微笑ましい

今日は、いつも気になっていた近所の肉まん屋さんで、
肉まんと野菜まんを買ってきた。
なかなかおいしい。
１個＝１元だし、下手なパンを買うよりずっと安くておいしいから、
これから夕飯のレパートリーに入れよう。
売っているお兄さんも、純朴そうな顔をしていた。

あと、アパートの管理人さんらしき一家が、
うさぎを２羽飼っている。
食用ではなかった。
１週間経って、まだ飼われているから。
夕方帰宅すると、うさぎを放して、雑草を食べさせていたりする。
そのモグモグする姿を、すごく嬉しそうな優しい笑みで、
おじさんたちが眺めている。

なんだかすごくいい。
でもある日、食べられているかも、と、やはりどこかで思う。
そして、それでもいいような気がする。

畜産農家の人たちもきっと、同じ顔をしながらお世話をしている。
そして、お肉として出すときは、大切に食べてもらえ、と思いながら旅立たせる。
お肉をいただくときも感謝しながらいただく。

もし、ある日、うさぎのお肉を、嬉しそうな顔で食べている人たちがいたら、
きっと私は、すごく微笑ましく感じると思う。