漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

12月22日 清水

2014-12-22 13:47:56 | 日記
こんにちは。 一年漕手の清水です。 自分が今年最後の日記になると思うので入部してから今までを振り返ってみたいと思います。

わざわざ一浪して大学に入った自分が大学に入ってしようと思っていたことは「勉強」であり、どこか適当なサークルに入ってバイトして遊んで… 部活に入ることなど、まして立教に数ある体育会の中でも最も忙しい部類に入るボート部に入ることなど全く考えていませんでした。

そんな自分がなぜボート部に入ったのか… 今考えてもよくわかりません。笑 多分一番大きい理由は自分が中高と部活に対して言い訳を作って来た人間だからだと思います。 合宿生活は大分慣れてきましたが正直とてもつらいです。 本音を言うともっと夜更かししたいしテレビ見たいし遊びたいしなんでこんなとこ入っちゃったんだろうって思う時もあります。 でも生活のほとんどをボートに捧げている分他になにも考えずボートに打ち込むことができます。 自分ではここが限界、もう無理だと決めつけても、まだまだこんなもんじゃない、お前はまだやれると励ましてくれる先輩や仲間がいます。 ボートという競技に対して真剣に取り組む雰囲気と仲間がいることが自分が辞めずに続けている理由だと思います。

ですが一度真剣に部活を辞めようと考えた時期もありました。 8月に運悪く足の小指を骨折した自分は全治二ヶ月と診断され、その間新人戦のクルー発表があり、自分は一年付きフォアのコックスになりました。 決してコックスという仕事を侮辱しているわけでは無いですが、漕手志望で入ってきた自分がなぜ漕げないのだろう、コックスなんてやらなきゃいけないんだろう、そんな気持ちばかりが増してボートに対するモチベーションは下がる一方でした。 その他色々事情もあってシーズン終了と同時に部活を辞めようと思っていました。 しかし、シーズン最後の試合である東日本新人で自分たちの付きフォアが優勝したことで大きく気持ちが変わりました。 今度は自分で漕いで勝ちたい、同期たちに負けたくない、そんな思いが自分を奮い立たせました。

冬練スタート同時に漕ぎ出した自分は技術はもちろん怪我が治ったばかりで体力も無く、クルーのみなさんに多大な迷惑をかけてしまいました。 しかし昨日無事に今年の乗艇練習を終え、今日は今年最後の練習である2000ttを残すのみです。 冬練をここまで乗り越えてこれたのも優しく自分を見守ってアドバイスしてくれたもりひとさんと井口さんとまもるさんのおかげです。 尊敬する先輩方と今度は試合で同じクルーになれるように来年も一部一部大切に取り組むつもりです。 今日の2000ttは育ててくれた先輩方に応えるためにも必ずベストを出します。

本業であるはずの勉強は… ぼちぼち頑張ってます。 とりあえずフル単して半分以上はA評価もらうのが今季の目標です。

拙い文な上にだらだら長くなってしまってすいません。 今年も立教ボート部を応援してくださって本当にありがとうございました。 来シーズンも結果を残せるように部員全員で頑張っていきます。

それでは失礼します。