晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

1041  上信越 未丈ヶ岳 1553m

2024-09-25 11:34:11 | 登山

      頂上東側の草原で昼食

 

期日 :     2010年10月3日  天気 晴

コースタイム

 伝之助小屋5:30=泣沢避難所5:50=泣沢口5:50~6:00―一回目渡渉6:05―渡渉6:12―渡渉6:30―三俣口6:40―974mピーク7:54~8:05―松ノ木ダオ8:10―未丈ヶ岳頂上10:00~45―1204m標識11:25~30―974mピーク12:10―三俣口13:20―渡渉13:30~40―渡渉13:55―渡渉14:00―泣沢口14:15~30=大湯温泉ユピオ14:35~15:45=小出IC 16:05=あきる野IC 19:00=食事19:10~20:10                                           

   歩行時間7:15(登り4:00、3:15) 距離10.8km 標高差1553-640=913m  累積標高+1100m

              未丈ヶ岳ルート

    未丈ヶ岳ルート標高

記録及感想

 伝之助小屋でシルバーラインの14号トンネルと13号トンネルの間にある泣沢避難所からシャッターを開けて外に出て駐車すればよいことを教わる。トンネルに入りしばらくして避難所に着き、シャッターを開けて外の駐車場に車を止めた。駐車場には他の車はまだなかった。

    泣沢登山口内側ょりシャッターを開けて外へ

     泣沢登山口 シャッターの外側

 したくをしてさっそく歩き始める。来る時の天気予報では、曇時々雨であったが、昨日からの様子では天気は良く今日は降らないと思われた。

 ススキの原を進んでいくと泣沢渡の渡渉があった。沢へは少し下るが足場はしっかりしており鎖も付いており安心である。今回は水量が少なく飛び石伝いに渡れた。

   一回目の渡渉 沢へ下りる

         二回目の渡渉

      三回目の渡渉

 三俣口を過ぎて黒又川のしっかりした赤い橋を渡って尾根道を登り始める。

 沢の水は透明ですごくきれいである。

 ガレた尾根道を登り灌木の樹林帯を登ると974mピークに着いた。荒沢岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳が青い空にそびえていた。昨日登った荒沢岳は、はるかむこうであった。少し下り、松ノ木ダオからブナの林を登り笹や灌木の道を登っていく。

   ガレの稜線974mピーク

     974mピークより荒沢岳、中ノ岳、越後駒ケ岳

           974mピークと駒ヶ岳

    1350m付近より頂上

 1400m付近のヘツリ後、急坂を登ると背の高い笹に囲まれた頂上に着いた。守門岳、浅草岳が大きく見えた。先に着いた地元の二人が、「東側に草原がありすばらしい」と教えてくれたので笹をかき分けて行った。きれいな草原が少し赤くなってすばらしい眺めであった。道は北西の沢に下りていくようであった。草の上に寝てきれいな空を眺めた。

      頂上までもうひと登り 1450m付近

    頂上下の急登 

 

     未丈ヶ岳山頂

     頂上東側の草原で昼食 

      頂上より燧ヶ岳

      頂上より荒沢岳

      中ノ岳

   左奥 守門岳    左 毛猛山

   左 大川猿倉岳   右 村杉岳

 1235m付近より荒沢岳、中ノ岳、越後駒ケ岳

     1204m付近の急坂

  913m 松ノ木ダオ   

   770m付近の松の大木

   三俣口の立派な鉄橋と黒俣川

 昼食を食べて泣沢口まで下った。下りは暑く汗がボトボト落ちた。たどりついた沢で顔を洗いさっぱりした。車で大湯温泉まで行き、温泉「ユピオ」に入り汗を流した。

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1070  上信越、荒沢岳 1969m

2024-09-20 11:19:17 | 登山

         荒沢岳の前嵓 岩峰6峰 側面を通過して左の鎖場を登る

期日  :  2010年10月2日

メンバー :   (L) Akky、他3名

10月2日 晴

 道の駅ゆのたに5:45=銀山平駐車場6:10~40―前山7:20―前嵓基部8:25~35―四番目梯子8:45-前嵓(1536m)9:30―荒沢岳頂上11:30~12:05―前嵓上部13:20―前嵓基部14:25―前山15:30―国道  16:05―駐車場16:25=伝之助小屋(泊)16:30            

