
「ツイてない」
「最悪だぁ」
と簡単に口にするけれど、
その日一日ずっと、ツイてなかった、最悪だったのか
といえば、余程のことがない限りそんなことはない。
しかし、そう感じるのは、
起きた出来事に対して、それはいつもと違うインパクト、
それも悪い方のインパクトだから、
その強烈さがすべての印象をつくる。
気の持ちようということもある。
だからといって、ツイてるツイてると無理に
臭い物に蓋をするようにして、
起きたことは無かった、としたところで実態は変わらない。
ツイてないと思う一日でも、
良かった、ありがたいと思えることが、
何か一つくらいはあるはずだ。
気づかないだけで、探せば結構ある。
それこそ気の向けどころの問題でもある。
当たり前過ぎて、
ありがたいことは沢山ある。
たとえば、健康体である、家族がいる、
友がいる、家がある、働く場がある等々、
生きていることだって、
生かされていると思えば有り難いこと。
幸せは感じるものだと感じる。
826