ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

良心のかけら

2012-01-28 21:25:37 | Weblog
日本で買おうと思っていたのに、忘れているものが結構ある。
今回は1週間も時間があったので、かえって気持ちがだらけたようだ。

上海は雨。
まだ旧正月休みから戻ってきていない地方の人もいるようで、
いつもより人が少ない。
東京のお正月もこんな感じだし、都市はどこも同じだ。

さて、家の扉を開けるまでは、「ぎょ! こんなことに!」という、
何かハプニングが家の中で起きているのではないかと心配していたが、
泥棒も入っていないし、水道管も破裂してないし、いつも通りだった。
よかった。

久しぶりだから、まず下水管のつまりをとってからシャワーを浴びようと思って、
先日、中国の通販で買った粉末材を取り出したら、
ふと、そこに書かれている日本語が気になった。



食べ物ではめりません。

中国をすごいと思うのは、こういうときだ。
だって、日本語が話せる中国人も、それこそ日本人もたくさん住んでいるのに、
こういう誤植を平気で行う。

商品説明に書かれていた「日本の原材料を使用」というのが、
ウソかほんとかなんて、そんなことは、もうどうでもよくなる。
ここに、実は中国の「良心」があるのだと思う。
自分たちの商品は、「こういうもの」だよ。わかったでしょ。
と、ちゃんとわかるようにしておいてくれてるのだから。

明日は日曜日だけれど、変動休日なので、出勤だから、
非常に気持ちが重くなっているところを、笑わせてくれてありがとう。

日本は近くて遠い。
日本のお風呂が恋しいなあ。