豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

スペシャルアイス

2008年07月17日 | Weblog
アイスではなく、ジェラートだそうですが・・・。

これです。


良くあるサイズのいわゆるカップアイス(120ml)。
チョコレートの名店が渾身の力を込めて作ったとのことです。

デパ地下に降りる階段のところに出ていた特設のブース。
行きは目礼で通り抜けたのですが、帰りは引き寄せられ・・・。
何故か、ここまで来るのに三時間かかった、島から来たのだと店員さんに説明しているおじさんとふたりで試食させてもらうことになってしまいました。
最初は、これぞチョコレートというカカオ風味たっぷりのジェラート。
一カップ全部食べたら、鼻血がでそう・・・。
でも、鼻に抜ける香りはマーベラス!

その遠方から来たというおじさんもなんと素晴らしいと絶賛されていましたが、いつしかブースを離れて行かれ、残された私は、もう一種類のアイスを試させて頂く事となりました。どうしよう・・・。
それは、へーぜルナッツが練りこまれたという女性に人気の味だということでした。
はい、それが上の写真のアイスですね。
確かに、生チョコのような濃厚な美味しさ。
でも、アイス一個でこんなでいいの?というお値段もマーベラス!!

漱石先生一枚と消費税。
でも、せめてもの慰めは、デパートのカード割引の5%引き。
一人で食べるのはなんとももったいないので、虎子と一緒に頂きます。
とりあえず、冷凍庫に格納!!



梅雨明け

2008年07月16日 | Weblog
本日、梅雨が明けました。
お隣の山口県はもう10日も前に明けていたのですが、どういう基準なのか、やっと今日、梅雨明けとなりました。
小学生のころからずっと、この梅雨明けからの時期から夏休み前までが一番暑い日と脳みそにしっかり刻み込まれています。

そんな時期ですが、かすかに存在を認めてからゆっくりゆっくり大きくなってきていたカサブランカのつぼみが、このところ一気に膨らみ始め、まもなく開花を迎えることになりました。
蒸し暑い嫌な時期ですが、花開いて早くあの独特な香りを周囲に漂わせて欲しいものです。



今日、かつての事件をまねたというバスジャックがおきました。幸い、誰も傷つくことなく犯人は捕まりましたが、同じ型のバスに以前乗ったこともあり、また犯人は隣の県の中学生ということで、他人事とは思えない事件でもありました。
以前、娘が中学生の頃、ちょうどPTA役員を引き受けていた時でした。夏休み前の、こんな蒸し暑い時期、男子生徒が授業中に先生に椅子を投げつけ、それによって先生が怪我をされたという事件が起きました。目撃者の語る事件の様子がそれぞれであったり、その前からの先生と生徒の関係や、保護者とのかかわり、いろんなことが絡み合って、なんとも面倒な方向に流れていった事件でした。
こういう蒸し暑い時は、生徒の様子によく注意しておかなくてはならない・・。後で、ある先生が呟かれた言葉が記憶に残っています。
何も全てが天候のせいだということではありませんが、こういう時期にありがちな不穏な雰囲気というものも承知しておかなくてはならないと思います。
現に、我が家でも昨夜、ちょっとした紛争が勃発しました。ははははは。

カサブランカの白い花が早くぱ~っと開いて、そんな空気を拭い去ってくれるとよいのですが。早く咲かないかなあ。

寄宿生

2008年07月13日 | Weblog
妹一家が早めのバカンスをとるというので、うちに預かることになったお二方。もうすっかり老嬢の風格を身に着けたお二人です。
久しぶりだね・・。

数ヶ月前、うちの家族と合同で旅した時は、二匹ともお世話になっている動物病院のホテルに逗留しました。当然ながら猫と犬は別々に離されて数日間過ごしたのですが、その結果、情緒不安に陥り、帰ってからのリハビリがたいへんだったそうです。ですから、今回は、うちで面倒を見ることになりました。
以前は、私が妹の家に出かけていってごはんや運動をさせていました。でも、うちに犬がいなくなってからは、ここに寄宿するようになりました。今回もそのパターンです。


ただ、妹と違って、アバウトな私は彼女たちに躾けをするのが苦手。二匹はすっかりそれをご承知で、かなり自由にふるまっています。今回は、さらに私が風邪気味でいい加減さに拍車がかかっているので、とても気楽に過ごしているようです。


