ヤフーニュースで報道されていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151113-00000004-asahi-pol
数年前、作家の本田健さんと天外伺朗さんの教育に関するジョイントセミナーで、
水面下で進められていることを知りました。
中心になって進められていた国会議員さんや森のようちえん大地の先生など
オルタナティブスクールに関心のある方々が全国から約1000人参加されていました。
以前のブログに載せたような記憶があります。
いよいよ日本の教育にも変化の兆しが見え始めましたね。
いわば不登校の子供たちが道をつくってくれたようなものです。
やはり、存在に意味のない子はいないのです。
私もかつて養護学校(今の特別支援学校)の子供たちから
多くのことを教えてもらい、今の私のやっていることの
本質の部分となっています。
あれから30年(まではいかないけど^^;)経っても色あせることはありません。
ということは、逆に考えれば
30年近くもの間、殆ど何も変わっていなかったということでもあります。
私が主催している子育て講座は
子育て中のお母さんだけでなく、どの世代の方に受けていただいても
人生の本質を掴むことができる内容です。
方法論ではなく、生きることの本質をみんなで考える講座になっています。
今年度も学校の先生の立場の方が受けてくださっていますが、
来年度は保育園や学校の先生、子供に関わる職業の方々向け講座も考えています。
前回の講座でも皆さんと話し合ったのですが、
例えば、「朝 決まった時間に起きる」という指導について。
学校現場でも家庭でも効果が上がっていないそうです。
カードに時間を書いて、できたかどうかチェックする。
それをやっても子供がちゃんとできない。
それはどうしてか?
本当にそのことが子供の課題になっていないのです。
子供の課題なのに、親と先生だけが頑張ってしまっていて、
肝心の子供が頑張るようになっていないというところに
講座では焦点を当てて考えてみました。
これは境界線の問題といいます。
そして、ただ頑張ればいいということではないということ。
これも本質を考えれば、どうしたら良いのか
答えは自ずと分かってきます。
今は学校の先生の立場の方もお母さん方も一緒の講座ですので、
ある意味とても意義のある時間になっています。
誰を責めることもなく一緒に本質のことを本音で語り合い、
勉強できる時間というのは
あまり他ではないのではないかと思います。
教育の現場で本質のことをしっかりやっていく。
一歩一歩、親が変わり、先生や保育士さんが変わり、
社会が変わっていったら子供も生きやすくなるよね、
なんて昨日もお母さんと話していました。