豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

銅メダル!

2008年08月22日 | Weblog
チャンスというのは、掴もうとすると手からするりと抜け落ちてしまいそうです。そんなチャンスをきちんとものにして男子400メートルリレーが見事銅メダルを獲得しました。



昨日、そのチャンスが生まれて丸一日、この時間を選手たちはどのように過ごされたのでしょう。記録から言えば、三位は確実と思われる中、いわゆる平常心を保つのは難しかったのではないかなあ・・・。
虎に狸の皮算用・・じゃなくて、「獲らぬ狸の皮算用!」ということは、よくある話で・・。

なにはともあれ、本当におめでとうございました。
スタンドで応援していた為末大選手も涙されていたようです。うれしかったのだろうなあ。レース後のインタビューでは、今まで競技に力をつくしてきた人や周りの方々への感謝の言葉とともに、自分たちだけの銅メダルではないという言葉も聴かれました。お互いに切磋琢磨するうちに。多くは個人競技とはいえ、一つのチームのような感覚で競技をこなされてきたのかもしれません。その象徴のようなレースでもありました。
陸上というと、とても地味な印象のある競技でしたが、それを世界レベルの華やかな領域まで近づけていったのは、このリレーメンバーや応援していた彼たちだと思います。後一歩というより、どうせかなうはずはないという強豪たちを前にしても、臆することなく、持てる力を発揮して来た結果が今日のメダルに結びついたのではないでしょうか。どうせ、とか、やっぱり、というのは、やはり禁物ですね。自分を見限っては何も進めない。そんな気がしてきました。うーん、まだ人生半ば(たぶん?)なのだから、いろいろ頑張らなくちゃね。



さあ、新体操団体のフープとクラブを使った演技が始まりました。
日本は一番手。
惜しいなあ・・、最後にフープが流れ出てしまいました。
神技みたいな演技を繰り出して、それをちゃんとクリアしていたのに・・残念!

でも、他の国も素晴らしいです。演技を披露するというより、まるでそうすることが当たり前だからそうしているのというような確実さです。特にベラルーシ、すごいぞ!衣装も演技もとても魅力的!
本当に・・・。どういう風にすれば、こんなに綺麗な姿で美しく舞えるのでしょうねえ。しかも、大きな輪っかやこん棒を、自由自在に操って。人間技ではないです、まったく。
ああ~、日本、決勝進出ならず。

フェアリージャパン!お疲れ様でした。
あまりに可憐で健気で素敵でした。ご家族のもとで、ゆっくり疲れを癒してください。