名古屋のテレビ塔と大阪の通天閣、そして東京タワーは兄弟だった!
ということを、テレビ番組の告知で初めて知りました。
いずれも内藤多仲という建築家の設計によるものだそうです。
ちなみに、他のタワーも含めた年代順では以下のとおり。
名古屋テレビ塔 1954年6月19日 180m 放送塔・展望台
通天閣(2代目) 1956年10月28日 103m 展望台
別府タワー(旧・別府テレビ塔) 1957年5月15日 100m 放送塔・展望台(現在は展望台のみ)
札幌テレビ塔 1957年8月24日 147m 放送塔・展望台
東京タワー 1958年12月23日 333m(自立式鉄塔として世界最高) 放送塔・展望台
博多ポートタワー(旧・博多タワー) 1964年10月16日 90m VHF海岸局・展望台
なんだかウルトラ兄弟のようです。
花形役者の東京タワーは、さしずめウルトラセブンでしょうか。
もはや東京タワーを、都会の象徴としてありがたがる年代ではなく、むしろやぼったい名所というイメージで見てしまっていた時期もありましたが、ここ最近は同い年ということもあって親近感のようなものが沸いて来ています。小説や映画の背景としても注目されるようにもなったのも、身内が注目されているようで嬉しいです。
その東京タワーと通天閣、そして名古屋名物テレビ塔が同じ設計者の手によるものだったなんて・・・ちいとも知らんかったがね。
内藤多仲は、耐震性ということに重きを置いていた人だそうです。彼の設計によるビルは、関東大震災の揺れにも耐えたということですから、どの塔にも安心して登れるというものです。
高いところ、特に足元が安定しないところは得意ではありませんが、ここなら大丈夫。適度なスリルと素晴らしい眺望が味わえます。
ランドマークとして遠くから望むのも良し。真下から仰ぎ見るのも良し。
意外な迫力にかなり圧倒され、ハートをわしづかみされる人も多いかなと思われますが。
ちなみに、東京タワーは、建設時に相性募集が行われたそうで、審査員は、大宅壮一、吉川英治、徳川夢声などの著名人だったそうです。この愛称の投票結果のトップ3は「昭和塔(1832通)」「日本塔(1328通)」「平和塔(1054通)」で、このうち9位の「東京塔(345通)」が採用されたということでした。「エンゼルタワー(274通)」「きりん塔(206通)」なるユニークな案もあったようですが、もはや東京タワー以外の呼び名はピンと来ませんね。
名古屋テレビ塔。この塔も東京タワーと同じ紅白に塗られる予定だったそうですが、多仲の案で銀色になったのだそうです。
通天閣の高さは103mと東京タワー(333m)や名古屋テレビ塔(180m)より低いながらも、展望台は名古屋テレビ塔のものより1m高い、地上91mに設けられているのだそうです。兄弟間で、微妙に譲り合いが行われているようで、塔なのに人間くさい気遣いが感じられたりもします。 通天閣は、幸運の神様「ビリケン」さんでも有名ですね。
これらの塔のうち、別府タワーと博多タワーは意識して見た覚えがありません。
別府は修学旅行で、博多も何度か訪れているので、視野に入っていたはずなのですが、しかと記憶にないのが残念です。
いずれにしても、今年着工されるという東京の新しいテレビ塔に、しばらくは話題をさらわれ、注目される度合いは薄れていく兄弟たちかもしれません。でも、レトロな感じのするこれらの塔を、いろんな愛着を持って眺めている人たちもまだまだきっと沢山いることでしょう。
ということを、テレビ番組の告知で初めて知りました。
いずれも内藤多仲という建築家の設計によるものだそうです。
ちなみに、他のタワーも含めた年代順では以下のとおり。
名古屋テレビ塔 1954年6月19日 180m 放送塔・展望台
通天閣(2代目) 1956年10月28日 103m 展望台
別府タワー(旧・別府テレビ塔) 1957年5月15日 100m 放送塔・展望台(現在は展望台のみ)
札幌テレビ塔 1957年8月24日 147m 放送塔・展望台
東京タワー 1958年12月23日 333m(自立式鉄塔として世界最高) 放送塔・展望台
博多ポートタワー(旧・博多タワー) 1964年10月16日 90m VHF海岸局・展望台
なんだかウルトラ兄弟のようです。
花形役者の東京タワーは、さしずめウルトラセブンでしょうか。
もはや東京タワーを、都会の象徴としてありがたがる年代ではなく、むしろやぼったい名所というイメージで見てしまっていた時期もありましたが、ここ最近は同い年ということもあって親近感のようなものが沸いて来ています。小説や映画の背景としても注目されるようにもなったのも、身内が注目されているようで嬉しいです。
その東京タワーと通天閣、そして名古屋名物テレビ塔が同じ設計者の手によるものだったなんて・・・ちいとも知らんかったがね。
内藤多仲は、耐震性ということに重きを置いていた人だそうです。彼の設計によるビルは、関東大震災の揺れにも耐えたということですから、どの塔にも安心して登れるというものです。
高いところ、特に足元が安定しないところは得意ではありませんが、ここなら大丈夫。適度なスリルと素晴らしい眺望が味わえます。
ランドマークとして遠くから望むのも良し。真下から仰ぎ見るのも良し。
意外な迫力にかなり圧倒され、ハートをわしづかみされる人も多いかなと思われますが。
ちなみに、東京タワーは、建設時に相性募集が行われたそうで、審査員は、大宅壮一、吉川英治、徳川夢声などの著名人だったそうです。この愛称の投票結果のトップ3は「昭和塔(1832通)」「日本塔(1328通)」「平和塔(1054通)」で、このうち9位の「東京塔(345通)」が採用されたということでした。「エンゼルタワー(274通)」「きりん塔(206通)」なるユニークな案もあったようですが、もはや東京タワー以外の呼び名はピンと来ませんね。
名古屋テレビ塔。この塔も東京タワーと同じ紅白に塗られる予定だったそうですが、多仲の案で銀色になったのだそうです。
通天閣の高さは103mと東京タワー(333m)や名古屋テレビ塔(180m)より低いながらも、展望台は名古屋テレビ塔のものより1m高い、地上91mに設けられているのだそうです。兄弟間で、微妙に譲り合いが行われているようで、塔なのに人間くさい気遣いが感じられたりもします。 通天閣は、幸運の神様「ビリケン」さんでも有名ですね。
これらの塔のうち、別府タワーと博多タワーは意識して見た覚えがありません。
別府は修学旅行で、博多も何度か訪れているので、視野に入っていたはずなのですが、しかと記憶にないのが残念です。
いずれにしても、今年着工されるという東京の新しいテレビ塔に、しばらくは話題をさらわれ、注目される度合いは薄れていく兄弟たちかもしれません。でも、レトロな感じのするこれらの塔を、いろんな愛着を持って眺めている人たちもまだまだきっと沢山いることでしょう。