気が付くと、猫のジンジャーはお気に入りのダーリンの靴下を持参して、床の間で置物になっていました。ひんやりしているところを見つけるのが天才的に上手ですね。
一番のお気に入りは、洗濯物を取り込んだままの山ですが、そこを被写体にするのはいくらなんでも、しのびなく・・・。

淡々と

2008年07月10日 | Weblog
「西の魔女が死んだ」という映画が公開されています。
原作も大ヒットしたのだそうですね。
すんなりスリムな本なので、文庫本を買ってみました。
この作者はたしか、空想小説系の方。魔女もの、ファンタジーは私のストライクゾーンです。

よく映画の宣伝などでは、ラスト3分は涙が止まりません。。と謳ってあります。
だけど、一番印象に残っていて、これから肝に銘じていこうと思ったのは違う箇所でした。

小学生の主人公は、ある事情があって、母方の祖母の下に預けられます。その暮らしの健康的でのどかなこと。とても魅力的なのですが、なんと、この祖母が実は?魔女さん。少女はおばあちゃんから魔女修行の訓練を受けます。
でも、魔術を習ったり、空を飛んだりはいたしません。
いうなれば、それは気の持ち方の訓練とでもいったものでしょうか。

おばあちゃんいわく、「上等の魔女は外からの刺激には決して動揺しません。」魔女は自分が心から見たいと思ったものを見ることが出来る能力を授かるらしいのです。そして、魔女は、自分のことは自分で決めるのだと。上等でない魔女は自分が見たくないものを見てそれに振り回されてしまうのだとおばあちゃんは教えます。

この物語でも、「アルゼンチンババア」と同じく、身体は魂の乗り物と考えられています。だから、その身は滅んでも、魂は常に身近に存在しているのだと。

まるで、ターシャチューダーを彷彿とさせるような暮らしぶりのおばあちゃん。
これがどのように大きな画面に出現するのか、是非見に行きたいと思います。

何を隠そう、私も魔女の一人。
悲しみやつらさや怒りを必要以上に心に留めず、あわせて嬉しいこともそう大げさに喜ぶことなく、嫌な事は反芻せず恨まず妬まず、心穏やかに淡々と過ごして行ッければどんなに良いでしょう。
何らかの強い負の感情は、後々、その本人に思いもかけない刃となって戻ってくる・・そんなこともあるのです。
ゆめゆめ訓練を怠らないように、精進いたさねばなりますまい。

なんとなくわらしべ長者

2008年07月09日 | Weblog
昨日まではかなり熱があったのに、昼過ぎから何のご利益があったのか快復傾向に拍車がかかりまして・・・。

数ヶ月に一度訪れる仕事先。いつもは来た道を引き返すだけなのに、ふと思いついたのはこの先には、その昔、通っていた大学があったということ。もうその建物のほとんどは取り壊されて、今は公園になっていることは承知していました。横を通ったことは何度もあります。でも、わざわざ訪れるほど郷愁に浸りたくもなく・・・実にその場所を歩くのは卒業以来のことでした。
町の中、ぽっかりと空が開けているところがその跡地です。



かつて、いろいろな建物があった場所はクローバーで覆われていました。敷地は周囲がフェンスで囲ってあり、唯一残っているのは、レンガ造りの校舎です。近寄るとタイルが剥げ落ちるので立ち入り禁止になっていました。正門からまっすぐに伸びた森戸道路と呼ばれた道を進むと、つきあたりがこの時計のある理学部の建物でした。



こんな並木道があったのかなあ。プラタナスの並木に落ちている実で何度も足を取られそうになりました。一応、病み上がりなので・・。



熱心に?通っていた学部があったはずの場所は、これも見事な原っぱに。この先には小学校の校舎のような文学部もあったはずです。ここを抜けていったん学外に出ます。友達の下宿があった辺りは、ほとんどが新しい建物になっていました。
正面玄関にまわると、こちらはほぼ昔のまま。大学の象徴でもあったフェニックスの木が健在でした。でも、かかっている看板は、「東千田公園」。



