1年半ぶりにリングに戻ってきた栗原あゆみ復帰興行は、SHINJUKU FACEが札止めになる超満員の観客が集まった。主役の栗原はシングル&タッグの2試合に登場。まるで長いブランクを全く感じさせない、スピード感があった。2年前のジュニア・オールスター戦で「ベストバウト」を受賞した、渋谷シュウとのシングル戦は、やけに渋谷が大きく見えたものだ。敗れたものの、栗原のドロップキックを受けきる渋谷の上手さが . . . 本文を読む
父親は1940年代から60年代に掛け、サントのライバルとして活躍し銀幕のスターでもあった。その息子は幾つかの団体を渡り、現在はフリーとして活躍中。NWAメキシコの事実上の代表者でもある。そしてNWA世界ヘビー級王座も獲得した。
私はユニバーサルに来日した91年秋に初めて出会ったが、特にどこかが傑出したルチャドーラには見えなかった。だが、メキシコではディモンという名跡は絶対的である。確か以前は薄 . . . 本文を読む
バーン・ガニア…ご存知AWAの帝王で、トップ選手であり、プロモーターでもある。世界王座を長期間保持し、必殺技はスリーパー・ホールドとスクリュー・ドロップキック。
マッドドッグ・バション…狂犬の異名を持ち、小柄ながらそのド迫力の喧嘩ファイトで時代を築いた。弟のブッチャー・バションとはAWA世界タッグ王者に君臨した。
クラッシャー・リソワスキー…ぶっ壊しの異名を持ち、ビールをラッパ飲み、メリケン . . . 本文を読む
ポスト・ビューティ・ペアの一番手として、一番最初に注目されたのが1年後輩のナンシー久美だった。目鼻立ちがハッキリした端正な美形で、70年代アイドルそのものといった雰囲気。その顔立ちとはアンバランスな頑丈な肉体は、パワー・ファイターでもあった。
僚友ビクトリア富士美とのゴールデン・ペアは、本当にビューティの妹分みたいな感じ。ただ、ナンシーは欲が無かった。やっぱり、資質が揃っていると努力をしな . . . 本文を読む