ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

嬉しい言葉

2012-04-17 23:38:15 | Weblog
今日、今週末で会社を辞める中国人スタッフと、おそらく最後になる外出をした。

たぶん、その彼女にとって、
外出時にコンビを組んだ相手としては、私が一番多かった。
さびしい気持ちになりながらも、いくつか嬉しい言葉をもらった。

「たぶん、この先の仕事でも、また一緒にやる機会があると思うんです。
縁は絶対切れないと思うから」と。

すごく嬉しかった。

そして、帰り道、
「日本が好きな中国人もたくさんいるんですよ。
日本は、私たちが捨ててしまった大切なことを残している国だから。
何かを買うんだったら、日本製がいい。
いま、中国産の食料品なんて、危なくて買えません。
こんなに悲しい国なんですよ、中国は。日本好きです」と。

泣けてくる。

日本の報道は、中国の一面しか伝えない。
中国人の感情の、ほんの一部分しか伝えない。
確かに過去の戦争のことを言う人はいるけれど、
河村さんの発言のあとも、一般の人の感情は、まったく変化なかった。

というか、今日一緒だった彼女なんて、
河村さんの発言自体を知らなかった。

日本と中国が仲良くならないように、
欧米のどこかが仕掛けている罠に、
中国はひっかかったフリをしてうまく泳ぎ、
日本は愚直に足下をすくわれているだけじゃないかと、たまに思う。