1月4日にPersonal Leadership Development (PLD)が始まってちょうど11か月、ついに最後のStrategic Value Management (SVM)の授業を迎えることになりました。
そしてSVMは選択科目の中でもっとも遅く終わる授業であるため、MBA全体でも昨日が最後の授業ということになります。
SVMのテーマは多岐に亘るのですが、最終回の授業では、スイスのネスレ社の企業買収のケースでした。
ネスレと同業他社の状況を勘案した上で、某社を有利な条件で買収し、かつその後にシナジー効果を出すにはどのような交渉をするのが良いか、ということを実際に交渉のシミュレーションをすることで学びました。
交渉に際してはランダムにチームの振り分けが行われ、チームからCEO、CFOおよびCOOを選び、彼らを中心に買収側・非買収側でケースの状況を基に交渉を行いました。
交渉に臨む経営陣。自分は後ろでアドバイザー(?)
交渉のテーマは財務デューデリジェンスに基づく買収価格にとどまらず、サプライチェーンの管理や経営者の人事、組織の構成、雇用など、被買収会社をどのように位置づけるかについて話し合いました。
企業文化も違いますので(そしてそれがサプライチェーンなどに影響する)、それをどのように調整していくかということも重要なテーマでした。実際M&Aでもっとも大事なことの一つも企業文化の融合だと教授も話されていました。
交渉シミュレーションの後にはネスレ社のキットカットが振る舞われ、各チームの交渉のポイントについて説明し、それぞれのアイデアを共有しました。
キットカットとケースと。
ちなみにこのケースはスイスの名門ビジネススクール、IMDが作成したものだったのですが、IMDはネスレ社によって設立された学校で、なるほどと思いました。
実際にケースに登場した人物もIMDでこのケースの各ポイントについて話していて、実際にケースに登場した人から話を聞くのは面白そうでした。
そしてまとめも終わり、ついに全ての授業が終了。
みんな非常に感慨深そうにしていました。
最後は盛大な拍手で。
拍手の後はクラス全体で記念撮影をしたり、しばらく個別に挨拶し合ったり。
これで顔を見るのも最後かと思うとやはり感じるものがありました。
少し経って誰もいない教室に行ってみました。
もうこの教室に座ることもないんだと思うととても寂しかったです。
クラスメイトも同じ写真を撮っていて、感じることは同じのようでした。
そして誰もいなくなった...
ロッカーの鍵を返したり、住民登録取り下げの手続きをしたりしていると学校から離れていく感覚が強くなってくるのですが、帰宅してfacebookを見ると、クラスメイトから「夜にConcordiaで飲みやるよー」という告知が。
Concordiaというのは、寮の目の前にあるバーで、MBAの学生行きつけのお店です。
荷造りもあるし、少しだけ顔を出そうと思っていたのですが、クラスメイトとの積もる話も尽きず、気がつけば2時間以上話していました。
よく話したクラスメイトも、これまでは少ししか話すことがなかったクラスメイトともよく話し、色んなポジティブなコメントももらいました。
RSMの特徴として、「RSMに来た人は幸せになることが多い」という話を聞いたことがありますが、まさにこういうことなんだと思います。
行きつけのConcordia。今はもう懐かしい...
Happy Hourはビールが1ユーロ!
Concordiaでは毎日22:00-23:00がHappy Hourということでビールが1ユーロになるため、飲み会の時間も毎回22:00からでした。そんなことももう懐かしいです。
飲み会に来ていたクラスメイト達と。
ということでついに最後の授業も終わってしまいましたが、まだ課題が一つのこっているので、最後のMBAの残り香を楽しもうと思います。
また最終日を迎えたものの、まだ授業のことやその他留学生活のことなどお伝えしたいことがありますので、もう少し留学体験記を綴っていこうと思います。
そしてSVMは選択科目の中でもっとも遅く終わる授業であるため、MBA全体でも昨日が最後の授業ということになります。
SVMのテーマは多岐に亘るのですが、最終回の授業では、スイスのネスレ社の企業買収のケースでした。
ネスレと同業他社の状況を勘案した上で、某社を有利な条件で買収し、かつその後にシナジー効果を出すにはどのような交渉をするのが良いか、ということを実際に交渉のシミュレーションをすることで学びました。
交渉に際してはランダムにチームの振り分けが行われ、チームからCEO、CFOおよびCOOを選び、彼らを中心に買収側・非買収側でケースの状況を基に交渉を行いました。
交渉に臨む経営陣。自分は後ろでアドバイザー(?)
交渉のテーマは財務デューデリジェンスに基づく買収価格にとどまらず、サプライチェーンの管理や経営者の人事、組織の構成、雇用など、被買収会社をどのように位置づけるかについて話し合いました。
企業文化も違いますので(そしてそれがサプライチェーンなどに影響する)、それをどのように調整していくかということも重要なテーマでした。実際M&Aでもっとも大事なことの一つも企業文化の融合だと教授も話されていました。
交渉シミュレーションの後にはネスレ社のキットカットが振る舞われ、各チームの交渉のポイントについて説明し、それぞれのアイデアを共有しました。
キットカットとケースと。
ちなみにこのケースはスイスの名門ビジネススクール、IMDが作成したものだったのですが、IMDはネスレ社によって設立された学校で、なるほどと思いました。
実際にケースに登場した人物もIMDでこのケースの各ポイントについて話していて、実際にケースに登場した人から話を聞くのは面白そうでした。
そしてまとめも終わり、ついに全ての授業が終了。
みんな非常に感慨深そうにしていました。
最後は盛大な拍手で。
拍手の後はクラス全体で記念撮影をしたり、しばらく個別に挨拶し合ったり。
これで顔を見るのも最後かと思うとやはり感じるものがありました。
少し経って誰もいない教室に行ってみました。
もうこの教室に座ることもないんだと思うととても寂しかったです。
クラスメイトも同じ写真を撮っていて、感じることは同じのようでした。
そして誰もいなくなった...
ロッカーの鍵を返したり、住民登録取り下げの手続きをしたりしていると学校から離れていく感覚が強くなってくるのですが、帰宅してfacebookを見ると、クラスメイトから「夜にConcordiaで飲みやるよー」という告知が。
Concordiaというのは、寮の目の前にあるバーで、MBAの学生行きつけのお店です。
荷造りもあるし、少しだけ顔を出そうと思っていたのですが、クラスメイトとの積もる話も尽きず、気がつけば2時間以上話していました。
よく話したクラスメイトも、これまでは少ししか話すことがなかったクラスメイトともよく話し、色んなポジティブなコメントももらいました。
RSMの特徴として、「RSMに来た人は幸せになることが多い」という話を聞いたことがありますが、まさにこういうことなんだと思います。
行きつけのConcordia。今はもう懐かしい...
Happy Hourはビールが1ユーロ!
Concordiaでは毎日22:00-23:00がHappy Hourということでビールが1ユーロになるため、飲み会の時間も毎回22:00からでした。そんなことももう懐かしいです。
飲み会に来ていたクラスメイト達と。
ということでついに最後の授業も終わってしまいましたが、まだ課題が一つのこっているので、最後のMBAの残り香を楽しもうと思います。
また最終日を迎えたものの、まだ授業のことやその他留学生活のことなどお伝えしたいことがありますので、もう少し留学体験記を綴っていこうと思います。