自宅周辺に一年中留鳥として見かけるようになったメジロ。
メジロって比較的暖かい地方の鳥のイメージがありますが、やまがた県内でも
頻繁に見ることができるようになってきた近年。
とくに冬になって雪が積もると餌が少なくなりますから、民家の庭先に飛んできて
庭木の枯れた実をつつく様になりました。
そんな訳で人間が居ても近くに飛んできて、見やすくなってきた季節です。
このクルミの木には、雪に耐えるようにジッとしていたミヨドリと混ざって
メジロが飛んだり留ったり。
メジロの鳴き声は心地いい音色。
小さい分動きも活発で、慌てて撮ったため逆光の上WBも未調整で暗く写る。
目の前に停まったときは、その目の周りの白さと体の黄緑色が鮮やかでした。
20代の若い頃、メジロに思い出あります。
仕事の関係で、1月から4カ月ほど宮崎県の高岡町(現宮崎市高岡町)にいました。
山形と変わらない山間地の多い農村地帯で、果樹園も山形がリンゴ園なら向こうはミカン園
といった感じです。
会社の先輩に教わり、そのミカン園で枝に鳥モチを付けてメジロを生け捕りにし、鳥かごで
世話をしながら飼っていました。
結構なつく様にまでなりましたが、当然帰ってくるときには持ってくる訳にもいかず、
捕まえたミカン園で放してやった数カ月の思いででした。
毎日餌やりしたのに、振り返りもせずトットと飛んで行きましたとさ。
庭のザクロの木に集団で10羽ほど留っていて、良い声を聞かせてくれました。