ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

2012-04-14 23:38:06 | Weblog
今日、洗車している中国人がいた。
思わず「えらい!」と言いそうになった。
上海で車を持っている人は、お金持ちなのだけれど、
あまり洗車しない人が多く、せっかくの外車がホコリまみれで、
扉に指のあとがくっきり残っていることもよくある。

自分で洗車するのは、当たり前のことだけど、
当たり前のことをしているなんて、えらい。

本当にすごいお金持ちだったら、きっと誰かに洗車させるのだろうから、
彼は普通のお金持ちだったのだろう。
もしかしたら、お金持ちの誰かの車を、バイトで洗車していたのかもしれない。
とにかく、きれいな車は気持ちがいい。

上海では、高級外車の中古市場がにぎわっているらしい。
日本でもバブルの頃、よく聞いた話だけど、
大金持ちのおじさんが、付き合っている彼女に外車をプレゼントする。
もちろん女性のほうは、複数のおじさんに同じ外車を欲しいとおねだりする。
結果的に何台も同じ外車を手に入れることになる。
だから、1台を残して、他の分を中古車として売る。

中古車といえど、乗っていないので、比較的よい値がつく。
でも新車ほど高くもない。
そこまで大金持ちではない、お金持ちの人たちがその中古車を買う。

中国の場合、国家が把握している表のお金よりも
裏で動くお金のほうが、何倍も大きい。
中国には「資産家」がいないはずだけれど、実際にはいる。
不思議な国だ。

日本人としての自信

2012-04-14 00:55:49 | Weblog
いろいろ考えるけれど、上海で会う日本人は、面白い。

そういえば、むかし日中学院に通っていた頃、
中国語をなぜ学ぶのか、という話題になって言った。

中国語を学ぶ日本人には、素敵な人が多いから、と。

その気持ちは今でも変わらない。
本気で中国と向き合う人は、本気で日本と向き合う人だと思う。

そんな感動を新たにした夜。

上海に来て、よかったなあと思う。
それは、やはり日本人のおかげ。
上海人に対しては、一向に感謝の気持ちは持てないのが現実。
でもやっぱり、日本人はいい。

だからこそ、島国でかたまっているなよ!と言いたい。
海外にいる日本人は、ものすごく魅力的だ。

たまに、日本でのコンプレックスを引きずっているオヤジもいるけど、
まあ、そんな人は、あと何年かしたらいなくなるから、
未来を向いて行こう!