 歩行時間9:10 (登り4:50、4:20) 距離9.5km、標高差1969-770=1199m 累積標高差1230m

     荒沢岳ルート

    荒沢岳ルート標高

 

記録及び感想

 小出ICを出るとすぐに道の駅「ゆのたに」に到着しテントを設営し仮眠した。予定より遅く起き寝坊したが、手早く片づけてシルバーラインを通り銀山平駐車場に予定通り到着した。駐車場は車が多かったがなんとか置くことができた。朝食をとり出発。ガスがかかっており天気は良くなりそうだ。

    銀山平駐車場 伝之助登山口

 出発していきなりの急登であるが、元気よく登っていく。みんな元気過ぎて少し心配になった。雑木林を登っていくとブナの森になり気持ちがいい。ガスもすっかり晴れた。ナナカマドの赤い葉が青い空に映えて美しい。

    前山下のブナの大木

    前山より荒沢岳山頂

 越後駒ヶ岳のたおやかな頂上や檜廊下と中ノ岳、荒沢岳の切りたった稜線と頂上も見えてきた。

 段々と1206m峰と前嵓が大きくなってくる。少し登ると「これより岩場注意」(標高1310m)の標識が出て鎖と梯子の急な岩場となった。

    未丈ヶ岳と前嵓

         未丈ヶ岳と前嵓

   標高1310m 前嵓基部 「これより岩場注意」

 少し下って鎖場を登る。急であるが足場がしっかりあり鎖に頼らず登っていく。四本目の梯子を登ると前嵓の鋭く切り立った六つの岩峰が望める所に着いた。六ツのピークに圧倒される。良く見ると一番目と二番目の岩峰の下部をトラバースして三番目の所から登っていくルートが見えた。トラバースは少し下っているが鎖が付いており安全である。

   最初の岩場、鎖場

    二本目の鎖場

     二本目の梯子

     三本目の梯子

    前嵓中間点より岩峰6峰の側面を通過し鎖場、梯子を登る

      梯子を登ってからトラバースを振り返る

  前嵓上部の岩場

 いよいよ100mの上部岩場の登りであるが、ここも足場がしっかりしている。周りは灌木があるため怖さは感じない。40分間で岩場を登り前嵓の標識に着いた。頂上は大きくなったがまだ遠い。

      前むぐら上部1420m付近で休憩

      前嵓の標識

   前むぐらより頂上を望む

手前岩は左から巻く

   頂上手前のピーク

頂上手前のビーク

   手前のピーク

     頂上ピーク

   

 頂上から稜線が中荒沢へ深く落ち込んでいる。振り返ると銀山湖や未丈ヶ岳、守門岳が見えた。さらに笹や灌木の稜線を登っていく。頂上に近づくにつれて紅葉も始まって赤や黄色がきれいだ。一二週間後はすばらしい紅葉となるであろう。

 コブの脇を登り小ピークをへつって岩場を登るとようやく頂上に着いた。天気が良く展望がすばらしい。北から守門岳、飯豊山、安達太良山、朝日岳、会津駒ヶ岳、男体山、燧ヶ岳、平ヶ岳、至仏山、巻機山、兎岳、中ノ岳、八海山、越後駒ヶ岳が見えた。角田山、佐渡は良くわからない。

   山頂

  中の岳、八海山、越後駒

      三岩岳、会津駒ヶ岳

 

        燧ヶ岳

          平ヶ岳  至仏山

 荒沢岳から灰ノ又山方面に踏み跡がしっかり付いていた。兎岳までは2007年ころに刈り払いをして縦走コースが整備されたという。来年、距離は長いが縦走してみたい。

 35分間眺望と紅葉を楽しみ、前嵓を目指して下った。岩場の下りは緊張せずに下った。前嵓の中間まで下って気が楽になった。振り返ると本当にすごい岩壁である。

     山頂から下る

   頂上下のトラバース

    前むぐらを目指して下る

   鎖につかまって前むぐら上部のトラバース

   前嵓の手前まで戻った

 

長い尾根を下って前山まで来て疲れてきたのでブナを見ながらのんびり下った。下山口の近くで土屋さんがアケビとブドウを見つけた。少し酸っぱいがおいしかった。駐車場方面に戻ると今晩の宿の伝之助小屋があった。

  伝之助小屋では、真っ暗の中、天井に輝く星空を見ながら露天風呂に入った。一人で大きな風呂を独占できてすばらしかった。食事も山菜中心の御馳走でおいしかった。

 

 

 

 

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