子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

育児、カウンセリング、子育て講座、不登校、箱庭
キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

3~6歳までで大切なこと

2014-12-27 06:47:33 | セラピー
小さい時に子どもが無条件の受容を経験していると、
その子どもは周囲の雰囲気をちゃんと感じ取り、
自由に育っていてもちゃんと静かにするべき所では静かにできるようになるそうです。
正常化というそうです。

3歳頃になると反抗期に突入しますね。
反抗期が来るということはちゃんと育ってくれているということなので、
私はお母さんにも子どもにもおめでとうを言います。
反抗できない子は、それまでに過度のしつけを受けて来たか、
自分の意見を認めてもらえないで育っています。

我が家の息子は重度の障害があったので、果たして反抗期が来るのか?
と疑問でした。

普通よりは遅かったのですが、5歳頃突然反抗期に突入しました。
反抗期というのは突然来るので、親はびっくりして戸惑いますよね。
私は、来るのかどうか?という想いがあったので、来た時にはとても嬉しかったことを覚えています。
障害があると、普通のことができるということは親の喜びでもあるのです。

そのせいか心に余裕があり、お~、反抗しとる、しとる、なんて思っているうちに終息していきました。
あまり親が深刻になり過ぎない方がいいのかも知れません。

反抗させるのは大事です。
反抗は、新しいものを作り出していく力にも育っていきます。
だんだんと自分の力が有効、という感覚も育っていくと思うのですが、
わがまま、かんしゃくを起こした時は一線を引く必要があります。
待つこと、自制することを教えてあげます。

反抗させながら、自制する力も育てていきます。
何でもハイハイと言うことを聞く子は逆に怖いです。
かなり我慢していたり、自分を抑えていたりします。
そうすると、この時期の問題が思春期以降に出てきてしまいます。


わ~~っ、となった時にひとつの方法があります。
まず共感。「なんか怒っているんだ」と気持ちに共感してあげます。
すると、少しわ~~っが小さくなります。
共感がなくて、ただダメ、と怒ってしまうとさらに火に油を注いでしまいます。

そこから、その怒っている子は体のどこにいる?と聞いてみます。
子どもがよく分からない時は、ここかな~?と適当に示してあげると、違う、ここ、とか教えてくれるかも知れません。
身体に意識を向けさせると落ち着いてくるのです。
そしたら、そこの怒っている子は何て言いたいの?というように聞いてみてください。

怒っている子、悲しんでいる子、ムカムカしている子、怖がっている子、などと
日頃から名前をつけて共有していると、だんだん親子ですぐに出来るようになりますよ。
そううするとお母さんがちゃんと見てくれなかったから、などと言ってくれると思います。
そっか、ごめんね。でもお母さんの方にも事情があったんだよ、
などと、事情がある時は説明してあげます。
世の中にはいろんな事情があったり、色んな性格の人がいることが分かってくると思います。

これはセラピーの時にもよく使う方法です。
この方法は、講座の中でお教えしたいと思っています。

それと、もう一つの方法は「今何が起こっているの?」と聞いてみます。
この方法は少し大きくならないと出来ないかもしれませんが、
子どもにこの方法を教えておくと、自分を客観的に見れるようになります。
これもまず親が習得しておくといいですね。講座で練習を入れたいと思います。
この方法は、実は私も習って来たばかりです(笑)

2歳くらいまでは、わ~っとなったら抱っこしたりよしよししたりして、
自分の気持ちを落ち着かせることを親が手助けしてあげます。
だんだん気持ちを落ち着かせるということを十分に経験させてあげておきます。

育児って何事も練習だと思います。
試行錯誤して練習する。
私も未だに練習しています。

納得するまでやらせて、行動力をつけてあげることもこの時期に大切なことだそうです。

どうして?なんで?を連発してくる時でもありますね。
そういう時はファンタジーの世界の答えでもいいのですぐに答えてあげてください。
脳の回路ができます。この時期は回路を作ってあげることが大切で、
その答えが正しいかどうかは問題ではないのだそうです。
子どもが正しい答えを求めるようになったら、それが大切な時期に突入したということでしょう。

こんなことを心に留めて過ごしてみてくださいね。
育児は、お互いの歯車がかみ合っていないと辛いけれど、
かみ合ってくると楽しくなるのだと思います。
私が感じていたように「楽(たの)苦しい」というところが本当なのかも知れませんね。




