豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

閉幕

2008年08月24日 | Weblog
7月初旬に始まってから約二ヶ月。
劇団☆新感線の「五右衛門ロック」が、大千秋楽を迎えました。
大阪厚生年金会館前は、最終日の当日券を求める人の列も賑やかでした。


釜茹でにされた・・という大泥棒・石川五右衛門が、実は生き延びていて、南海の島でお宝めぐって大騒動!というのが、ものすごく大まかな筋立てです。
五右衛門に劇団の看板俳優古田新太さん、脇に多彩なゲストを迎えた超豪華娯楽大作!です。出演陣を拝見した時から、すでにモードは「これを見逃しちゃあ、いけねえぜ」。

ワタクシ的ツボは、三箇所。
冒頭の美しいキスシーン(ただし、太閤秀吉と五右衛門とのですけれど)。
落とし穴に落ちるアビラ。
ええと、もうひとつあったのだけど、思い出せない~~~~(涙)。
役者さん的には、川平慈英さんと濱田マリさんに大拍手~~!
かぼちゃパンツとたらいが絶妙でした。

グッズがあったら絶対買っちゃうのに・・と思ったのが、ペドロとアビラの二人組のマスコットもしくは携帯ストラップ。同じく、ボノー夫妻の同様な製品(付属品にたらいがあれば完璧ね)。これからでも、作って下さらないかなあ?

と、こんなこと言っても何がなにやら、ちーともわからない!とおっしゃる向きは、どうぞこの舞台のDVDが出ましたら、是非ご購入頂いて、どのあたりがそうなのかしかと確認いただければまっことありがたき幸せでございまする。詳しくはこちら
しばらくすると、きっとかの斬新な試み? 「ゲキシネ」(激死ね、ではありません・・)の対象となり、映画館で上映される運びになると思われますので、その暁には是非劇場に足をお運び戴きたい!鯛・鯛・鯛!!!
チャンバラのお好きな方なら、もう手に汗握るスペクタクル。きっと満足いただけると思います。生であれだけの動きが出来るなんて、本当に素晴らしいです。とくに名手・川原さんの殺陣は、さすがでござる。
ちなみに、過去の作品がこの秋、全国各所で上映される運びとなっております。
広島は9月の終わりからです。楽しみ!

劇団☆新感線の千秋楽は、客席におせんべいを撒くことで有名です。
一度は経験して見たかった憧れのせんべい撒き。抽選販売だったチケットも確保できました。熱中するあまりくれぐれも無理をしないようにと固く念を押されて出かけてきましたが、観客は慣れている方が多いのか、皆さん極めてお行儀良く、混乱することなど一切ありませんでした。
特に、私のお席だった二階は、撒くのではなく配るという感じで、出演者の方(ホッタル族のお姉さん!)が二階まで持って来て下さいました。数枚ずつ通路側の人に渡されて、それを次々と隣の方に回して行きます。でも、一階席は、本当におせんべいが撒かれていました。捕縛率は、ですから二階のほうが確実だったかもしれませんね。
できれば、北大路欣也さんや森山未来くん、江口洋介さんに松雪泰子さんや高田聖子ちゃん、もちろん古田さんや橋本じゅんさんそして粟根さんの撒かれたおせんべいをキャッチできれば言うことはありませんけれど・・・ね。



行きは、西の方で停電があり、数十分遅れ。
帰りは、東の方の大雨で、これも数十分送遅れ、というホンモノの新幹線が不調の中、なんとか無事に行って帰れた念願の千秋楽公演。
終わってしまってなんだか寂しいけれど、さあ、明日からも頑張らなくちゃ
気合だ~っ!!