・認知症になるリスクを下げるためには生活習慣と運動習慣を改善することです。
・糖尿病になるとアルツハイマー型認知症にあるリスクが2.1倍になります(出典:久山町研究ホームページ 九州大学)
・このリスクからみると糖尿病でない100人のうち10人がアルツハイマー型認知症になると仮定すると、糖尿病の100人のうち21人がアルツハイマー型認知症なる可能性があることになります。
・糖尿病については以後のブログで取り上げます。
・運動習慣も認知症のリスクを下げます。40歳代、50歳代で運動習慣のあった方は、ない方に比べて認知症になる割合が明らかに小さく、運動の強さは「平地をゆっくり歩く程度」よりも「汗ばむ程度に無理なく持続できる運動」とすればより効果が高いとされています(出典:中高年期の運動の重要性 運動基準改定検討会(H24.11.7) 鈴木構成員提出資料)。
・運動習慣とは「1回当たり30分以上の運動を週2回の頻度で1年以上継続している(厚生労働省)」をいいます。
・認知症は脳血管疾患と並んで重度の介護が必要になる原因です。現役時代に生活習慣や運動習慣に気を付けることで認知症になるリスクを下げることができます。