0~3歳までに大切なこと

2014-12-25 07:24:46 | セラピー
この時期に一番大切なこと

「愛と信頼と安心感」

初めて親になった人は何を大切にして育てていいのか、戸惑うかも知れませんね。
親も一年生です。子どもから学ぶことを大切にしましょう。

子どもをこころから愛し抜く
子どもを信じ抜く
肌をとおして安心感を伝える

抱っこする時もただ抱っこしていても心は伝わりません。
こころで抱きしめる。
子どもは親のこころを感じて育ちます。

信じる、と信じ抜く、は違います。
親が子どもを信じて信じて信じ抜くと
子どもが人を信じられるようになります。

温かい空気感の中で育てる。
言葉よりも、目に見えないもので伝わる。
笑顔だったり、しぐさだったり、声の表情だったり。
そんなことが本当は何より大切です。
まなざしやぬくもりの中であなたが大切、ということを伝える。

この時期の子どもは自分の感情をうまくコントロールできません。
よしよししたりしながら、親が手伝ってあげましょう。

親の生きる姿勢を見せる。
0~3歳はまねして覚える時期です。
子どもが人に迷惑をかけたら親が謝り
人の痛みを話してあげる。
大切なものや事は、親が大切にしてみせる。
親の姿勢で伝えていく。
子どもの気もちを尊重してあげると、人の気持ちも尊重できる子に育ちます。
それはわがままを認めるということとは違います。

この時期にしっかり愛を信頼と安心感を感じられると
3歳のころには外の世界に対して自分から積極的に働きかけられるようになります。
安心感と十分に愛されている感覚が伝わっていないと、いつまでも親から離れられなかったり
親の手助けをいつも求めたりして、外の世界に自分から働きかけられなくなってしまいます。















お母さんのためのミニ講座

2014-12-21 06:58:14 | セラピー
子どもは周りの人の影響をとても受けます。

今週はお母さんがちょっとだけ創造的になってみましょう。

創造的と言っても、おおげさに考えるのではなく

いつもと違うことをちょっとやって楽しんでみましょう。

例えば、子どもと一緒にシールを買って来て、

自分の好きなところに貼ったり、何か面白い模様を作ってみるとか

そんなことです。

りんごを大きい順に並べて置いてみるとか(笑)

それをただ楽しんでみましょう。

新しい自分を発見できるかも知れませんね。

何も考えずただ楽しむだけで、何かちょっと変化しませんか?


見上げてごらん夜の星を

2014-12-17 18:33:22 | つぶやき
息子が亡くなった後、
苦しくてて辛くて、よく気晴らしに温泉に行きました。

夫が帰って来た後に二人で行ったのですが、
露天風呂に出ると星が輝いていたものです。

その星を見ると
息子がもう手の届かない遠いところに行ってしまったようで
また苦しくて苦しくて
見ることが出来ないのでした。

いつの頃からか夜空を見ることができるようになりました。
見上げてごらん夜の星を
この曲は辛くて聞けなかったのですが、
ちゃんと聞けるようになりました。

来年の夏は、里山でみんなで夜空を見るのもいいね

会いたい人

2014-12-16 07:12:41 | つぶやき
青葉台は、普段でも雪がすごいのですが、
今年はさらに
消雪設備が整っていない地域なので大変です。

と、言う訳で、私は車も出せない状態になっていて冬籠り中。
夢や妄想なども浮かんで来ます。

私はなぜか昔から黒柳徹子さんが大好きなのです。
何ごとにも捕らわれない自由さと、面白さ?と思いやりと物事の本質を見極める目がある。
子どもの頃は普通の小学校を追い出されたそうだから、かなり大変なお子さんだったのだと思うのですが、
お母さんが徹子さんに合う学校を探されて、よい芽がすくすくと育ったのでしょう。

自閉症のお子さんも
愛着さえしっかり持てれば、とてもユニークなキャラクターを発揮できるのではないかと思います。
やっぱり0~3歳が大切な時期だと思います。

我が息子も自閉は強かったです。
息子を観察していて分かったのですが、
自閉症とは決して自分を閉ざしているのではないということです。
刺激が何もかも強く感じて、遠ざからないとやっていられない、苦し過ぎる状態になってしまうようです。
嬉しいことでさえ、刺激が強すぎるのです。
大きくなってからは自分である程度調節しているようでした。

生まれた頃は生きること自体が下手で、とても苦しそうでした。
怪獣たろごんとあだ名をつけていました(ひどい)
それでどうしたかと言うと、肌身離さず、というくらい抱っこにおんぶをしていました。
夜も寝ないので、ラージボールの上でひたすら揺らして眠らせていました。
やめると起きるのでずっとそうやっていました。こちらの方が死にそうでした(笑)
今から考えると、若いから出来たんだなぁと思いますが。
そうやっているうちに、3歳くらいになったらずいぶん気持ちも安定しました。
夜寝ないのは変わらずでした(苦笑)

