子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

「自分でやるー!」の子どもにどう対応しますか?

2021-09-13 05:30:00 | 子育て
昨日は「子どもセラピスト養成講座」を開催していました。

子どものセラピストですので、子どもの葛藤の場面に対応出来ないとならないので、
講座中にいつも一つの課題を出します。
それは実際に「にじの森」で起きた出来事ですし、日常でもよくある場面です。

どういう場面かと言うと、、
にじの森では子どもが自由にノコギリなども使っていいことになっています。
通常はまず、大人と練習しながら一人で出来るようになっていきます。



でもそれが嫌な時期ってありますよね。
「自分で自分で 自分でやるーー!」の時期です。



その日もそういう男の子がいました。

私は大抵のことはOKにしています。
ですが、その子は興奮状態で、下手をすればノコギリが凶器のようになってしまいます。
大怪我するかもしれません。
さて、そういう時は皆さんならどう対応しますか?






やり方はひとつではありません。
色んな方法があるのです。
ユーモアを使ったりも出来るかも知れません。


ですが、大人が言いがちな「一緒にしようね」はこの場合には通用しません。
だって、「自分でやるー!」になっている訳ですからね。

そんな時に「一緒にやろうね」と言われたら子どもはどんな風に感じるでしょう?
子どもは深いところで「自分の気持ちを分かってもらえない」
に入りがちです。
でもその気持ちを相手に伝えることも出来ない。そこから絶望に入ったりもします。
トラウマってこんなささいなことから生まれたりもするのです。
と言うより、ほぼ日常のこんな場面でトラウマになってしまいます。
それじゃ、どうしたらいいのでしょうね。


あなたならどう対応しますか?
対応の仕方も決まっている訳ではありません。
そこが子育てのクリエイティブな面です。




私がどう対応したのか?

とっさの判断で2択にしました。
これくらいの年齢でも2択なら可能です。



私がどう対応したのかについては
もう少しで完成しますが、
「マインドフル子育て講座 ろっこの育辞書」でお話したいと思っています。



大切なことは

•今 自分自身がどう感じているか? 自分の中の真実は何か?
•目の前の子どもの気持ちと繋がっているか?

ここにあります。
子どもはこの瞬間、大人が正直で誠実であるかを感じ取っています。

こういう知識はキャラクトロジー心理学で学べます。



でも、人間ですから間違いや失敗もあります。
そういう時は私は、さっきはろっこさんが違っていました。ごめなさい。を
子どもに伝えます。


私も最初は出来なかったのですが、
養護学校の子ども達を通して学びました。
日々さまざまなことが繰り広げられていました。

やっぱり、日々意識的になっていることが大切です。



今日も素敵な一日をお過ごしください❤️



マインドフル子育て講座「ろっこの育辞書」続き

2021-08-21 11:57:42 | 子育て
先回の投稿がお役に立ったようで嬉しいです☺️

リクエストいただきましたので、講座ではこんな内容もあるよ、

ということを書いてみたいと思います。

この講座は「育辞書」というタイトルの通り、

講座が終わってからも、「どうだったっけ?」となった時に

読み返すことが出来るようになっています。

日常で辞書のように使っていただければと思って書いています。

一般のママやパパ以外に、保育士さんや支援員さん、学校の先生にも

十分役立てていただける内容です。

私のいとこは小学校の先生をしていますが、

心については先生でもあまり知識がないのです。

なので、一生懸命学んでくれています。

学校で子どものセラピーを応用出来るように、というのが目標です。

こんな先生がひとり、ふたりと増えてくれるといいなぁと、

未来を信じて私もがんばって講座をまとめています❤️




さて、前置きが長くなりましたが、トラウマ、トラウマと言うけれど、

トラウマになった瞬間に脳がどんな風に反応するのか知りたいと思いませんか?

右脳と左脳と全く違った反応をするのです!



子どもの頃の日常のごく些細な体験が大人になるまでずっと残り続けるのですが、

何で残り続けるのか。それじゃ、どうしたらいいのか?

どんな風にサポートしていったらいいのか、

そんなことも講座に入れています。

一言ではどうしても説明し切れないでので、ここには詳しくは書けないのですが。

なかなかまとめるのに苦労しまして、途中もう嫌になった〜〜!となりながらも

何とかまとまって来まして。

こんな風に途中で投げ出したくなるのも、実はゼロ歳代の心の傷が関係しています。

それを知っているので、大人の今は投げ出さずに取り組んでいるという訳なのです。

こんな情報満載の講座です☺️

一家に一冊あったら嬉しい「ろっこの育辞書」

と感じていただけたらすごく嬉しいです❤️

とにかく、私はひとりひとりの子どもが幸せ感じて生きていけたら、

この世界がもっと豊かに、幸せになるに違いないと感じているのです。

たとえどんな状況であったとしても。



今は亡き我が家息子

障害があり、病気もあり、もうメチャクチャ大変なことの連続でしたが、

幸せでした❤️









子どもの頃の感覚が、人生にこんな風に現れる

2021-08-06 17:54:00 | 子育て
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私はひとり息子を亡くすという経験をしています。
当時は辛くて辛くてたまらなかったのですが、
今はそれも意味ある体験となっています。
こんな辛さの中にも、子ども時代の体験がベースにあるのです。
ですので、親や周りの大人が意識的になっていることが大切なのです。
人間やっている限り、完璧はないけれど。



「息子の障害も、制限された生活も、
息子がいた時はそれなりに
受け入れて幸せを感じて生きて来たけれど、

息子の死だけはなかなか心から受け入れられず、ずっと抵抗して来た。

去年散骨するまでは本当には受け入れられていなかったことに、
散骨してからはっきりと気づいた。



それからは感じる世界、見える世界が明らかに変わった。

息子の死を通して浮かび上がったこと
この世界は怖くて不信に満ちている、という子どもの頃に感じていた誤解。
私の深いところにずっとあった。
息子の死がなければ浮かび上がって来なかったこと。

生も死も、苦しみも喜びも、全てがある世界を受け入れたら、
不思議なことに、怖さがしぼんだ。

息子は人生の先生だったと、改めて感じる。
人生にやって来ることを受け入れていた。
大変さはあっても、息子といる時間は幸せだった。
そんな息子を失うことが怖くてたまらなかった。

失ってみて、それまで半分しか知らなかった世界のあとの半分を知ることとなり、
私の世界がガラリと変わった。
本当は失うものは何もないことを知った。

それでも息子の死を受け入れることにずいぶんと時間がかかった。可愛い過ぎて。
何よりも難問でした。

「私には何も残っていない。全てを失った」というイメージに捉われて、なかなか抜け出せなかった。
結局はこれも子どもの頃に誤解したことが浮かび上がっただけなのですが。
子どもの頃のイメージが人生を作っていく。

今は幸せです。
いつの間にか、私の中には沢山のものがある。