明太子スパゲッティを食べたくなったので、スーパーで明太子を買って作った。明太子のお値段がそこそこする。それを考えると、五文字のお店のたらこスパゲッティは、もともとコスパのいいこのお店の中でも相当なコスパ良しである。
ボールでまず明太子とマヨネーズを和え(明太子とマヨネーズのマッチングはタモリさんがテレビで勧めていた方法である)、そこに茹で上がった麺を入れて混ぜた後、お皿に移さず、そのままボールからいただいた。
洗い物を少なくし、かつ、1㎜も残さずに胃におさめるためである。ところが、重大な不都合が起きた。ボールが深くて舌が届かず底面に残った残骸を舐めることができないのである。1㎜も残さないためにとった方策だったのに(泣)。要はボールがいけないのだ。だから、ボールからお皿に移したとて同じだったろう。では、どうすべきか。そうだ!「和え」や「混ぜ」をすべてお皿ですればよいのだ。これは大発見だ。失敗は成功の母。次回からそうしよう。
なお、私にとって「舐める」は文化である。出会い系サイトの条件欄には「お皿を舐める」を必須条件として書くつもりである。だいたい、猫なら舐めるのが当たり前なのに、人間が舐めて行儀が悪いと言うのは筋が通らない。いったい、舐めることに生理上いかなる問題があるのか。ないだろう。見栄えが悪い?見栄えなどは見方次第である。
文化は様々である。例えば、朝鮮半島の人々は立て膝をついて食事をするという話を聞いて「え~?」と言った日本人がいたが、え~?と言う方がおかしい。げっぷに「ごちそうさま、おいしかったです」の意味を見いだす民族もある。そう言えば、前朝ドラで、ハ・ヨンス演じるヒャンちゃんの家族が立て膝ついてご飯を食べていた。全然普通だった。だいたい、日本人の脚が短かいのは日本式の正座のせいとも言われている。ヒャンちゃん効果で日本でも立て膝が普通になれば日本人のスタイルは向上するかもしれない。
なお、私が人とお付き合いをする必須条件は、前記の「お皿を舐める」のほかにもう一つある。デートを五文字のイタリアンですることである。
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