話が逸れてしまいましたが、
そんな訳で、黒柳徹子さんにお会いしてみたいなぁ、なんていう妄想が
なぜか雪の中で湧いてきたのでした(笑)

この世界を造っているもの

2014-12-14 15:01:15 | セラピー
今まで心理の勉強やら教育についてやら
色んな勉強をして来ましたが、
どんなことを勉強しても
行きつくところは親子関係なんです。

いつの時代も変わりなく、物事の根底にあるのは親子関係。
そして、親がちょっとだけ見方が変わったりすることで、
親子関係が変わり、子どもも変わる。
それを実際見て来ました。

それだから、お母さんだけではなく、保育士さんや学校の先生も含めて子どもに関わる人全て、
ちょっとだけ皆さんの見方が変われば世の中変わりますよ~~

大人が色んなことに捕らわれている。
捕らわれから自由になって、違う発想してみましょう。

子どもがもっと自由に、のびのびと力を発揮できるようになれば
色んなことが変わっていくと思います^^


12月14日

2014-12-12 10:15:08 | 日記
14日は大雪の予報です。

でも、子ども達の将来がかかっている大切な選挙です。

経済のことだけではありません。
集団的自衛権の問題やら、特定秘密保護法の問題があります。

分かりやすい説明がありました。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312140056.html


以前若いママさんに、選挙は大切だから行ってね、と話したら
我が家は今とても幸せだから政治には興味がないとおっしゃっていました。

今は幸せでも明日この幸せが続く保証がないのが今の世の中です。
子ども達が戦争に行くことになるかも知れないです。
こんな大切な選挙なのに、新聞には国民の関心が薄いと書かれています。
子ども達の未来は親の責任だと思います。
後で、誰がこんなことを決めたんだと言っても、選挙に行かなかった自分たちの責任になりますよ。

自分の意思を活かすチャンスと考え、大雪でも頑張って行きましょうよ。

(なんだか、赤い文字になって下線が引かれてしまいまして、どうしたらいいのか分からず・・ごめんなさい)

ミニ講座 2 愛着障害

2014-12-10 07:20:49 | セラピー
やはり0~3歳の時期が大切だなぁと思うのは、特に0~1歳半の時期が愛着が形成される臨界期なのだそうです。

その時期が一番重要で3歳くらいまではかなり重要、5歳くらいまで心に留めておく必要があるようです。

そして大切なのは、お母さんならお母さん、とにかく誰かひとりの人としっかりと絆を作ることが大切なのだそうです。
どこの国だったか、効率のよい子育てをしようと大勢の人達で育児をするという実験をしたら、子どもがかなりの確率で愛着障害になってしまったそうです。
それが孫の代にはさらにひどくなったそうです。

ですから、今は子育て支援が叫ばれていますが、
私が思うには、子どもが1歳半まではお母さんが働かなくても良いか、または短時間労働で働けるようにするのが本当の子育て支援だと思います。
今の子育て支援は親の都合ばかり考えられていて、子どもからの視点が薄いと感じます。

どうしても仕事をしなければならない時は、お母さんが仕事から帰って来た時が大切です。
まず、何をさておき子どもを抱っこしたり抱きしめたり話を聞いてあげる。
長い時間でなくても大丈夫だと思います。その時は全身で関わってあげる。それを毎日やる。

その覚悟ができる人だけが、ほんとうは働いても大丈夫なのだと思いました。


愛着障害は生涯続き、それを超えるにはやはりかなり努力が必要になるようです。
愛着障害は遺伝よりも圧倒的に環境によるものだそうです。

そして、薬物依存に走るとか殺人を犯すとかの重大な愛着障害ではなくても
普通の人の3分の1は愛着障害をもっていて、生きづらさを感じているそうです。

0歳代はたくさん抱っこしてあげ、心から大切だよ愛しているよを伝え、
よちよち歩きが始まったら、子どもが求めてきた時にすばやく応えてあげる。
大きくなっても子どもが求めてきたらすばやく抱きしめたり話を聞いてあげる。
それをやってあげれば大丈夫です。

保育園や幼稚園に通うようになったら
朝、別れる時に必ず子どもに伝えましょう。
「お母さんが絶対迎えに来るよ。待っててね。」

子どもにとっては大人が思う以上に大変なことなんですよね。
大人だって新しいことには不安を感じるでしょう。
子どもはなおさらです。最初のうちは子どもの不安がなくなるまで根気強く付き合ってあげましょう。

親は子どもの母港になってあげることがとても大切です。
子どもが不安になったら受け止めてあげる。
そうすればまた子どもはひとりで歩き出します。

逆にいつまでも手を離さない親は
子どもにとっては母港ではなく牢獄です。
過保護でも愛着障害は起きてしまうようです。