近くの商店街にいまもある喫茶店。実はこの商店街にある映画館が今日の最終目的地でした。土地勘だけで歩いてみましたが、無事到着することが出来ました。かねてから観たいと思っていた「アフタースクール」が、このすぐ近くの映画館で上映されているのです。
ここで、腹ごしらえしましょう。でも、上映までに20分しかありません。老夫婦お二人で切り盛りしているご様子。ならば、すぐに出てくるのは・・・とめぼしを付けてお願いしたのがこれでした。海老カツサンドセット!(330円・530円・730円。さあ、おいくらでしょう?)!!うーむ。。。。。
でも、映画館では、「この回は1200円です。」って!
お~~~、通常なら1800円です!ラッキー!!
人生七転び八起き、地獄に仏、犬も歩けば棒に当たる・・・という言葉が浮かんできます。



さて、肝心の「アフタースクール」ですが、これは本当に面白い!!
まだ、上映しているところがあれば是非にとお勧めしたいです。
ただし、出来れば一切の情報を入れないでご覧いただければと思います。
見終わった感想は、「快晴!!」と言う感じでしょうか。
前日までの夏風邪のうっとうしさはいっぺんに吹き飛んでいました。
かなりの距離を歩きましたが、その汗も熱を連れ去ってくれたのかもしれません・・。
細部について検証したくなる映画でもありますね。どなたか親しい人と見に行くと良いのかも?
私の場合は、残念ながら一人でした。虎子は、友達と韓国鍋料理を食べに、ダーリンは今日こそは自分の応援が必要だ!とカープを応援にいってしまうし・・(私は、家で静養していなさいというお達しがでていました)。家に帰っても誰もいないというのは少年少女が非行に走る原因とも言われますが、たしかにそうですね。急遽、映画を見に行こうと思ったのもそういう事情でした。

帰り道。
おお・・・名古屋名物手羽先の看板です。セブンイレブンで売っているのね。
迷わず突進したワタクシ。店内の心当たりのところを探すも、とんと見当たりません。何も買わずに出るのも申し訳なくて、あんみつを購入。レジの店員さんに手羽先は?と聞いてみますと怪訝なお顔。あの・・・看板に出てましたよね?というと、それはまったく違うお店ですとのこと。え・・・?それは近くにあるのですか?としつこく食い下がると、二階ですと教えてくださいました。
セブンイレブンを出ると、あらまあ確かに二階に上がる階段がありました。せっかくですから、お土産を買おう!
お店は平日にも関わらず大繁盛でした。注文して入り口の椅子で待つことしばし。お会計をする皆さんの様子を眺めるのもまた楽しかったです。ある一組のカップルは、仲良く備えてあるサービスの恋おみくじを引いていました。帰りがけ、階段で声を出しておみくじを読んでいる彼女の声が聞こえてきました。「よいにつけ悪いにつけ?とにかく一日も早く別れたほうが身のためです・・・」だって・・・。わーーー!



手羽先はピリッと辛くて香ばしくてとっても美味しかったです。
カープ逆転さよなら勝ちの話を肴にとても美味しいビールを頂きました。

プレビュー初日

2008年07月06日 | Weblog

劇団☆新感線RX五右衛門ロック 。初日に先立つプレビュー公演の模様を特派員虎子が伝えてくれました。

「コマ劇場到着凄い盛り上がりっっっ

ふうむ・・・。プレビュー公演というものは、見たことがありませんが、初日からほどない新感線の舞台は拝見したことがあります。古田さんは、みなさんの動きを横目で追いかけながら、ご自分の立ち位置を確認されておいでのようでしたが

さて、本日はいかなることに?しかしながら、特派員の報告では、さしたることも起こらずに極めて順調に舞台は進行して行ったようです。そうですよね。みなさんその道の達人ですからね。でも、何しろ今回は天下の北大路欣也さんをお迎えしての公演。ひょっとするといつもよりいっそう慎重に配慮されているのかもしれません。

ともかく幕は開きました。これから、どのように変貌していくのでしょうか。日をあけて観劇する楽しみはそれを観ていくことにもあります。できれば、数回観てみたいお芝居ですね。まずは、特派員からの詳細な報告が待たれます。

 


