高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期の備え42:高齢期の健康(4)高血圧

2019年10月17日 | 高齢期の備え
・塩分が血圧を上げるかどうかは、身体に取り込んだ塩分の排出能力に左右されます。排出能力が高い程、塩分を取り込んでも血圧が上がりにくいことになります。

・排出能力は、今のところは高くても、年齢を重ねるにつれて下がる可能性があります。

・排出能力が下がることに備えておくことが、高齢期に高血圧になるリスクを下げます。

・現役時代から塩分の摂取量が少ない生活習慣をつけておけば、高齢になっても塩分摂取量が少ない生活を送りやすくなります。

・現役時代にできることとして、麺類やカップラーメンを食べるときは汁(つゆ)残すことが考えられます。汁を全部残せば2~3g減塩できます(出典:減塩のコツと塩分の多い食品・料理 日本高血圧学会)。全部残すことが難しければ半分でも残せば1~2g減塩できます。