ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

偶然の音楽

2009-01-20 22:25:52 | Weblog
ポール・オースター著、柴田元幸訳、新潮文庫。

聴覚は、五感のなかで、最も受動的な感覚。
ちょっとした運命のめぐりあわせによって、人生は大きくかわってしまう。
破滅願望と一言で言ってしまえば簡単だけれども、
耳をふさいでも、どうしても聞こえてしまう音のように、
いつのまにか、その流れに支配されている。

そんな雰囲気のお話だった。

話は変わって、
運動不足の友人が、先日から万歩計をつけたのに影響され、
私も先日の土曜日からつけている。

土日は、それぞれ12,000歩くらい。
家事と近所への買い物で、このくらいは歩いていた。
平日は会社へ。1日およそ9,000歩くらい。
意外と少ない。

平日の方が歩いているような気がしていたけど、
マジメに家事をやっているときのほうが、動いているらしい。
ちなみに、うちは大豪邸ではない。

今日は、家から出て家に戻るまでの歩数が、8,622歩だった。
この数字を見て、普通に「ハローボンバー」と読めた自分に感激。