ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

読後、憂鬱

2012-04-03 16:20:53 | Weblog
先日ついったーのトレンドにも出ていたけれど、
「もう100億円あれば巻き返せた」というセリフを
インターネットのニューストピックで見たときには、
上海の自室で、朝から大笑いしてしまった。

そんな事件も、また新たな角度で見るヒントをくれる本。
『仕組まれた円高』(ベンジャミン・フルフォード著、青春出版社刊)

知らないうちに、日本人の預金が消えてなくなる、
しかもそれは仕組まれたこと、というのは、さもありなんだし、
日本は、巧妙にアメリカの属国にされたわけだから、
まあ、そうだよねえ、とも思う。

そんなとき、確かに欧米の金融を闇で牛耳っている人たちに対抗できるのは、
華僑ネットワークを動く大金と中共の軍事力かも、とも思うけれど、
欧米も中国も、どっちもどっちだなあ。
どちらを選ぶこともできない。というか、どちらも選びたくない。

かといって、じゃあ、日本は独自路線で行けるかというと、
これまでの島国根性じゃあ、もうダメ。
とりあえず、日本国内では、なかなか日本の価値や国際競争力に気づけないから、
みんなどんどん世界に出て、そこでいろんな経験値をアップして、
日本というブランドを更新しつつお金を稼ごうよ、とも思うけど、
国家レベルで動いているお金に、個人では太刀打ちできないものだから、
このまま翻弄されるんだろうなあ、と思う。

日本では、「お金を稼ぐこと=悪」みたいな感じもあるけど、
中国では、お金を持っているだけで尊敬される。
そして、どんな方法で手に入れたお金かは問題にされない。
これからは既存の闇権力と中国人による覇権をめぐる争いが激化しそうだけど、
でも実は、裏で繋がってて、
世界中の普通の人は、よりいっそう巧妙に搾取されるという、
人類の歴史がそのまま繰り返されるんだろう。

あきらめるんじゃなくて、富って、そういうもんなんだと思う。
お金の話って、読んだ後、憂鬱になるなあ。

上海の休日

2012-04-03 02:51:42 | Weblog
上海は三連休。

なあんだか、
iPhoneのカバーで、ホームボタンを出っぱるものにしてから、
勝手に動くことが多い。

音声コントロールが起動することから、
どうもあれこれ・・・、あるようなんだが、
いまひとつその規則性がわからん。

今日は、友人宅にお邪魔して、
なんだかいろいろお話しして、
どうやら、うちの亡父が出てきたようで、
体温を感じつつ、
なんだか変な感じだった。

とはいえ、上海なのに、すき焼きが食べられるしあわせ。
春菊が、日本よりも主張してておいしい。

そして、iPad2は、おもしろくて、癖になる。