八合目長官山から利尻山
期日 : 1999年7月15、16日
メンバー : Gさん、Iさん、Akky
日程及びコースタイム、天気
7月15日 曇後晴
羽田空港12:30=稚内14:10~15:30=東日本フェリー=利尻島鴛泊港17:10=民宿浜野屋安田(泊)
7月16日 晴、上は雨または霧
民宿浜野屋安田=北麓野営場(210m)5:15―甘露泉水(朝食)5:25~40―五合目6:30―六合目7:01―七合目7:37―八合目8:14―避難小屋(昼食)9:00~40―九合目10:11―山頂(北峰)11:10~40―九合目12:05―避難小屋12:37―七合目13:33―五合目14:06―甘露泉水14:57―北麓野営場15:10―利尻富士温泉16:00=民宿浜野屋安田(泊)
7月17日
礼文島へ
時間8:57(登り5:55、下り3:03)、距離12.6km、標高差1719-210=1509m
感想
利尻山は、コニーデ型の火山で、端正な山容は利尻富士と称されている。山名は、アイヌ語の「リ・シリ」高い・島によるとの事。
飛行機及から見た利尻山は尖っていて素晴らしかった。フェリーから見た利尻山はドンドン大きくなって期待が高まる。宿泊は、モトリヤウシナイ川の脇にあり漁師がやっている民宿で刺身や焼き魚がすごくおいしかった。
稚内空港近くから大沼と利尻山(飛行機より)
稚内港よりフェリーで鴛泊港へ
湾内大橋、鴛泊港に近づいてきた
ペシ岬を望む
16日は、北麓野営場まで車で送ってもらう。甘露泉水の東屋で弁当の朝食。この辺りは蝦夷松、椴松の樹林帯のうっそうとした登山道を登っていく。五合目付近から蒸し暑くなってきた。少し見晴らしがよくなってきて六合目の第一見晴台に着いた。しかし途中七合目から雨が降ってきた。八合目には佐上長官の記念碑があった。3時間20分程で1285mの避難小屋に到着。多くの人が休んでいた。ここから引き返す人もいた。我々は、ここで昼食をとって出発。
北麓野営場
甘露泉水
八合目、長官山
1320m付近から避難小屋、登山口方面を振り返る
九合目からは雨でえぐれたガレの急坂を慎重に登ると北峰の山頂。山頂では祠以外何も見えず残念。南峰とローソク岩の展望を期待していたのに。お花畑が慰めてくれた。
霧の利尻山山頂
山頂下のお花畑
ウコンウツギ
ハクサンチドリ
チシマフウロ
エゾムカシヨモギ
エゾツツジ
イワヒゲ
リシリオウギ
コガネギク
エゾムカシヨモギ
コケモモ
チシマキキョウ
避難小屋と海岸瀬を望む 1350m付近から
コゼンタチバナ
イワオトギリ
ミソガワソウ
長官山より山頂を振り返る
エゾセンテイカ
イワキキョウ
ペシ岬展望台から鴛泊港、上部は利尻山(雲で見えない)
ベシ岬から夕陽ケ丘展望台、ポンモシリ島、礼文島方面
九合目までガレ場を注意して下った。雨がやんだが七合目でまた降ってきて、五合目で上がった。雨の中よく登った。汗を流した利尻富士温泉は、露天風呂が大きく素晴らしかった。
利尻山ルート