ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

価値基準

2011-11-01 21:56:35 | Weblog
社内は一応禁煙なのだけれど、
会議室は喫煙できることになっているようで、
打合せ中、中国人たちはタバコを吸う。

最初、なぜ打合せになると鼻がつまるのかわからなかったのだけれど、
今日、ハタと気がついた。
タバコのせいだ。
銘柄はマイルドセブンが多い。

北京の大気汚染がヒドい、ウルムチもヒドいと、ニュースになるけれど、
社内の衛生管理も、まだまだ遅れていると感じる。
どんなにいいオフィスビルであっても、
きれいに使わなければ、意味がない。

じゃあ、中国人たちが、まったく衛生に無頓着かというと、
そうではない。彼らの反応は結構厳しい。
お手洗いのマナーが悪くて汚れているのはOKだけれど、
お手洗いの床を掃除するケミカルな薬品の匂いには、敏感に反応する。
前の人の食べこぼしが残ったテーブルはOKだけれど、
おてふきのケミカルな匂いには、しかめ面する。

どうやら、自然界の匂いか、人工の匂いかが、価値判断の基準らしい。
その、科学万能という感じではないところが、結構好きだ。

単に、他人の仕事をまったく信用していないだけかもしれないけど。

やってしまった

2011-11-01 01:00:54 | Weblog
なんとなく予感があったのだけれど、ついにやってしまった。

今朝、家を出ようと思って、カギを回そうとしたら、回らない。
寝る時、いつもカギ穴にカギを差し込んでいたのだけれど、
それを抜いて、また入れようとしたら、入らない。
どうやらカギのシリンダーの内部が、少しずれてしまったようだ。
家の中に閉じ込められた。出られない。

たまたま通りかかった上の階の人に、
外側から開けてもらおうと思ったけれど、
かんぬきのようなカギも内側からかけていたので、どうしようもない。

ということで、大家さんに電話をして、
半分くらいカギを壊して開けてもらった。
格闘すること、約40分。

大家さんには申し訳なかった。
朝から、そんなことで呼び出した上に、
外側の金製の扉のパイプを一本ねじまげ、
そのうえで内側の扉のカギをホルダーごと外して、つけ直した。
ねじまげたパイプは、もう二度とまっすぐには戻らない。

大家さんは、日本語を話す上海のエリートなので、
「すみません~」と謝ると、
非常にやさしく「日本のカギと違うからね~」となぐさめてくれた。
でも、次に「それにしても、このカギのかけ方は、やりすぎ」とも言われた。

会社は、月曜日の朝、全体朝礼があり、それに遅れると罰金。
来月のお給料からは、何千円か引かれているのだろう。
あ~あ。

でも、こういうこともないと、上海ライフという気もしない。