新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 蛾

2020-09-12 21:16:07 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第270弾


久しぶりにマンションの廊下を歩いてみました。虫の数は少ないですね。とりあえず、蛾だけ名前を調べてみました。



最初の蛾でだいぶ迷いました。コブガか、アツバモドキか、ヒトリガかあたりで。でも、以前撮った写真と比べてみて、モトグロコブガではないかと思いました。



これはコトビモンシャチホコです。夏に多い蛾です。この数年の記録を見てみると、5月、6月、7月は各1、8月は7、9月は4匹でした。



これはエゾギクトリバ



アオシャクもなかなか難しいです。外横線の屈曲の具合を見て、ウスキヒメアオシャクかなと思ったのですが、自信はありません。



ヒメシャクもなかなか分かりません。たぶん、いつも見ているマエキヒメシャクだろうと思います。

雑談)最近はこれまでに行った旅行の写真をまとめて冊子にしようと思い、その作業ばかりしていたので、虫からやや遠ざかっていました。今日はさすがに手元に写真がなくなってしまったので、マンションの廊下を歩いてみました。♀有翅アリがいたので、たまに検索をしてみようと思ったのですが、だいぶ忘れてしまっていてかなり苦労しました。「日本産アリ類図鑑」と「日本産アリ類画像データベース」に載っている絵解き検索を用いるのですが、♀有翅アリについてはいずれも載っていません。これまでの経験で、ヤマアリ亜科にはちょっと工夫がいるのですが、フタフシアリ亜科には働きアリの検索表がたぶん、そのまま使えます。今回はフタフシアリ亜科だったので、うまくいくはずだったのですが、3度試みてそれぞれ違う属になってしまいました。結局、シリアゲというところを見損なっていたのが原因でした。結果はキイロシリアゲアリになりました。次回にでも載せます。