RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

全てのクラスが終わって・・・

2010-11-23 11:01:54 | MBA11全般
こんにちは。MBA11のYASです。

私が履修しているクラスは全て終了しましたが、未だに宿題、その他手続きにてんてこ舞いの状態です。正直ブログを更新している余裕は無い位・・・というのが本音ですが、これから本気で成長したいとお考えの方々に役立つ情報を是非とも提供したい、その為には今このタイミングに更新すべきと考えブログを綴ります。渡航準備や入学準備のお役に立てれば幸いです。

かなり忙しいのでポイントを絞って簡潔に(そして漫ろに)記載しますが、何卒ご容認願います。
また今年度の傾向が以前や今後の傾向と似通わない事が有りますので、その点はご留意願います。

◆留学のトータルコストは総支出で6万ユーロで収まります。
この費用には以下のコストも含まれています。
 ・オランダ行きの渡航費(9万円)
 ・バルセロナIESEでのDGDWに掛かる費用
 ・パリへの旅行(個人旅行)
 ・ボストンキャリアフォーラムに掛かる費用(1800ドル)
 ・日本への教科書輸送費(228ユーロ)
 ・全ての教科書代
 ・日本行きの渡航費
 ・授業料(3万6千ユーロ) ※次年度から暫くは+2000ユーロずつ増えていくらしいです。
 ・生活費 等
またこの費用には以下のコストは含まれていません。
 ・MBAT
 ・スキー旅行(多分存在したのだと思います)
どちらかというと私はかなり節約をした方だと思いますが、飛行機のチケットやホテルのチケット等は抑える事が出来ると思います(特にボストンキャリアフォーラムへ行く場合は、3ヶ月前くらい早めにホテルを予約するとかなり節約できるはずです)。カタログの計算だと5万ユーロで足りるような感覚を覚えましたが、やはり渡航費その他を含めるとそれ以上掛かります。私の場合は5万6千ユーロ位です。う~ん、それでも他校と比べかなり安価。

◆現在の就職競争相手は日本人だけじゃないです。
ボストンキャリアフォーラムに参加して、驚いたのは現在の参加者が多様化している事です。実は私は7年前にも参加しているのでこの違いは正直驚きました。具体的にどのように多様化してきているかというと、韓国人、中国人、インド人の留学生も参加していたという事です。また、日本の大学に留学している韓国人や米国の大学に一時留学している日本の大学生の方も見られました。以前は、殆どが米国人と米国留学をしている日本人だった記憶があります。余談ですが、ボストンの気候はロッテルダムより穏やかで爽快でした。ハーバード大学、MIT、ボストン大学に通いたくなる理由がよく分かります。

◆4学期の選択科目は5つ履修することになっていますがそれ以上取れます。
私も実際6つ履修しました。その為、現在Innovation ManagementとEntrepreneurshipのビジネスプラン作成中です。しかも各々のビジネスプランは異なるというチャレンジングな計画を立てて、自分のコンピテンシーを更に加速させています。(お陰さまでボストンキャリアフォーラムには準備が十分に出来ないまま臨む事になってしまいました。そして現在、滅茶苦茶忙しく就職活動と究極のジャグリングです。)生徒の中には強者もいて選択科目を7つ履修している方も見えます。また9月までに就職先が決まっている方もいます。後者の方で選択科目を5つ履修した場合は4学期が一番ゆとりがあるかもしれません・・・。生徒の中には入学前に内定を貰ってから留学している方もいますし、3学期と4学期の間にインターンをしその時点で内定を獲得して既に会社で働いている強者もいます。(但し、私の場合は就活生なので一分のゆとりもありませんが・・・。)

◆何故RSMを選んだか
良く聞かれるのでブログに紹介しておきます。
①自分が元々興味を持っていたサステイナビリティのコンセプトに力を入れている。全てのクラスでサステイナビリティの面が伺えます。次のリンクは参考になるかもしれません。<http://www.beyondgreypinstripes.org/rankings/index.cfm>
②ASEAN地区に勤務した際に、ASEAN、中国、インドの方がヨーロッパ志向であり、ヨーロッパ流の経営の方がそれらの地域で役に立つと考えた為。
③掛かる時間と費用の面から、RSMが最適だと感じた。私は私費留学なので予算を800万円に想定(最大上限で1000万円)しており、その範囲で出来るだけ実践的なプログラムを効率的に学べ、かつ自分の興味を追求できる学校を選びました。

他にも良く聞かれる事をブログに紹介しておきます。これからMBAを考えている人には大変興味があるだろうと思いますが、かなり個人の価値観に依存するので斜め読みでお願いします。

◆RSMに来てから想像と異なっていた事
 ・生徒の人数が多かった。100人位を期待していたのですが結局154人でした。
 ・オープンというよりフレンドリー。何事も『オープン』に受け入れるという意味で『オープン』を使うなら違います。
 ・インド人が多く中国人が少ない。5人に1人がインド人でした。だから今年のRSMのカルチャーはちょっとインド風?。
 ・フィージビリティースタディーに弱い。定量分析はあまり力を入れていないのは正直残念でした。
 ・気候が今年は極端に寒かった。しかし、エアコンなしの生活が如何に快適かを1年を通して学びました。
 ・日本や米国と比較するとサービスの質が悪い。ITサービス、メール、駅、郵便局などはRepublicという感じです。
 ・想像以上にアカデミックだった。RSMがより実践的というならOxfordはどんな感じだろう・・・。
 ・RSMの1年制のカリキュラムはどちらかというとキャリアアップ用向きだと感じた。
 ・経済学の教授はエラスムス大学の教授ではない。オランダでは教授に支払われる給与が法律で定められている?。

取敢えず今回はこれで以上です。ノルマあと2回を達成できるよう、RSMに来て良かった事や、銀行の閉じ方、卒業に伴いしなければならない事などを今後紹介したいと思いますが、就活戦線からのレポートとなるのであまり期待はしないでください。

YAS

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