シリーズの目玉は、米国遠征から凱旋帰国したラッシャー木村の勇姿だった。木村は目新しい必殺技を次々に公開。特に回転足4の字固めは、今では使い手がいない幻の技となった。本来ならファン投票で選ばれた、”ギリシャの新星”スパイロス・アリオンの来日が予定されていたが、日本プロレスの妨害もあって中止となったのだ。
この大会で木村はドスター・デスを相手に、日本初の金網デスマッチを敢行。木村の代名詞となる大暴れ . . . 本文を読む
80年代、クラッシュ・ギャルズの大ブームの中でマスコミ的にはクラッシュを越えた存在に化けたのがダンプ松本であり、極悪同盟だった。当初はダンプとクレーン・ユウでスタートしたが、ブル中野の加入によりユウが追い出された。その後は勢力を拡大。”赤バス”と言われた専用の移動バスを持つようにもなったのだ。芸能活動ではクラッシュを遥かに凌ぎ、バラエティ番組、CM、ドラマと一般に通じるスターに君臨したのだ。 . . . 本文を読む
女子版のバチバチ・スタイルを目指す「女王バチ」が新木場で開催された。これが2回目だが、風香が初参戦のため会場に。4試合を見て、二通りの見方が出来た。一つは技術のせめぎ合い、もう一つは体の張り合い…
1試合目の木村響子vsRayは従来のプロレスに近い闘いだった。木村はビッグブーツやヘッドバッドといった日頃使っている技で勝負し、Rayは慣れないキックを乱発した。2試合目はエスイが軽量の山田よう子を . . . 本文を読む
1965年10月17日生まれ、メキシコシティ出身。164cm、65kg。(得意技)セントーン、ゴリー・スペシャル
本名マリア・デル・ロシオ・モレノ・レオン。アマレスのオリンピック・コーチの父を持ち、生まれ育った自宅がアレナ・アステカ・ブドーカンという試合会場だったから、幼い頃からルチャドーラを目指すことになる。ブドーカンという名は父が東京オリンピックにメキシコ・ナショナル・チームのコーチとして来 . . . 本文を読む