子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

ミニ講座 2 愛着障害

2014-12-10 07:20:49 | セラピー
やはり0~3歳の時期が大切だなぁと思うのは、特に0~1歳半の時期が愛着が形成される臨界期なのだそうです。

その時期が一番重要で3歳くらいまではかなり重要、5歳くらいまで心に留めておく必要があるようです。

そして大切なのは、お母さんならお母さん、とにかく誰かひとりの人としっかりと絆を作ることが大切なのだそうです。
どこの国だったか、効率のよい子育てをしようと大勢の人達で育児をするという実験をしたら、子どもがかなりの確率で愛着障害になってしまったそうです。
それが孫の代にはさらにひどくなったそうです。

ですから、今は子育て支援が叫ばれていますが、
私が思うには、子どもが1歳半まではお母さんが働かなくても良いか、または短時間労働で働けるようにするのが本当の子育て支援だと思います。
今の子育て支援は親の都合ばかり考えられていて、子どもからの視点が薄いと感じます。

どうしても仕事をしなければならない時は、お母さんが仕事から帰って来た時が大切です。
まず、何をさておき子どもを抱っこしたり抱きしめたり話を聞いてあげる。
長い時間でなくても大丈夫だと思います。その時は全身で関わってあげる。それを毎日やる。

その覚悟ができる人だけが、ほんとうは働いても大丈夫なのだと思いました。


愛着障害は生涯続き、それを超えるにはやはりかなり努力が必要になるようです。
愛着障害は遺伝よりも圧倒的に環境によるものだそうです。

そして、薬物依存に走るとか殺人を犯すとかの重大な愛着障害ではなくても
普通の人の3分の1は愛着障害をもっていて、生きづらさを感じているそうです。

0歳代はたくさん抱っこしてあげ、心から大切だよ愛しているよを伝え、
よちよち歩きが始まったら、子どもが求めてきた時にすばやく応えてあげる。
大きくなっても子どもが求めてきたらすばやく抱きしめたり話を聞いてあげる。
それをやってあげれば大丈夫です。

保育園や幼稚園に通うようになったら
朝、別れる時に必ず子どもに伝えましょう。
「お母さんが絶対迎えに来るよ。待っててね。」

子どもにとっては大人が思う以上に大変なことなんですよね。
大人だって新しいことには不安を感じるでしょう。
子どもはなおさらです。最初のうちは子どもの不安がなくなるまで根気強く付き合ってあげましょう。

親は子どもの母港になってあげることがとても大切です。
子どもが不安になったら受け止めてあげる。
そうすればまた子どもはひとりで歩き出します。

逆にいつまでも手を離さない親は
子どもにとっては母港ではなく牢獄です。
過保護でも愛着障害は起きてしまうようです。


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