漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

12月1日 2年中田

2014-12-01 20:27:39 | 日記
とうとう2014年も残すところ一ヶ月となりました。怪我から復帰したはよいが、エルゴメニューで持久力の低下を実感させられているスポーツウェルネス学科2年の中田です。

私は全日本選手権で腰を痛め、2ヶ月ほど練習から離れていました。全日本新人で同期が優勝する様を見て、喜びだけでなく苛立ちといった感情も抱かずにはいられませんでした。ちなみに、ほとんどが苛立ちであったことは言うまでもないでしょう。ですが、私にとって非常にプラスとなる2ヶ月となったのです。シーズンを通してボートのことだけを考えていましたが、これを期に大学の本質である勉学について見直すことができました。そのおかげか今期は大学に入学してから4期目となりますが、学校で過ごす時間が長くなってきています。そのすべての時間を勉学にあてられているわけではありませんが、合宿所で寝ているよりは良い傾向だと言えるでしょう。

ところで、勉学勉学言っているが「いったい何を学んでるんだ?」と気になりませんか。冒頭で紹介しましたがスポーツウェルネス学科という得体のしれない学科なのですから。せっかくですので、ここでスポーツウェルネスとはどういったものなのかを簡単に説明させていただきます。

似た言葉にHealthという言葉があります。日本語では健康と訳されることは誰しもが知っていることでしょう。WHOは、世界保健機関憲章前文において「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」(http://www.japan-who.or.jp/commodity/kensyo.html)と定義しています。この原文では、well-beingという言葉が使われていますが、それは幸福な状態を指します。そうしたときに、生まれつき目が見えない、四肢に欠損があるといった障害をもつ人は健康でないと言えるのか。障害があるということは、不幸なことなのか。障がい者は幸せになれないのか。幸福とは、生きがいや価値観といったものによって成り立つと考えられるのではないでしょうか。ウェルネスとは、そういった考えに基づいて人がより良く生きるという主旨の考え方です。そして私たちは、それについてスポーツのあらゆる面から学んでいます。

非常に稚拙な文章で申し訳ありませんが、ご理解いただけたでしょうか。
最後に、インフルエンザの流行がもう始まっているそうです。手洗いうがいや早寝早起きといった基本的なことが最も予防には効果的です。私は去年罹ってしまい、部に多大なる迷惑をかけました。(私が第一感染者です…)今年は絶対に罹りません。絶対です。絶対…。ちょっと心配です。
それでは、明日もより良い1日でありますように。