豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

「天災は、

2008年07月30日 | Weblog
忘れた頃にやってくる」・・・忘れたわけじゃないけど。
「油断大敵」・・・決して油断してたわけでもないけれど。
「100里を行くものは99里をもって半ばとす」・・・そう、あと一歩だったのに。

今日も、この一日干していれば、なかなかの良い子になるのではないかと、獲らぬ狸の皮算用で庭に干して出かけた梅干し。
一応ちゃんと携帯の天気予報は確認しました。今日の予報はでした。ちょっと雲がきになるけれど、よしっ!決行!!
だったのに・・・。

三時過ぎから、雷鳴とどろく荒れ模様。ポツポツ雨が落ちてきました。気がかりなのは、可愛い可愛い梅干しちゃん
かといって、早退するわけにも行かず、だいいち帰るまでには間に合いません。
カラス対策を通じて仲良くなったお向かいの奥様に電話。・・・外出中。その他心当たりを当たってみても、皆お留守。
そのうちに土砂降りというよりスコール!
オ~~~~~マイガッ

おそるおそる帰ると梅干しちゃんたちは、心配していたほどぐちょぐちょでもなく、さほどの被害に遭ったようにも見えませんでした。
でも、竹のざるは湿っぽいなあ。
どれだけの雨を浴びたのか、教えて欲しいけれど、悲しいかな梅干しは語らず。

ネットで、土用干しの最中に、雨にあててしまった時の処置を探してみました。
あるものですね・・。そのほかにも、いろいろなお悩みが寄せられていました。梅干しも、いろいろ人の心を煩わせるもののようです。

で、選んだのが、結局干す前の状態に戻すという方法です。
少しの雨にうたれたのならそのまま干しておいてよいようです。でも、最近の雨はいろいろ有害なものも含まれているようですし、そのままにしておくのも不衛生な気がするので、いったん水またはお湯で雨を洗い流すということから始めました。
これまでは、極力水分を除けてカビが発生するのを防いでいましたので、まったく逆のことをするのは勇気が必要です。最初の一塊をぬるま湯につけた瞬間、ああ、ルビコンを渡ってしまったという諦めが襲ってきました。あとは、もうその繰りかえしです。梅干したちは心なしか、お風呂に入ったのが嬉しそうに見えました。はははは。
湯上りの後は、水分を切って白梅酢に潜らせて、バットにキッチンペーパーを引いたところに移して水気を切りました。
それをもとの樽に戻して、別にしておいた赤梅酢を注いで上から紫蘇の葉を掛けて重しをおいておきました。これをまた干していくわけですね。

後はお天気しだいです。
昨日は、あんなに晴れていて、南の空にものすごく明るい星が出ているのを眺めながら帰ってきました。まさか、その翌日にこんな雷雨とは!!

そういえば・・・。
携帯のウェザーニュースは、後ろに何かお知らせがあったよう。
「ゲリラ雷雨メール」サービス開始ですって?
タイムリーだけど、一日遅かったみたいです。
それに、お知らせが来ても梅干したちを救いに行くには間に合わないですね、きっと。