豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

えっ?

2008年02月14日 | Weblog
JRの改札が自動改札になって数ヶ月。カードを挿入したりセンサーにかざせばゲートが開く装置にも慣れて、改札を人々がすいすい通り抜ける風景も見慣れたものになりました。

かざすタイミングが外れたり、料金が足らなかったり定期の期間が過ぎていたりするとゲートは閉まり、その場で立ち往生することになります。そんなふうに通せんぼされている人を見かけることはあまりないのですが、たまに見かけるとその反応がいろいろなのが興味深いです。
ピンポンと言う音が響いてガシャっとゲートが閉まるとみなさんだいたい、「えっ?」とか「おっ!」とか短い言葉で反応しています。
面白いのが、高校生の女の子。思わずこっちが「えっ?」と言いたくなってしまいます。

少し前に、「マジ~?」を聞いたときは、機械相手にそんな問いかけもなかろうと可笑しかったですが、今日通せんぼされた子の反応は「たいぎい~」。(注:「たいぎい」は、面倒くさいといった意味ですね)

彼女たちは、一人で行動せずたいがい数人で歩いているので、発する言葉は自らに向けたものというより、友達へのSOS?や照れ隠しなのでしょう。
とっさに「たいぎい」と居直ることのできる逞しさを誉めるべきなのか。でも、もうちょっと、何らかの原因を作っている自らを反省して、多少ははにかむ風情を見せて欲しいなあと、昔の女の子は思うわけであります。