ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

水難ではなかったっぽい

2012-01-14 16:35:28 | Weblog
そして、共用の廊下では、シャリシャリと金属を削る音がしている。
工事の人が、何かを研いでいるらしい。

包丁を研ぐ音がこの世で一番苦手な私は、
「寒くてかわいそうだな」と思いつつも、
音を遮断すべく、小窓を閉めた。

なんだか閉め出したみたいでかわいそうだけど、
結局うちは関係ないみたいだから、しょうがないか。
アパートの廊下なんて、一番寒いところだもんねえ。
年末(中国では)に、ご苦労なことだなあ、と思う。
それにしても、対応がはやいのに驚いた。
本当は出掛けたいけど、もう少し様子を見るか。
あんなに寒い中仕事をしている人がいるんだもんな。

さて、今日は運が悪い日かと思ったら、そうでもなかった。
出掛けられないので、ネットをふらふらしていたら、
矢吹シリーズの中国語版が、今年と来年にかけて、
正規版として出版されるという情報に出会った。とても嬉しい。

いや~、もしかしたら、このために上海に来たんじゃん!
くらいの気持ちになった。
どうかスケジュールが遅れませんように。
私がいる間に、書店で感動を味わうことができますように。

先日、書店で京極堂シリーズを買おうかと思って、
いや、やっぱり中国語で読むにはきついな、と買うのをやめたんだけど、
矢吹シリーズは、絶対中国語で読む。
日本のミステリーを読むと言っていた中国人の同僚にもすすめてみよう。

水難2

2012-01-14 15:31:28 | Weblog
そして大家さんが水道屋さん(民間の)と来て、
隣の大家さんと、これが原因? いやここか?と、
原因を特定すべく、行ったり来たりが始まった。

ここの大家さんは、すごくいい人で、
「上海人なんて信用できない!」という前言に
「でも、大家さんみたいに一部すごくいい人がいる」と補記しておく。

で、いろいろ試したのだけれど、原因が特定できなかった。
壁の中の問題のようで、専門家に「診断」してもらわないと、どうしようもない、と。
しきりに「難しいよ」「ごめんね」と言われた。

大家さんは日本に留学したことがあって日本語が話せるので、
全部、日本語で解説してくれた。
というのも、水道屋さんは、実直そうな顔をしたおじさんだったんだけど、
あの年代の人の常で標準語があまり得意ではないらしく、
彼が上海語で話し、大家さんが日本語になおしてくれた。

とりあえず「うちは普通に水道を使っていいよ」ということだけど、
もしかしたら水道の検査の人が今日の午後、来るかも、と。

お、隣の家で、コンクリの壁を開く工事が始まったようだ。
甲高いモーター音が聞こえ始めた。

水難

2012-01-14 13:46:38 | Weblog
久しぶりに昼前まで寝ていて、ゆっくりさっぱり起きて、
昨日までのもやもやが飛んで行ったな~と思っていたら、
隣の家の人がピンポーンと来た。

どうやら夜の仕事をしているらしき雰囲気のお嬢さんたちが
引っ越して行ったのが、先々週くらい。
新しい人が挨拶に来てくれたのかな、そんな律儀な中国人もいるんだ、
と、思って小窓を開けたら、
何回か見かけたことがある隣の大家のおじさんだった。

いわく「漏水しているぞ!」
「原因は、おまえのところの、浴室だ」と。

まだ顔も洗ってないのに、急に、そんな。
で、浴室をのぞくと、別に漏水していない。

「うちは大丈夫だよ」と言ったら、
「靴をはいて出てこい、こっちを見てみろ」と。
確かに、玄関から部屋まで水浸し。
しかも水源はうちの浴室に接している壁っぽい。

とりあえず、大家さんに電話して来てもらうことにした。
少ししてから、大家さんから電話が入る「今から行くよ」

で、もう30分くらい経つんだけど、まだ来ない。
そして隣家では、水をすくって、台所の流しに捨てるザザーっという音が続く。

瞬間的に

2012-01-14 01:42:34 | Weblog
どうやら、
私が女性であるという理由だけで、
頑固な日本男子よりもくみしやすいと思っている
日本人と中国人がいるようなのだけれど、
そんな人は、バーチャルでしか恋愛をしたことがない人と
大差ないと思う。

そういうやつには、これから目にもの見せてやる、と思う。

基本的に、上海人は底が浅くて嫌いだ。
上辺だけでとりつくろうならば、
私を説得するだけの論理を持て、と思う。

でも、ナルシストな日本の男はもっと勘弁と思う。

日本は戦後、アメリカと中国に、
ドップリ骨抜きにされたと思う瞬間。