ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

美食の予感

2012-01-08 18:07:40 | Weblog
今日は、浦東の国金中心に行く用事があった。
ぶらぶらしていると、citysuperの屋台が。
ふとのぞくと、ロイズのチョコレート。



一緒にいた中国人の友人を驚かすほど、大騒ぎしてしまった。
「ロイズが来てるよ! ロイズだよ」と。

今回来ているのは空輸便らしく、ポテトチップチョコレートは船便なので
3月にならないと入らないとのこと。
私があまりにも騒ぐので、友人も食べてみたくなったが、少し高め。
関税め~。
ということで、「よっしゃ、春節に日本に帰ったら、
空港でロイズをお土産に買ってくるよ。羽田空港最高!」と安請け合いしてみた。
まあ、冬だし、そんなに溶けないでしょ。

そのあと、友人が大好きなたこ焼きをごちそうしてもらった。



今日は、タコが小さかった。
友人は、はじめて日本でたこ焼きを見たときに、
上に乗っかっている鰹節を知らず、
タマネギの皮だと思って驚いたらしい。

それにしても、関税が高いなあ、と思うたびに、
チンギス・ハンが築いた大モンゴル国の
「関税なんてとっぱらっちゃいましょう政策」は、
本当に素晴らしかった、と思う。

どんなふうに話せば

2012-01-08 08:54:25 | Weblog
明け方、雨が降り出した。
家の外のトタン屋根にボタボタと雫が落ちる。
その音で、目が覚めた。
その前に夢を見ていた。
日本のどこかの会社で休日出勤をしていて、
昼食にレトルトの味噌汁を飲もうとしていたところだった。

さて、目が覚めてみると、
ここ数日、仕事でしっくり来ないと思っていたことの一応の答えが、
頭にポッと浮かんできた。

至極単純なことだった。

中国にどんなに長く住もうが、私が日本人であるのと同じように、
日本に長く住んだ経験のある中国人が、やはり中国人であることに変わりはない。
で、日本人は、相手の考え方に同調しよう、同調できないまでも理解しよう、
そう努力するけれど、中国人は、そもそも他人にそこまで気をつかわない。
経済力以外の、人としての本質的な比較があまりない。

だから、他人や他人が作ったものの上辺だけを模倣しようとする。
同じようにパーツを並べれば自分にもできる、と信じている。
「まねたくても、まねできないよね。これは深い」という感性が、
日本人に比べると、はるかに乏しい。

だから、中国人は、傲慢なくらいに自信過剰に見える。
プライドが高いので、
「いろんな能力が追いついていないんだから、同じかたちは無理。
もっと違う方法を考えよう」と意見すると、
それを建設的とは受け取らず、まず拒否が先にくる。
「だって、ちゃんと研究したもの。同じにしてるでしょ」と。

確かに研究はしているけれど、そこにある本質的な乖離に気づいていない。
というか、気づいたとしても、その段階から方向転換をすることが苦手だ。
つまりそれは、敗北を認めることになるから。
だから、意見してもまずはスルーされる。

でも、やっぱりそんな仕事の仕方は私がイヤだ。
とはいえ、どんなふうに話せば受け入れてもらえるんだろうなあ。