「花よりもなほ」

2008年07月05日 | Weblog
まとめて借りると安いですよというお誘いに乗って借りることにした映画「花よりもなほ」。
これは、一昨年の作品だったのですね。
V6の岡田くんと宮沢りえちゃんの美しいお姿、ついでに?古田新太さんを拝見できればいいやというくらいの軽い気持ちでした。


見終わってすぐは、ふーん・・・。
さほどの大事件が起きるわけでもなく、感動巨編というわけでもなく、見ないで返すことも多いレンタルビデオ(DVDですけど・・)を見終えた満足感だけで眠りに就きました。
でも、一夜明けて、じわじわといい感じになってきたのですね~。
いいです!この映画!!
好きだなあ~、とっても。

もうどうしようもないくらい汚くて貧乏で救いようのない長屋が舞台。そこで暮らしている人たちは、様々な事情を背負っていますが、一様に貧しい暮らしぶりです。主人公の岡田くん演じる宗左衛門は、父親の敵討ちをする目的で松本から江戸に出てきてこの長屋に住み着きました。
同じ長屋には、これも主君の仇討ちを果たそうと隠密にことを運んでいる赤穂浪士も潜伏しています。それに、定職を持たず人々の間をふらふらと漂いながら生きているような古田新太さん演じる遊び人貞四郎。魚の行商や仕立てもので生計を立てている貧しい人たち。一家心中の生き残りで人生を捨てているような捻くれた若者も混じっています。

この長屋では一年に一回、長屋の共同トイレである厠に溜まった排泄物を汲み取り、それを肥料として買い取ってもらった代償で、大家さんから餅が配られます。すなわち、「クソを餅に変える」というわけです。まさに、建設的なリサイクルですね。

物語も、結局は、この妙な定理?をなぞっていくことになるのですが・・・。
宗左衛門は仇討ちを命としながらも、実は剣術は苦手。普段は近所の子どもや長屋の住人たちに読み書きやそろばんを教えて過ごしているという極めて穏やかな性質のお侍さんです。ですから、どうも仇討ちに本気になれません。というより、へっぴり腰。しかも、江戸に逃れた父の敵が身をやつして別の長屋で親子三人ひっそりと仲むつまじく暮らしている様子を見かけてしまい、己の目的遂行の意志は萎えてしまっています。

彼は、ついに一計を案じます。それに協力したのが、貞四郎ほか長屋の面々でした。彼らは、まことに鮮やかな計画で、見事仇討ちを成功させます。
でも、その方法は先の「クソを餅に変える」というものでした。

これは、山田洋次監督の一連の作品、武士の気概を描いたシリーズとはある意味対極をなすものでしょう。実際には、こういう破天荒な出来事は起こりえないと思われれますが、私が親近感を感じ、支持したいのはこちらのほうかもしれません。

「時代劇」を見るつもりで借りてきたDVDでした。でも、その言わんとすることは、時代劇に設定を借りた監督からのメッセージ、「肩の力を抜いてみようよ」ということなのかなあ・・と。
ここで初めて気になった監督のお名前は、是枝裕和さん。
そうです、カンヌ映画祭で柳楽くんが主演男優賞を獲得した、あの「誰も知らない」の監督さんでした。にわかに気になってきた前作。近いうちに是非拝見してみたいものです。

付け足せば、この映画は主演のお二人や古田さん以外にも、とても豪華な出演陣でした。大好きな女優さんの田畑智子さん、最近俄然注目されている加瀬亮さんや國村隼さんに寺島進さん。敵役には、浅野忠信さん。そして、夏川結衣さんまで!
その他にも、それぞれが、本当にぴったりのはまり役でしたが、先ごろ話題になった「ラスト・フレンズ」でモトクロスの先生役だった俳優さんも赤穂浪士役で出演されていました。そうだったのか~。そうそう、キム兄さんも!(忘れちゃいけない、重要な役でした。)


ところで、明日は、古田新太丈の本拠地、劇団☆新感線の「五右衛門ロック」のプレビュー公演です。
この夏一番の大イベント(個人的な・・)の始まり始まり!!です。
特派員送り込みの手はずは整えました。いざ、ケンザン!ケ~ン~ザ~ン~~。

