPしてきたようなのです。
褒めるということも健康法のひとつかも知れません。

大枚はたいてトレーニングを受けている成果が少しずつ見え始めたこの頃。
あんなに興奮していた花も最近は落ち着いていることが多くなり、散歩もリードを張らないで上手に歩けることが多くなりました。
親バカごめんなさい

写真はまだお互い下手くそな頃です(念のため)(笑)
写真が巨大になってしまいました。小さくする方法が分からないため(アナログおばさん)ごめんなさ~い

今年の命日は

2013-09-18 11:27:21 | 日記
命日まであと二日。

大切な人を亡くした方々はどんな命日を過ごされるのでしょう?

我が家は特に宗教はないため(以前はキリスト教の教会に行っていましたが)毎年違った過ごし方をしています。
最初の頃は辛くて家にいられず、毎年一泊旅行に出かけていました。

昨年は昼間は仕事をして過ごし、夜 夫が帰って来てから写真の中のたろうに二人で話しかけて過ごしました。

今年は小千谷の森に行き、木のこんhttp://kinokon.hatenablog.com/の片岡さんとワークショップの打ち合わせをしたりして過ごす予定です。

せっかくだから、これからどんどん楽しい企画をしようと相談をしています
子ども達が本物の体験をできるように。
常識にとらわれず、子どもの感性に響くようなことができたらいいなぁと考えています。
私も子ども達とともに新しく学び、楽しみたいと思います。

10年経ってようやく心から、人生を楽しんでもよいと自分にOKを出せたような気がします。
子どもを亡くした人って、なかなか楽しむということにOKが出せなかったりするのです。

亡くした頃は自分の体調が悪くなると、このくらいは当然だ、もっと苦しんで当然だ。息子はもっともっと苦しかったんだから、なんていう思いでいっぱいでした。。

ようやくそこから脱出し、新しく進んでいける気持ちになれました。
これからは子ども達やお母さんを応援していく縁の下の力持ちになれるといいな。
息子もそれを望んで応援してくれているのでしょう

新潟の子ども、日本の子ども、世界の子どもがみんな幸せでありますように(祈)

里山 子育て支援ひろば 木のこん

2013-09-08 16:18:40 | 日記
9月7日(土)に小千谷市の東山地区で開催されている
里山 子育て支援ひろば 木のこんの集いが開かれました。
http://kinokon.hatenablog.com/

ここは主催の片岡さんご夫妻がコツコツと整備して今に至っているそうです。
自然いっぱいの中、それぞれのペースで歩き、水の中に入ったり、くるみを拾ったり、みょうがを採ったり。
途中ロープのブランコやハンモックもありました。

ロープを使って急な山肌を上る場所もありました@@
子ども達はどんどん登って行きました。たくましいね~!

幼少期に自然いっぱいの中で遊ぶということが、子どもにとってはどんなに素晴らしい体験か
五感をフルに使い、瞬間を生きる。まさに「今ここ」を生きているのです。

片岡さんのお子さんは以前は普通の保育園に行っていたそうですが、
そこには自由に遊ぶ時間がなかったとお子さんが話してくれたそうです。
保育園って普通自由に遊べる場所ですよね。
不思議に思って詳しく聞いてみると、先生が決めたいくつかの遊び以外はできないのだと訴えたそうです。
おもちゃで遊んだりするだけはつまらない。
普段自然の中で自由な発想で遊んでいる子どもにとっては、決められた場所での決められた遊びだけではほんとうに物足りないことでしょう。
それを聞いて、お子さんの感性の素晴らしさにびっくりしました

そっかぁ、自由に遊ぶ時間がなかったら毎日がつまらないのも、と~~ってもうなずけるね。

我が家に、学校に行けなかったり学校が合わないというお子さんが来られることがありますが、
話を聞いてみると、同じような感性で学校が合わなかったりしているのですね。
そして自分が変なのではないかと自信を無くしてしまっているのです。
背中を押してあげると、それぞれの生き方を見つけて前に進んで行きます。
そういう子ども達こそ素晴らしい力をもっていて、でも普段発揮できないでいることが多いのでしょう。

自分に合った教育を子どもが選んでいけるようになれば、子ども達が生き生きと自分の才能を発揮できるようになるのではないでしょうか。
外国ではそれが実現している国もあるのに、日本の教育がそういう方向に向かないのは残念でたまりませんね。