豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

「シラノ」

2009年06月10日 | Weblog
シラノ・ド・ベルジュラックの物語をミュージカルにした舞台を観て来ました。
主演のシラノ役は、鹿賀丈史さんです。そしてシラノの恋敵?。若く美しい男爵に、地元出身の若手の役者さんが起用された・・、ということで、その関係の方々もたくさんいらっしゃっていたようでした。これから大きく羽ばたいて行って欲しいなあ。
パンフレットを手にしていると、見慣れたお名前がありました!
「レ・ミゼラブル」のマリウス役でも活躍されていた戸井勝海さんが、シラノの側近役でご出演でした。この方も広島のご出身なんですよね!なんだか自慢だなあ・・。
以前舞台でお見かけしたよりもいっそう素敵に成長されていました。演劇雑誌などで、そのお名前を発見してはいましたが、その後も着実に歩んでいらっしゃったのですね。「レミゼ」のジャベール役なんて、できれば今後見てみたいと思います。存在感のある佇まい、これから大河ドラマなどからも声がかかるのではないかなあ。楽しみにしています。ジャベールといえば、今回も重要な役でご出演の鈴木綜馬さんも演じていらっしゃいました。こういうしっかりとした役者さんを脇に配しながら、千秋楽の舞台を、鹿賀さんは飄々と楽しむかのごとく軽妙にシラノを演じておらえれました。
やはり、芯になる俳優さんは、なんともいえない華やぎがありますね。天性の魅力。努力しても出せない雰囲気。そういう役者さんのオーラを感じたくて、舞台に足を運んでいるのかもしれません。

さて、いい頃合に日付は仏滅から大安へ!
今年はちょっと遅くなったけれど、梅酒と梅干を漬け込んで今日の最後を締めくくります。