カモシカ

2008年07月03日 | Weblog
大きな被害がなかったようですし、ここで取り上げることをお許しください。
富山の図書館に、カモシカがお出ましになったようです。
山から川に沿って町に出てきたらしく、迷子になったようです。パニックに陥り、何故か図書館に逃げ込んだのですね。
紙の匂いにひかれたのかなあ・・。
ちゃんと、正面の自動ドアを通って入って来たのだそうです。受付の方が、ドアが開いたのに誰もいないなあと思ってよく見ると、そこにカモシカがいたのだそうです。

その模様を伝えるニュース

まさか、本を借りに来たわけでもないでしょうが、図書館にやってくるなんてまるで童話の世界のようです。実際に、取り押さえた方々はそんな暢気なことは言っていられないでしょうけれど。

カモシカは、眠らされて捕まえられて、無事にお山に帰って行ったそうです。

うみわたれ

2008年07月02日 | Weblog
THE CONVOY SHOW 久々の新作「うみわたれ」in 広島。


一ケタ台後半列・センターブロックのお席は、観劇にはまことに理想的なお席でした。目線は舞台の役者さんと同じ高さ。近すぎないから、舞台メークやその時間経過による変化なども目に入らないし、舞台全体が視野に納まり、役者さんのお姿も全身が眺められます。視線が同じ位置と言うことは、舞台の役者さんの立ち位置によっては、一対一で相対するわけで、それはかなりどぎまぎと恐縮したりもする状況であります。今回はかなり高頻度のどぎまぎ感を味わいました。

ときに、双子の兄弟は、同じ時に同じことを思い、なかんずく意識せずに同じ行動を取ることがある・・などと言われます。
これと同じように、同じ年、同じ月に生まれた人間同士も期せずして同じことを考えている・・ということがあるのではないでしょうか。
なんて、妄想じみたことを思う理由が昨日の舞台の台詞の中にありました。
少し前、私に生じた疑問は「夢」に関することでした。夜寝てみる「夢」と、未来への展望という意味での「夢」。どちらも同じ言葉で表されるのは何故なのだろう。これは誰もが抱く素朴な疑問かもしれません。ただ、昨夜の「うみわたれ」の舞台で同じ意味の台詞を聞いた時には、ちょっとした衝撃を味わいました。
同じ年に生まれさらに同じ月に生まれたTHE CONVOY主宰のねずみさんと私はほぼ同じものに刺激を受け成長してきたと思われます。何もかもを世代の特徴として一括りにして考えるのはかなり違和感を感じますが、その世代ごとの特徴、醸し出す雰囲気というものは、やはりあるのかもしれないなあと思いました。
「夢」に関するその曖昧さを抱えたまま舞台は進行し、結局伝えたいメッセージは「子どもの頃の夢をもう一度思い出してみて・・・。」だったのかなあ。
ひたすら優しくお洒落な舞台でした。

ゲストのすまけいさん。
ねずみさんが敬愛する彼の存在が、どうメンバーと融合しているのか・・。
これも今回の興味の一つでした。ただただ、自然な佇まいに感服。そのすまけいさんを囲んでコンボイメンバーが彼を暖かく包み込むようなお芝居でした。
先日久々に目にした映画「リトル・ダンサー」のビリーそのもののようなねずみさんに会えたのも大満足。50歳ではなくもしかして15歳?って、本当に思いたくなるようなすんなりしなやかな肢体に目は釘付けでした。えらいなあ、ちゃんとケアされているのね・・。同じく可愛くて繊細さも倍増の舘様にも驚愕。
ストレッチ、ダンスの訓練、その他もろもろの日々の鍛錬でずっとスタイルをキープされているその精神力の強さを見習いたいですね。

いろんな意味で一段落ついた「うみわたれ」でした。
でも、どうして「うみわたれ」なんだろう・・・・・。
あら、何も理解してなかったのかも(汗!)

帰宅後、久々に腹痛を経験。
THE CONVOYの舞台を見た翌日は、観劇中に代謝が上がるせいか、ぐんと体重が落ちているのですが、今朝はそれが際立っておりました。今流行のデトックス効果もあるのかしら・・・。



最後に、小さな声で「独り言」。
「最前列で、『躍動する身体!』エーンド『ほとばしる汗!!』も、見たかったなぁ・・。」
怖くなるくらい粋なお姿、また見せて欲しいです。