晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0923   南アルプス 仙丈ヶ岳

2023-08-28 15:23:23 | 登山

   もうすぐ山頂 標高2990m付近 (右端のピークが山頂)

期 日:2009年9月5~6日

メンバー:(L)、Akky,    (SL)K.Machi、H.fuku、O.yumi、H.yoko  (計5名)

コースタイム・天気 

9月5日(一日目)  晴

 芦安駐車場10:00~30=広河原11:10~12:10=北沢峠12:20~45=北沢駒仙小屋13:00~45―仙水峠14:50~15:10―北沢駒仙小屋(テント泊) 16:00

9月6日(二日目) 晴

 北沢駒仙小屋4:25―二合目5:05―三合目5:30―四合目5:42―大滝ノ頭(五合目)6:09―森林限界(六合目)6:34~43―小仙丈ヶ岳7:08~20―仙丈ヶ岳8:09~28―仙丈小屋8:40~50―丹渓新道分岐9:18―馬ノ背ヒュッテ9:23~30―藪沢分岐9:40―沢の橋10:09~20―大滝滝見台入口10:40―大平山荘11:09―北沢峠11:24―北沢駒仙小屋11:34~12:05―北沢峠12:20~55―広河原13:25=芦安駐車場14:35、白峰会館16:10

    時間 7:09(登り3:44、下り3:06)、距離 9.9km、標高差 3033-1985=1048m、累積標高差 +1260m

 

                                      仙丈ヶ岳 小仙丈ヶ岳ルート

        

山行記録

9月5日(一日目)

    仙丈ヶ岳は花の山として知られており、大仙丈沢、小仙丈沢、薮沢の三つのカールを持つ南アルプスの女王と言われる優雅で風格のある山である。山名は、高さが千丈あるからという説がある。交通の便が比較的良く3000mを越える展望のすばらしい山として選定した。この時期はまだ寒くなくテント泊も快適と思われた。

 一日目に足慣らしとして、アサヨ峰又は栗原山に行きたかったが時間がたりないため仙水峠まで行き磨利支天の大岩壁を眺めた。甲斐駒ヶ岳の白く輝く頂上が雲の切れ目からかすかに見えた。甲斐駒ヶ岳は、何回も登っているが又登りたくなった。

   北沢駒仙小屋のテント場

                         仙水峠峠手前のガレ場

   仙水峠にて 摩利支天の大岩壁の前で

      一日目の夕食 サラダとすき焼き

 テン場に帰り6人用のテントを張った。このテントのポールの通し方は変わっているが、皆さんに手伝ってもらいすぐに張ることができた。水道の近くのテーブルで食事を作り始めたが、急に雨が降ってきたため、テントへ移動して中で食事を作った。ポテトサラダとすき焼きのおいしいメニューでビールが一段とおいしかった。雨も上がり明日は天気と思われた。

9月6日(二日目)

 3時に起きておいしいウドンをいただいた。朝早くてもお腹いっぱい食べられた。頂上からの展望の期待と北沢峠のバスの便を考えて、まだ暗い4:25に出発した。原生林の樹林帯をランプを点けて登っていく。三合目付近でようやく明るくなった。この辺から四合目まで梯子がありやや急な登りである。

     三合目の急坂を登る

       四合目上の急坂を登る 標高2450m

 五合目の大滝ノ頭で薮沢小屋への道を分けて少し登ると森林限界の六合目(2660m)。ハイマツ帯の急坂を登ると小仙丈ヶ岳に到着した。小仙丈沢カールの向こうに仙丈ヶ岳が見えた。ここから富士山、北岳、間ノ岳、鋸岳、甲斐駒ヶ岳、栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山が少し雲がかかっているがよく見えた。ちょっとした岩場を下り、鞍部2850mが八合目。ゆるい坂を頂上を見ながら登っていく。

      五合目大滝ノ頭分岐にて

     六合目森林限界 上は小仙丈ヶ岳

  小仙丈ヶ岳2855mに到着

       小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を望む

   小仙丈ヶ岳西ピークから仙丈ヶ岳

  小仙丈ヶ岳西ピークから岩場を下る

   仙丈ヶ岳への稜線  三つ目のピークが山頂 登山者が見えた

 薮沢カールの右の三ツ目のピークに人がいるのが見えた。ここが山頂だろう。小仙丈ヶ岳から50分で頂上に着いた。ツアーの人たちも到着して混雑した頂上であった。頂上では北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山などの360度の展望を期待したが残念ながら鋸岳、甲斐駒の一部が見えただけであった。

    もうすぐ山頂 登山者が見えた

   万歳山頂だ 後ろは大仙丈ヶ岳

      山頂にて

         山頂からラのパノラマ 大仙丈ヶ岳方面

      山頂からのパノラマ、避難小屋、馬ノ背 鋸、甲斐駒(右)は雲の中

  松峰地蔵分岐付近から山頂を振り返る

       松峰地蔵分岐から降りて来た道を振り返る 左下に仙丈小屋が見える

 サブリーダーからおいしいケーキとコーヒーをいただき、元気が回復した。下りは道が整備されており快適に下ることができた。馬ノ背ヒュッテ付近では、トリカブトやマルハタケブキなどのお花畑。藪沢大滝を見るため馬ノ背ヒュッテ下から藪沢コースに入る。渡渉や崖のヘツリが数回あり緊張するコースであった。藪沢大滝滝見台への道は閉ざされていて行くことができなかった。廃道らしい。

     仙丈小屋まで下りた

     馬の背ヒュッテ付近から山頂を振り返る

     馬の背ヒュッテ付近のお花畑 トリカブト

          ヒメシャジン

    ヒメシャジンと黄色い花

     藪沢ノ滝15m (大滝70mではない)

 大平山荘でおいしい水をいただき北沢峠まで登り返して11:34に北沢駒仙小屋のテン場に着いた。テントを撤収し芦安の白峰会館で風呂に入り汗を流して帰った。お花の時期に再度来たいと思った。


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